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投資信託の基礎2 - 投資信託の種類

アクティブファンド

アクティブファンドは平均の上を目指す

投資信託には、日経平均株価やTOPIXなどの市場の平均の指標(インデックス)と同じような動きを目指すインデックスファンドとは別の、アクティブファンドがあります。

インデックスファンドは日経平均株価やTOPIXなどの指標と同じような動きを目指すファンドですが、アクティブファンドは様々な運用方針に沿い、市場の平均以上の利益を出そうとするものです

例えば、これから成長が見込める銘柄に投資する「グロースファンド」、企業の指標と株価を比較し、割安と判断される銘柄に投資する「バリューファンド」、特定の業種の銘柄を集めたファンド「セクターファンド」などがアクティブファンドとして挙げられます。

それではアクティブファンドの特徴をチェックしていきます。

インデックスファンドに比べてコストが高い

インデックスファンド・アクティブファンド 運用管理費用の例
運用対象 ファンド名 運用管理費用(信託報酬)
日経平均インデックス ニッセイ日経225インデックスファンド 0.27%
日本株アクティブ ひふみ投信 1.0584%
外国株インデックス 外国株式インデックスe 0.54%
外国株アクティブ 朝日Nvestグローバルバリュー株オープン 1.944%

上はインデックスファンドとアクティブファンドの手数料を比較した一例です。インデックスファンドに比べて、アクティブファンドの運用管理費用(信託報酬)が高いことが分かります。

日経新聞社記事『インデックス対アクティブ 投信はどっちを選ぶ マネーの常識・非常識』によると、日経平均・TOPIXに連動するインデックスファンドの運用管理費用の平均は0.7%アクティブ型の平均は1.6%とあります。

アクティブファンドはインデックスファンドと違い、ファンドに組み込む銘柄を調査した上で作られます。その分コストが上乗せされるのです。また、収益を上げるために多く売買を繰り返すファンドは、売買手数料が運用コストに上乗せされます。購入時手数料もインデックスファンドに比べると高い傾向があります。

低コストなアクティブファンドも登場しています

先にアクティブファンドは『インデックスファンドに比べてコストが高い』と書きましたが、最近は低コストなアクティブファンドが登場してきています。

インデックスファンドシリーズでも、特に低コストにこだわったたわらノーロードシリーズには、たわらノーロードplusという低コスト型のアクティブファンドが登場しました。その他、ひとくふうシリーズという、インデックスファンド並の運用管理費用(信託報酬)を実現した投資信託もあります。

ファンドシリーズ名 本数 運用管理費用
(信託報酬)
特徴
たわらノーロードplus
3本 0.756~0.972% 日本株・先進国・新興国に投資する商品を用意。
ひとくふうシリーズ
4本 0.27~1.224% 日本株・外国株・外国債券型の商品を用意。中でも日本株型の商品は、同類のインデックスファンドの手数料を下回る。
iTrust(アイトラスト)
4本 0.9612~1.4364% 日本株型・世界株式の商品と合わせて『ロボ』『バイオ』といった特定の分野の企業に投資する商品も用意。

アクティブファンドは、必ずインデックスを上回る運用結果を出すわけではない

投資信託には、運用を担当する『ファンドマネージャー』がいます。特にアクティブファンドの運用はマネージャーの腕が結果を左右します。マネージャーは投資のプロではありますが、運用が上手くいく事もあれば、失敗もあります。アクティブファンドは、インデックスファンドよりも必ずしも有利というワケではないのです。

インデックスファンドよりもコストがかかるものですから、投資信託説明書(目論見書)などを事前にチェックし、どのような方針でファンドが運用されるのかを確認し、納得のできるものに投資したいものです。

独自の運用方針で人気を集める『ひふみ投信』

主に日本株を運用し、独自の運用方針で人気を集めるアクティブファンドの1つに、ひふみ投信があります。ひふみ投信は「守りながらふやす」の方針をもとに、成長が期待される企業・株価水準が割安な企業に投資をしています。

アクティブファンドの中でも購入時手数料無料・信託報酬1.0584%と低いコストでの運用を実現しています。また、ファンドマネージャー藤野英人氏によるひふみ投信セミナーなどの活動もあり、個人投資家の注目を集めています。また、優れた実績をあげる商品に与えられる『R&Iファンド大賞』の最優秀ファンド賞を3年連続受賞するなどの実績を持ち合わせています。


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