「つみたてNISA」&「iDeCo」徹底ガイド

つみたてNISA(積立NISA)」や「iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)」を利用すると、税制優遇を受けられます。「どちらを優先すべきか」、「メリット・デメリット」など、各制度について解説しているページをまとめています。また、おすすめ証券会社の比較表も掲載していますので、参考にしてみてください!

「つみたてNISA」と「iDeCo」の比較

各制度について「どちらから使うべきか」、「それぞれ優先すべき人はどのような場合か」といった内容を解説しています。

つみたてNISAガイド

つみたてNISAは、年間40万円の投資枠で購入した投資信託から得られた利益が、最長20年間非課税となる制度です。

以下の各ページで、詳しく解説しています。

おすすめ証券会社比較(つみたてNISA)

つみたてNISAにおすすめの証券会社は、以下の4社です。

「ポイント還元率」や「投資信託の取り扱い」について比較していきます。

購入時のポイント還元(クレカ積立)

クレカ積立とは、クレジットカード決済で投資信託を積み立てられるサービスのことです。各社、つみたてNISAにも対応しています。購入時にポイント還元を受けられるため、普通に積み立てるより断然お得です。

<クレカ積立の比較>
比較項目 SBI マネックス au
カブコム
楽天
還元率 ○0.5%※1 ◎1.1% ○1% ○0.2%※2
貯まる
ポイント
Vポイント マネックス
ポイント
Ponta
ポイント
楽天
ポイント
クレジット
カード
三井住友
カード
マネックス
カード
au PAY
カード
楽天
カード

※1)プラチナ・ゴールドでない通常カードの場合

※2)楽天証券の受け取る信託報酬が0.4%以上であるファンドは、付与率が「1%」となります。

SBI証券のクレカ積立は、ゴールドカードの場合「1%」、プラチナカードの場合「2%」、プラチナプリファードの場合「5%」にポイント還元率が上昇します。
→SBI証券
※プラチナプリファード以外

クレカ積立で最もお得なのは、マネックス証券です。以下のページで詳しく解説しています。
→マネックス証券

auカブコム証券は、auじぶん銀行と連携させることで普通預金の金利が最大200倍になります。
→auカブコム証券

楽天証券には「楽天カードクレジット決済」だけでなく「楽天キャッシュ決済」もあります。
→楽天証券

「運用中のポイント還元率」と「投資信託の取り扱い」

SBI証券、マネックス証券、auカブコム証券では、投資信託の保有金額に応じてポイントが貯まります。

下の表は、主なつみたてNISA対象銘柄の「運用中のポイント還元率」と「投資信託の取り扱い」を比較したものです。
取り扱われている場合は「還元率」、取り扱われていない場合は「-」を表示。
楽天証券は2022年4月から運用中の定期的なポイント還元を廃止したため、取り扱われている場合「還元率」の代わりに「○」を表示。

<ポイント付与率の比較>(年率・%)
銘柄名 SBI マネックス au
カブ
コム
楽天
SBI・V・S&P500 0.022 0 0.005 -
SBI・V・全米株式 0.022 - - -
SBI・V・全世界株式 0.022 - - -
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 0.034 0.03 0.005
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 0.0365 0.03 0.005
eMAXIS Slim 全世界株式
(オール・カントリー)
0.042 0.03 0.005
銘柄名 SBI マネックス au
カブ
コム
楽天
楽天・全米株式インデックス・ファンド 0.05 0.03 0.005
楽天・全世界株式インデックス・ファンド 0.05 0.03 0.005
ひふみプラス 0.15
※1
0.08 0.05
※2

※1)月間平均保有金額が1,000万円以上の場合「0.25%」

※2)月間平均保有金額が100万円以上3,000万円未満の場合「0.12%」、3,000万円以上の場合「0.24%」

このように、「運用中のポイント還元率」と「投資信託の取り扱い」で最も優れているのはSBI証券です。

SBI証券

関連ページ

SBI証券

投資家から選ばれる理由を徹底解説しています。

約5分で申込み完了します。

iDeCoガイド

iDeCoとは、税制上のメリットを受けながら資産形成できる私的年金制度です。

以下の各ページで、詳しく解説しています。

おすすめ証券会社比較(iDeCo)

iDeCoにおすすめの証券会社は、以下の4社です。

「取扱商品」や「手数料・受給期間・支給回数」について比較していきます。

取扱商品

iDeCoは、基本的にポイント還元サービスに対応していません。また、各金融機関の取扱商品数には35本という上限が設定されています。よって、iDeCoの証券会社選びでは「取扱商品の質」が特に重要となります。
※ターゲットイヤー型の投資信託はまとめて1本として数える

下の表は「人気商品の取り扱い」と「定期預金の金利」を比較したものです。

<iDeCo取扱商品の比較>
商品 SBI マネックス 松井 楽天
eMAXIS Slim 全世界株式
(オール・カントリー)
- -
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) - -
eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型) - - -
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) -
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) -
楽天・全世界株式インデックス・ファンド - -
楽天・全米株式インデックス・ファンド - -
商品 SBI マネックス 松井 楽天
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス - - -
ひふみ年金 -
スパークス・新・国際優良日本株ファンド - - -
農林中金<パートナーズ>
長期厳選投資 おおぶね
- - -
セゾン資産形成の達人ファンド - -
セゾン・バンガード・
グローバルバランスファンド
- -
定期預金の金利
(年率・%)
0.01 0.002 0.002 0.002

希望する運用商品が取り扱われている証券会社を選びましょう。

手数料・受給期間・支給回数

iDeCoは、加入時・運用中・受取時などに手数料がかかります。この手数料は各金融機関で異なります。

また、iDeCoで積み立てた資産の受取方法には、「年金」、「一時金」、「年金と一時金の併用」があります。この受取方法についても、各金融機関で差があります。

<手数料・受給期間・支給回数の比較>
比較項目 SBI マネックス
松井楽天
手数料 加入時 2,829円 2,829円
運用中 171円/月 171円/月
受取時 440円/回 440円/回
還付 1,488円 1,488円
移換 4,400円 4,400円
年金受取の
受給期間

5年・10年・
15年・20年
◎5年~20年
(1年刻み)
年金受取で
選べる
支給回数

年1回・年2回・
年4回・年6回
◎年1回・年2回・
年3回・
年4回・
年6回・年12回

※積み立てを行う場合
(行わない場合は両社66円/月)

加入時・運用中・受取時にかかる手数料は、4社とも業界最低水準に設定されています。ただし、iDeCoで積み立てた資産を「年金」として受け取る場合のパターンについては、SBI証券のみやや限定されています。

「つみたてNISA」や「iDeCo」を利用すると税制上のメリットを受けられ、お得に資産形成できます。おすすめ証券会社の比較表を参考に、ぜひ積立投資をスタートしてみてください!