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ウェルスナビでの配当金生活を目指すならこまめに出金してはダメなのですか?

お悩み

ウェルスナビでの配当金生活を考えています。
初期投資は30万円、利益が1万円を超えたら1万円だけ出金し、お小遣いにするような形です。
このようにこまめに出金するダメなのでしょうか?

回答

ウェルスナビは、配当金生活に向かないサービスです。長期で資産を大きくしていくコンセプト上、こまめに出金することはできるだけしないほうが良いでしょう

ウェルスナビは、ロボアドバイザーとよばれる資産運用サービスです。「長期・分散・積立」のコンセプトのもとに運用され、かんたんな質問に答えるだけで、資産運用をすべておまかせできます。

利益が出た分、こまめに出金することもできますが、以下2点の理由によりおすすめはしません。

  • 複利効果を期待できなくなる
  • 希望額よりも多めにETFを売却される

複利効果を期待できなくなる

ウェルスナビは、長期で資産を育てていくためのサービスです。長期投資をする上で大切な考え方が「複利効果」です。ウェルスナビでいう「複利効果」とは、得られた利益が運用され続けることで利益が利益を生む状態を指します。

複利効果が働くと雪だるま式に資産が増えていくため、効率的に資産形成ができます。こまめに出金していては、複利効果を期待できず、将来得られたはずリターンを逃してしまうことになるかもしれません。

希望額よりも多めにETFを売却される

ウェルスナビで「1万円」出金依頼をすると、「1万円より多い金額」でETFが売却されます。これは相場変動により価格が下がっても、出勤希望額を用意できるようにするための仕組みです。出金後に余った現金は、条件を満たしていれば改めてETFの購入に充てられます。

また、特定口座で運用している人は、売却益に対して税金がかかることも覚えておきましょう。売却による課税後の再投資は、運用金額を自ら少なくする非効率な運用です。必要以上に売買を繰り返すことは避けるべきでしょう。

ウェルスナビは長期の資産形成に利用できるサービスです。こまめに出金することは、「複利効果を期待できなくなる」、「希望額よりも多めにETFを売却される」の2点から非効率な運用となるため、おすすめしません。

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