おすすめネット証券会社の比較
【投資信託・手数料・どこがいい?】
投資信託は銀行や証券会社など、さまざまな場所で買えます。その中でも、ネット証券は長期の資産運用に向く運用コストが低い銘柄がそろっています。また、取引する時間や場所を選ばず取引できる点も魅力です。多くのネット証券では100円から投資をはじめられます。
それでは、どの証券会社を選べば良いのでしょうか?このページでは、証券会社を選ぶときにチェックしたい各項目で優れている証券会社を紹介します。
このページのもくじ
投資信託の取り扱い本数と還元率をチェック
主要なネット証券の「投資信託の本数」、「運用時の還元率」をまとめました。多くの投資信託から自分に合ったものを選びたい場合、取り扱い本数に注目してみるのもひとつの手です。
ただし、1,000本以上の取り扱いがある証券会社であれば、どこも資産形成に必要な投資信託は十分そろっているので、お得度を比べられるように「運用時の還元率」も掲載しています。(表の上にあるタブで、本数順と還元率順を切り替えられます)
<投資信託をあつかう主なネット証券>
(2024年10月現在)
※1)特定の金融商品仲介業者経由のみで購入できるファンド、ラップサービス専用のファンドを除く
※2)投資信託の保有額に対する最大還元率(年率)
運用時にもらえる現金やポイントは、還元率が銘柄によって異なる証券会社もあります。銘柄ごとに一番お得な証券会社で取引することを目的に、複数の証券口座を持つのも良いでしょう。
また、松井証券には「移管手数料負担サービス」があり、実質無料で投資信託を移せます。すでに投資信託を持っている場合、松井証券に集めてお得なポイントバックを受ける、という方法もあります。
ポイントサービスを比較
証券各社では、投資信託の取引などでポイントが貯まるサービスを提供しています。松井証券で還元されるポイントは「dポイント」や「PayPayポイント」など多様な交換先が選べて便利です!
SBI証券では「Vポイント」などがもらえて、楽天証券では「楽天ポイント」がもらえます。ここでは、松井証券・SBI証券・楽天証券で取引したときのポイント付与・現金還元と、各社の特徴をまとめました。
各種取引によるポイント還元を比較
各社のポイントサービスを紹介
松井証券は、dポイントやPayPayポイントなどに交換できる松井証券ポイントで還元されます。
他の証券会社から移した投資信託でも、問題ありません。ふつう、投資信託を移すときは手数料がかかりますが、松井証券ではその手数料を負担してくれるサービスがあります。つまり、コスト0でポイントバックを受けられるのです。しかも、最大年率1%という高い還元率です!
SBI証券のVポイントは「ポイント投資」、「クレジットカードでの支払い金額の充当」に使えます。
SBI証券のポイントサービスは、投資額が大きい人におすすめです。投資信託の月間平均保有金額が1,000万円以上になると、もらえるポイントが最大0.25%に増えます。
楽天証券のポイントは「ポイント投資」、「マクドナルドやミスタードーナツなどの支払い」に使えます。
楽天のポイントサービスを活用するなら、楽天カードを使いましょう。楽天カードは普段の利用でポイントが貯まるだけでなく、投信積立の決済でもポイントが貯まります。投信積立の資金引き落とし先を「楽天カード」にすると、積立金額100円につき最大1ポイントがプレゼントされます。
新NISAを比較
新NISAは、投資で得られた利益にかかる税金がゼロになるお得な制度です。非課税は無期限となっています。
以下の表は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を月10万円・5年間積み立てた場合に、受けられるポイント還元のランキングです。
【ランキングの前提条件】
※便宜上、購入日は毎月1日、手数料等は考慮せず価格変動がなかったものとする。
・SBI証券:プラチナ・ゴールドでない通常カードを使用
・マネックス証券:期間限定のポイント還元率UPを考慮しない
・auカブコム証券:auマネ活プランを利用しない
・大和コネクト証券:セゾンプラチナAMEXでない通常カードを使用
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auカブコム証券は、クレカ積立ポイント還元率は1%と業界最高水準の還元率を誇ります。とにかくお得にポイントを貯めていきたい人は、auカブコム証券がおすすめです。
以下の表は、取扱商品・積立回数・クレカ積立の3項目で比較したものです。
松井証券では、当サイトのイチオシ銘柄「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」のほか、極めて低コストで米国株に投資できる「SBI・V・S&P500」、アメリカ以外の全世界株式へ投資できる「楽天・VXUS」に投資できます。
SBI証券や楽天証券では、クレジットカード決済で投資信託を積み立てられます。資産運用しながらポイントが貯められるお得な積立方法です。特に、楽天証券は買付額の最大1%分の還元があるためお得です。
米国ETF投資で比較
米国ETFは、アメリカの証券取引所で売買されているETF(上場投資信託)です。各社の取引手数料は「約定代金×0.495%」で横並びとなっています。
なお、証券会社によっては、優遇対象として指定する米国ETFの買付手数料を無料としている場合があります。買付手数料無料の米国ETF銘柄数は、マネックス証券が主要ネット証券最多です。
iDeCoを比較
iDeCoでは、投資で得られた利益にかかる税金をゼロにできます。さらに、掛け金の全額が所得控除となり、年末調整で天引きされていた税金を取り戻せるため、極めて節税効果が高い制度です。
なお、iDeCoは、取扱商品数の上限が定められています。よって、iDeCoの証券会社選びでは、商品ラインナップが特に重要となります。以下の表は、投資家から人気のある投資信託について、各社iDeCoでの取扱有無を比較したものです。
積み立てたい商品の取り扱いがある証券会社を選びましょう。
主要ネット証券の特徴
大手ネット証券の特徴をかんたんにまとめました。各社とも店舗型の証券会社にはない豊富な銘柄のラインナップと、独自のサービスを提供しています。各社のwebサイトや詳細ページをチェックし、ご自身に合った証券会社を探してみてください。
松井証券
- 投資信託を持っているだけで、最大年率1%分のポイントバックあり
- 投資信託の販売手数料(購入時手数料)が無料
- 1日の株、ETFの取引手数料が50万円まで取引手数料無料
- 資産配分の提案から、運用開始後のフォローまで、すべて無料で使える「投信工房」あり
マネックス証券
- すべての投資信託の販売手数料が無料
- 資産設計のアドバイスツール「MONEX VISION β」が無料で使えます
- iDeCoでeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に投資できる証券会社
楽天証券
- 銘柄のラインナップは業界トップクラス
- 楽天グループとの親和性が高く、各種取引でポイントが貯まります
- 楽天銀行の口座開設+楽天証券との連携で、もれなく現金がもらえるキャンペーン実施中
SBI証券
- 銘柄のラインナップは業界トップクラス
- 投信積立をサポートする「かんたん積立アプリ」が使えます
- SBIグループのネット銀行「住信SBIネット銀行」との連携で2,500円がもらえるキャンペーン実施中
証券会社のキャンペーンを活用しよう
証券会社各社では口座開設や取引などで、キャッシュバックやポイントがもらえるキャンペーン開催されています。中には、岡三オンラインのように入金5万円だけで3,000円がもらえるという会社もあります。
気になる証券会社が複数ある場合、それぞれ開設して使い勝手などを比較してみてはいかがでしょうか。口座の開設や維持にかかる費用は無料なので、複数口座を持っていても損はありません。
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