【ダイハンvsノムハン】iFreeNEXT 全世界半導体株インデックスと野村半導体を比較して解説
最終更新日:2026年6月5日
世界の半導体関連企業にまとめて投資できる投資信託には、「iFreeNEXT 全世界半導体株インデックス」と「野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)」があります。
iFreeNEXT 全世界半導体株インデックスは、大和アセットマネジメンが運用する半導体ファンドという意味で「ダイハン」、野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)は、略して「ノムハン」と呼ばれています。
ダイハンとノムハンは、、運用方針が異なるため、両方を比較しながら検討する人も多いようです。
このページでは、2つのファンドを「手数料」、「運用実績」、「運用方針」の3点で比較しているので、どちらか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
このページのもくじ
ダイハンとノムハンの比較
「iFreeNEXT 全世界半導体株インデックス」(以下、ダイハン)と「野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)」(以下、ノムハン)の主な違いは、次のとおりです。
| ファンド名 | iFreeNEXT 全世界半導体株インデックス |
野村世界業種別投資シリーズ (世界半導体株投資) |
|---|---|---|
| 投資対象 | NYSE FactSet 全世界半導体株インデックス |
なし (アクティブ) |
| 購入手数料 | 無料 | 最大3.3% |
| 信託報酬 | 0.495% | 1.65% |
| 信託財産留保額 | なし | 0.3% |
| 設定日 | 2025年7月29日 | 2009年6月28日 |
| 純資産総額 | 306億円 | 1兆149億円 |
| 組み入れ銘柄数 | 78銘柄 | 26銘柄 |
| トータルリターン (6か月) | 45.63% | 51.97% |
(2026年6月現在)
大きな違いは、ダイハンがインデックスファンドで、ノムハンはアクティブファンドであることです。
ノムハンは世界各国の半導体関連企業に積極的に投資し、ベンチマークである「MSCI All Country World Semiconductors & Semiconductor Equipment」を上回る成果を目指す運用をおこないます。
どちらか迷ったら、次の3つの比較項目をもとに判断すると良いでしょう。
- 手数料
- 運用実績
- 運用方針
①手数料
ノムハンは、アクティブファンドであるため、手数料は高い水準で設定されています。
| ファンド名 | iFreeNEXT 全世界半導体株インデックス |
野村世界業種別投資シリーズ (世界半導体株投資) |
|---|---|---|
| 購入手数料 (購入時にかかる手数料) |
無料 | 最大3.3% |
| 信託報酬 (保有している間毎日引かれる手数料) |
0.495% | 1.65% |
| 信託財産留保額 (解約する際に負担する手数料) |
なし | 0.3% |
(2026年6月現在)
特に、信託報酬は毎日かかる手数料なので、長く持つほどコスト差は積み重なります。「低コストで投資したい!」「購入時や解約時の手数料を気にしたくない!」という方は、iFreeNEXT全世界半導体株インデックスこと「ダイハン」が候補にあがります。
②運用実績
2026年6月時点では、ノムハンのほうがトータルリターンが高くなっています。ノムハンは、設定から16年以上経っており、長い実績のあるファンドとして安定感があるともいえます。
これまでの実績を重視したい方は、ノムハンが選択肢にあがるでしょう。
| 銘柄名 | リターン | |
|---|---|---|
| 6か月 | 1年 | |
| iFreeNEXT 全世界半導体株インデックス | 45.63% | - |
| 野村世界業種別投資シリーズ (世界半導体株投資) | 51.97% | 140.36% |
(2026年6月現在)
ダイハンは、2025年に設定された比較的新しいファンドです。投資信託の運用資金である「純資産総額」にも大きな差があります。
| ファンド名 | iFreeNEXT 全世界半導体株インデックス |
野村世界業種別投資シリーズ (世界半導体株投資) |
|---|---|---|
| 設定日 | 2025年7月29日 | 2009年6月28日 |
| 純資産総額 | 306億円 | 1兆149億円 |
(2026年6月現在)
純資産総額は大きいと安定した運用が期待できます。逆に少なすぎると、途中で運用が打ち切られ、換金されてしまうこともあるのです。
ただし、一般的には、50億以上あると良いとされています。ダイハンは設定からまだ日が浅いにもかかわらず、純資産総額が300億を超えている点は、評価できるでしょう。
③運用方針
ノムハンは、「ファンドマネージャーによる判断」でベンチマークを超える動きを目指す投資信託です。ダイハンは、「数字による判断」でベンチマークと連動する成果を目指す投資信託です。
構成銘柄に関して、厳格なルールが決められているのはダイハンです。次の2つのルールにより、ダイハンは成長企業の恩恵を受けやすい仕組みになっています。
- 成長性が劣る企業は除外
- 1銘柄の上限は35%
次の表は、ダイハンとノムハンの構成銘柄を比較した表です。
| iFreeNEXT 全世界半導体株インデックス※ |
野村世界業種別投資シリーズ (世界半導体株投資) |
||
|---|---|---|---|
| 銘柄 | 比率 | 銘柄 | 比率 |
| エヌビディア | 33.6% | エヌビディア | 28.9% |
| ブロードコム | 15.9% | ブロードコム | 18.8% |
| TSMC | 8.9% | TSMC | 18.3% |
| TSMC | 5.1% | ASML | 6.8% |
| マイクロン・テクノロジー | 4.9% | アプライド・マテリアルズ | 4.8% |
| ASMLホールディング | 4.6% | KLA | 4.7% |
| マイクロEミニ・ナスダック100先物 | 4.2% | エイスピード・テクノロジー | 3.8% |
| SKハイニックス | 4.1% | モノリシック・パワー・システムズ | 2.7% |
| ラムリサーチ | 2.6% | メディアテック | 2.6% |
| テキサス・インスツルメンツ | 2.1% | テラダイン | 2.6% |
(2026年4月30日時点)
※TSMCが2つ組み入れられているのは、現地の台湾株と米国市場の「ADR」の2つに投資しているためです。
ダイハンは、エヌビディアが30%以上組み入れられています。このことから、より成長力がある会社に、より多く投資できることがわかります。半導体のトレンドが続く場合、こうした設計が強みとして表れやすいので、「しっかり成長企業に投資したい!」という方はダイハンが向いているでしょう。
ダイハンについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。評判や口コミ、今後についても詳しく解説しています。
おすすめの証券会社
ダイハンこと「iFreeNEXT 全世界半導体株インデックス」、ノムハンこと「野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)」に投資するなら、松井証券がおすすめです。
各証券会社では、投資信託の保有残高に応じてポイントが還元されるサービスがあり、松井証券が最も還元率が高いためです。
各証券会社の還元率は次のとおりです。他の証券会社と比べると「2倍」以上の差があることがわかります。
| 銘柄名 | 松井 | SBI | マネックス | eスマート |
|---|---|---|---|---|
| iFreeNEXT 全世界半導体株インデックス | 0.195% | 0.05% | 0.08% | 0.005% |
| 野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資) | 0.715% | 0.15% | 0.08% | 0.05% |
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ダイハンとノムハンを「手数料」、「運用実績」、「運用方針」の3つで比較しました。手数料の低さを重視するなら、ダイハンが向いています。これまでの運用実績を重視するなら、15年以上運用実績があるノムハンが向いています。
この記事の執筆者

やさしい投資信託のはじめ方編集部
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