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eMAXIS Slim、業界最低水準の手数料を目指し続けるファンドが登場

eMAXISシリーズの概念図

三菱UFJ国際投信プレスリリースより

日経平均やTOPIXなどの株価指数と、同じような動きを目指す投資信託にインデックスファンドがあります。低いコストで運用できるインデックスファンドの先駆けであったeMAXIS(イーマクシス)シリーズの運用コストはとても魅力的なものでありました。

ところが、昨今の投信会社各社の手数料引き下げ競争もあり、次第に手数料面での魅力度が下がってしまい、『イーマクシスが今後どうなるんだろう?』という気持ちで動向を見守っていました。

そこに2017年2月、eMAXISに『業界最低水準の運用コストを目指し続ける投資信託が登場!』というニュースが流れて来ました。今回は業界最低水準の運用コストを実現するeMAXIS Slimについてチェックしていきましょう。

eMAXISはどんなシリーズか?

厚生労働省イデコ資料

三菱UFJ国際投信ウェブサイトより

eMAXISは、日経平均株価やNYダウなどの株式指標と同じような値動きをするように作られたインデックスファンドシリーズの1つです。2009年に運用を開始し、現在では全31本、純資産の合計は2,389億円にもなります(2017年2月現在)。

登場当初は運用にかかる手数料の低さで注目を集めていましたが、先に書いたとおりここ数年はライバルがどんどん手数料を引き下げ、運用コストの面ではeMAXISの魅力が欠けてしまう感じになっていたのが現実です。しかし、eMAXIS Slimの登場で、投信業界の勢力図がちょっと変わってくるかもしれません。

eMAXIS Slimは【業界最低水準の手数料】を目指す投資信託!!

今回登場したeMAXIS Slim、驚くべきは運用にかかる手数料に関する発表内容です。

『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』は、他社類似ファンドの運用コスト に注意を払い、機動的に信託報酬を引き下げることによって、今も、そしてこれからも業界最低水準を目指し続けるインデックスファンドです。できるだけ低コストの投信を購入したいというお客さまからの強いご要望にお応えし、販売会社とのコラボにより誕生しました。(三菱UFJ国際投信プレスリリースより)
運用管理費用(信託報酬)の比較
ファンド名
(クリックでSBIへ)
分類
(ベンチマーク)
eMAXIS
Slim手数料
換金手数料
なしシリーズ
手数料
eMAXIS
Slim
国内株式
国内株式
(TOPIX)
0.1944% 0.1944%
eMAXIS
Slim
国内債券
国内債券
(NOMURA-
BPI総合)
0.1512% 0.1566%
eMAXIS
Slim
先進国株式
先進国株式
(MSCIコクサイ)
0.216% 0.216%
eMAXIS
Slim
先進国債券
先進国債券
(シティ世界国債
インデックス)
0.1836% 0.1836%

ここに書かれているとおり、eMAXIS Slimは現時点でも業界最低水準の手数料を設定していますが、今後ライバルの商品が運用コストを下げてきたらeMAXIS Slimも手数料の引き下げを実施して、業界最低水準を目指します・・・とのこと。ここまで手数料面で攻め込んでいる商品は他では見られません。

現在のラインナップは国内株・国内債券・外国株・外国債券の4資産と限定されており、バリエーションが少ないなぁと感じるかもしれませんが、分散投資に必須であろう資産はしっかり押さえられていると思います。バランスファンドの設定もありませんが、先の4種を自分で組み合わせて購入すれば、自前でバランスファンドを作ることもできます。

自分に合ったポートフォリオ(資産配分)を知りたいということであれば、ロボアドバイザーを活用するのも手です。簡単な質問に答えるだけで、自分に合った資産配分を教えてくれます。

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これらの運用開始日は2月27日。運用開始当初はSBI証券楽天証券マネックス証券証券カブドットコム証券の4証券での取り扱いとなります。(カブドットコムのみ3月6日より)この動きを受けて、既存のeMAXISはどうなるのか?その他のインデックスファンドシリーズがどのような動きを見せるのか、今後の動向が気になるところです。


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