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英国EU離脱で荒れた相場!こんなときでも、儲けを出せる投資法とは?

為替

2016年6月、イギリスにて大きな出来事が起こりました。それは「イギリスがEUを離脱するか残留するか」を決める国民投票です。

世界の投資家たちは「EU主要国である英国が離脱すれば、景気に影響を及ぼすのではないか」と考えた結果、世界の株価や為替において、極めて大きな変動が見られました。

このような荒れ模様の相場において、投資家が取れる対策は何かあるのでしょうか?

対策1:相場が荒れると、価格が上がる指数!VIX指数を利用する

VIX指数というものをご存知でしょうか?これは別名「恐怖指数」と呼ばれ、世間の投資家が『相場が不安定だ!荒れたらどうしよう…』と先行きが不安な状態になると、この指数値が上昇します。

VIX指数は通常「20程度」に落ち着いているのですが、世界の経済に影響を与えそうな出来事が起こると、とたんに指数値が上昇し始めます。かつてリーマン・ショックが起こったときも数値が急上昇し、その値は「80」を超えました。

また、特徴として「日経平均株価」や「NYダウ」などの株価指数とは逆の動きをすることが挙げられます。世の中の投資家たちは、こういった特徴を活かした商品を買うことによりリスクヘッジ(リスクに備えること)に当てているのです。

特に有名な商品として、上場投資信託【ETF】国際のETF VIX短期先物指数が挙げられ、VIX指数と連動するように作られていることが特筆すべき点です。

ただし、VIX指数を活用したETF商品の値動きはかなり大きく、新興国株式よりもリスクが高いとされていますので、利用する場合は注意が必要です。

また、VIX指数を活用したETF商品の傾向として、相場の不安が高まっているときには価格が上昇しますが、相場が穏やかなときには価格が少しずつ下がります。こういった理由から、短期的に保有するのはオススメしますが、長期的な保有はオススメしません。

対策1の結論:短期的なリスクヘッジにVIX指数を活用した商品を検討する

参考:三菱UFJ国際投信「VIX指数とVIX先物指数について」
http://www.am.mufg.jp/fund/pdf/160001.pdf

対策2:「有事の金」。少額から投資可能な「金」を利用する

有事の金」とはよく言ったもので、相場の混乱時に「金」はよく買われて価格が上昇する傾向にあり、株式やその他投資商品のリスクヘッジとして利用されています。

かつて投資家の間では『金は高価なもので、気軽に買えるものではない』と思われる存在でした。しかし、近年は金価格と連動するように作られた投資信託やETFが販売され、数千~数万円の資金から投資が可能となり、投資家の間で一気に身近な存在になりました。

有名な商品としては、金ETFであるSPDRゴールド・シェアという商品があります。金関連のETFの中でも特に人気を集める商品です。

そんな人気の金ETFですが、注意点もあります。「外貨建ての資産に投資する商品なので、為替変動の影響を受ける」「金に投資するので、分配金が生まれない」という点です。投資をする際はこういった点に注意するといいでしょう。

金ETFには「安価な手数料」「保管コストも不要」という点や「インフレに強い」などのメリットがたくさんありますので、一度検討してみてはいかがでしょうか。

対策2の結論:荒れた相場にも強い「金」にかかわる投資商品を検討する

対策3:相場下落を気にしない!「積立投資」

私も実践していますが、投資信託の積立投資は、相場の変動を気にしない(いい意味でスルーする)投資法と言えます。

積立投資は毎回一定額分の投資信託を購入します。それゆえ相場の低迷時、投資信託の基準価格が下がったときには投資信託を多く買うことになります。相場が混乱している時にも、ただ投資信託を積み立ているだけなので、『評価益が下がっているときに、買い付けをしていて大丈夫なのか?』という感覚になる方も多いでしょう。

しかし、それは安心して下さい。積立投資は相場の下落時に利益を上げるという考え方ではなく、相場の下落時に種をまいておいて、後々資産が成長するのを待つ投資法なのです。積み立てる商品にもよりますが、積立投資はVIXのように大きなリスクはありませんし、運用によって生まれた分配金は、再投資を行うことで資産の成長を後押しします。相場の変動にヤキモキする必要もありません。

相場が荒れたときにも、落ち着いて投資をしたいという方には積立投資がおすすめです。

対策3の結論:相場が下がった時こそチャンス!平常心で積立をコツコツ行う

投資方法は様々あり、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。相場が不安定になったとき、どのような対応をすべきか。自分にあったリスク回避についてルールを決めて、今後の運用をしてみてはいかがでしょうか?

この記事の執筆者

やさしい投資信託のはじめ方編集部

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