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投資信託の基礎2 - 投資信託の種類

インデックスファンド

インデックスファンドは市場の平均を目指す

先ほど紹介したバランスファンドは、「インデックスファンド」をいくつか組み合わせて構成されています。では、インデックスファンドとは、いったいどのようなファンドでしょうか?

日経平均株価とインデックスファンドの比較

インデックスファンドとは、市場平均(ベンチマーク)と同じような動きをする運用を目指すファンドです。ここで言う市場平均とは「日経平均株価」「TOPIX」など、いわゆる株価指数です。

上の表は、日経平均株価赤色)と、日経平均株価と連動するように作られた上場投資信託(投資信託の一種 青色)の価格推移をグラフ化しています。2つがだいたい同じように動いていることが分かります。これは、インデックスファンドを作る銘柄が、日経平均株価を作る銘柄とほぼ同じだからです。つまり、インデックスファンドというのは、常に市場の平均を目指すファンドということになります。

■インデックスファンドのメリット:銘柄選びの手間が減る

株や投資信託は、何千もの銘柄から有望な投資先を選びます。投資経験がある方には楽かもしれませんが、初心者には少しハードルが高いです。その点インデックスファンドは日経平均株価などの株価指数と似た動きをするシンプルな商品なので、投資先選びにかかる手間が減ります。

インデックスファンドの多くは(日本株式、日本債券、外国株式、外国債券)など様々な投資先を商品化しているので、自分のニーズに合わせた投資をしやすいです。また、購入時手数料が無料運用管理費用が比較的安い資金流入があるので規模が大きくなっているなど、積み立て投資の条件に適しています。

インデックスファンド「eMAXIS」商品ラインナップ

インデックスファンド『eMAXIS』の商品ラインナップ

■インデックスファンドのデメリット:利益は市場の平均と同じ

これは「市場の平均を目指す」商品です。市場平均以上に儲けるものではないということを知っておく必要があると思います。

代表的なインデックスファンド

数あるインデックスファンドの中から、注目されている7つのシリーズを紹介します。どのシリーズも低コストで運用できることが注目され、個人投資家の人気を集めるファンドも出てきています。

主要なインデックスファンドシリーズ一覧 (2017年3月時点)
シリーズ名 商品数 シリーズ合計純資産
ニッセイ:<購入・換金手数料なし> 8 520億円
大和:iFree(アイフリー) 12 13億円
UFJ:eMAXIS(イーマクシス) 31 2,363億円
三井住友:SMT(スマート)インデックス 19 1,463億円
One:たわらノーロード 12 122億円
野村:Funds-i(ファンズアイ) 16 664億円
ブラックロック:i-mizuho(アイミズホ) 21 127億円
三井住友:<三井住友・DC>(DC兼用) 11 939億円
三井住友TAM:<インデックスe> 5 249億円
SBI:EXE-i(エグゼアイ) 5 154億円

買いやすさで選ぶ「SMTシリーズ」

SMTシリーズは、販売窓口が広いのが特徴です。ネット証券やネット銀行をはじめ、三井住友銀行やりそな銀行など33社から購入することができます(2014年12月現在)。

ただ、取扱金融機関によって品ぞろえが異なります。様々な商品から自分に合ったものを選びたいという方は、品ぞろえの豊富なネット証券を使うとよいと思います。

SMTインデックスシリーズ - 主要ファンド
ファンド名 分類 純資産総額 運用管理費用 信託財産留保額
日経225インデックス 国内
株式
51.72億円 0.3996% -
TOPIXインデックス 97.72億円 0.3996% 0.05%
JPX日経インデックス 55.75億円 0.3996% -
グローバル株式 外国
株式
504.74億円 0.54% 0.05%
ダウ・ジョーンズ 5.44億円 0.7452% 0.2%
新興国株式 118.27億円 0.648% 0.3%
アジア新興国株式 12.67億円 0.648% 0.3%
国内債券インデックス 債券 110.92億円 0.3996% 0.05%
グローバル債券 外国
債券
139.26億円 0.54% 0.05%
グローバル債券(ヘッジ) 9.04億円 0.54% 0.05%
新興国債券 46.96億円 0.648% 0.3%
米ドル建て新興国債券 3.02億円 0.648% 0.3%
J-REITインデックス REIT 136.50億円 0.432% 0.05%
グローバルREIT 130.33億円 0.594% 0.05%

インデックスファンドを組み合わせることで、運用の幅は大きく広がります。インデックスファンドは手数料も十分安いのですが、もっと運用コストを下げたい方は、次に紹介するETFや、ETFを使ってリレー投資(上級編)に挑戦してみるのもいいかもしれません。


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