住信SBIネット銀行とSBI新生銀行は両方を利用する意味ありますか?
お悩み
SBI証券で口座を開設しようと思います。
SBI証券に口座連携できる銀行として、住信SBIネット銀行とSBI新生銀行があるようですが、両方を利用する意味ありますか?
回答
住信SBIネット銀行とSBI新生銀行は、それぞれ利点が異なるので、両方を利用する意味はあるでしょう。ただし、SBI証券と口座連携できるのは、どちらか一方です。
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行は、「定額自動入金サービス」や「定額自動振込サービス」といったサービスがあり、資金移動しやすいのが特長です。また、目的ごとに口座を分けて管理でき、目的別口座に自動振替する設定もできるため、自動貯金ができて大変便利です。
SBI新生銀行
SBI新生銀行は、住信SBIネット銀行よりも定期預金金利が高く設定されています。また、住信SBIネット銀行のATM手数料の無料回数に制限があるのに対し、SBI新生銀行は、回数制限なしにできます。
SBI証券との連携
SBI証券に口座連携できるのはどちらか一方の銀行口座です。
住信SBIネット銀行は、SBIハイブリッド預金の残高がSBI証券の買付余力に反映されるので、購入できる商品に制限がありません。また、外貨積立の為替コストが無料でSBI証券へ即時入金できるため、米国株・米国ETFの購入をしたい人と相性が良いでしょう。
SBI新生銀行は、SBI証券と口座連携すると0.1%に金利が優遇されます。また、ネットでの他行宛振込手数料月50回まで無料にできるうれしい特典もあります。しかし、SBI証券には、投資信託の積立投資分の入金しかできません。
比較項目 | 住信SBIネット銀行 | SBI新生銀行 |
---|---|---|
連携 サービス |
SBIハイブリッド 預金 |
SBI新生コネクト |
連携後 の金利 |
0.03% | 0.15% |
SBI証券の 買付余力 |
○ 反映される | × 反映されない |
対象商品 | 投信(スポット買付・積立買付)、 株式・ETF、 債券、先物など |
投信(積立買付) のみ |
その他 | 外貨積立の 為替コストが無料 (SBI証券へ 即時入金可能) |
ネットでの 他行宛振込 最大月50回まで 手数料無料 |
なお、SBI新生コネクトを利用する場合、SBIハイブリッド預金は利用できませんが、住信SBIネット銀行の「米ドル定期自動入金サービス」や「外貨入出金サービス」は利用できます。
住信SBIネット銀行とSBI新生銀行の両方使うことも選択肢の1つです。住信SBIネット銀行は、SBI証券の口座を連携し、ATMの利用は、回数制限のないSBI新生銀行といったような使い分けもできるでしょう。