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投資信託の基礎2 - 投資信託の種類

ETF(上場投資信託)

ETFは投資信託の一種

ETFとは、Exchange-Traded Fund の略で、“ 上場投資信託” ともよばれます。インデックスファンドと同じように、日経平均株価などの株式指標と同じような値動きをするしくみを持っており、『日経平均連動型』『TOPIX連動型』などのETFが販売されています。日経平均株価に連動するものであれば、日経平均に似た運用成績を期待できます。

投資信託とETFの違い
  ETF 投資信託
購入窓口 主に証券会社 証券会社・銀行
売買金額の決まり方 市場の取引時間中は常に変動 1日1回基準価格が決まる
最低投資金額 取引価格×取引単位(1口:1万円前後) 1万円前後
信用取引 できる できない
手数料 証券会社ごとに異なる ファンドごと・販売会社ごとに異なる
信託報酬 投資信託より低い ETFより高い
分配金の再投資 できない できる

ETFのメリットとデメリット

ETFは『株と投資信託のしくみを合わせ持った商品』です。投資信託の値段(基準価格)は1日1回発表され、その値段で取引をおこないます。一方ETFは株と同じように価格が変動し、その時々の価格で取引が行われます。つまり、株と同じように「指値・成行注文」ができるということです。こうした投資信託よりも売買の自由度が高い点が、投資信託にないメリットと言えます。

またETFの運用には、投資信託と同様に運用管理費用(信託報酬)を払う必要があります。(参考:投資信託のしくみ) ただ投資信託と比べると、運用管理費用が低くなっています。こうした点もETFのメリットと言えます。

「じゃあ投資信託でなく、はじめからETFを買えばいいのでは?」と思いますよね。しかし、ETFはそこまで器用な商品ではありません。

投資信託は1,000円分と金額を指定して購入することができ、最低500〜1,000円といった少額からでも投資ができます。しかしETFは株と同じく最低購入単位があり、最低でも1万円前後の投資額が必要になってきます。ETFは投資信託と比べて少額投資には向きません。

代表的なETF
対象指標 銘柄名 運用管理費用
日経平均株価 ダイワ上場投信 - 日経225(1320) 0.16%
日経225連動型上場投資信託(1321) 0.24%
iシェアーズ 日経225ETF(1329) 0.17%
上場インデックスファンド225(1330) 0.225%
MAXIS 日経225上場投信(1346) 0.17%
TOPIX ダイワ上場投信 - トピックス(1305) 0.11%
TOPIX連動型上場投資信託(1306) 0.11%
上場インデックスファンドTOPIX(1308) 0.088%
MAXIS トピックス上場投信(1348) 0.078%
JPX日経平均インデックス NEXT FUNDS JPX日経インデックス400連動型上場投信(1591) 0.2%
上場インデックスファンドJPX日経インデックス400(1592) 0.1%
MAXIS JPX日経インデックス400上場投信(1593) 0.078%
ダイワ上場投信 - JPX日経400(1599) 0.18%

投資信託の運用額が大きくなったらリレー投資を使おう

ETFによる投資は、数万円程度からの運用に向いています。ですから「月に数千円から」コツコツ少額から投資をしたいという方は、最初からETFを買うのではなく、ある程度まとまった運用金額になってからETFに乗り換えましょう。

インデックスファンドを積み立てで購入し、ある程度の額になったらそれを売り、類似した系列のETFに買い換えることをリレー投資といいます。リレー投資は、投資信託に比べ運用管理費用が低いETFのメリットを活かした投資法です。長期投資で資産を育てていくスタイルの方に向いています。リレー投資の詳しい説明については別ページで紹介します。


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