個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)の運用におすすめの金融機関
イデコ:個人型確定拠出年金(iDeCo)におすすめの金融機関
イデコ:個人型確定拠出年金(iDeCo)を利用するにあたって、商品を運用する金融機関選びが重要になってきます。なぜなら、確定拠出年金を運用する上で必要になる手数料や、運用できる商品が金融機関によって違うからです。特に「口座管理手数料」は、年金運用をしている間、毎月支払うことになるので、注意が必要です。まずは、金融機関選びに重要な点を把握しておきましょう。
①運用できる金融商品のチェック
確定拠出年金を運用する金融機関によって、運用できる商品に差があります。特に、投資信託をメインに運用を予定している方は、商品のラインナップに注目しましょう。また、運用にかかる手数料「信託報酬(運用管理費用)」が年間いくらかかるかチェックしておきましょう。
②イデコ:個人型確定拠出年金(iDeCo)の加入期間中などに支払う手数料をチェック
確定拠出年金イデコを利用するにあたって、金融機関に支払う主な手数料は以下のとおりです。
加入時手数料
「加入時手数料」は、確定拠出年金を始めるために必要な手数料です。 これは「確定拠出年金をはじめるとき」にかかります。この手数料は2,829円となっています。
運用時にかかる手数料
イデコの運用期間中にも手数料がかかります。確定拠出年金の運用期間中から受け取り期間中までずっと支払う手数料です。ですから、あまり費用がかからない金融機関を選びましょう。最安で171円となっています。金融機関によっては200円以下というところもあります。
年金受け取り時の手数料
このほか、60歳以降に年金を受け取るときにかかる給付事務手数料などがあります。この手数料は、どの金融機関もほぼ同じで、毎月400円ほどかかります。
ここで注目するのはやはり「口座管理手数料」ですね。運用期間中ずっとかかるものです。短期間ではそこまで気にならないかもしれませんが、毎月数十円~数百円の差が、何十年と続くと大きな差になってきます。金融機関を選ぶ際には、特に注目しましょう。
オススメの金融機関・証券会社
それでは具体的にオススメの金融機関ですが、ネット証券大手のマネックス証券、楽天証券、SBI証券、松井証券などが挙げられます。口座管理手数料は、ほかの金融機関と比較すると群を抜いて低く設定されています。
※加入時手数料は国民年金基金連合会+運営管理機関への支払い額を合計したものです。
※月額口座管理手数料は、各種支払い額を合算したものです。
いかがでしたか。 気に入った金融機関が見つかれば何よりです。 ちなみに「証券会社の使いやすさは気にした方がいいか」と悩まれる方もいますが、毎回運用の指図をするわけではないので、使い勝手の追求は優先度を低く考えてよいでしょう。
しかし、契約した後に「やはり他の金融機関がいい」と思われる方も中にはいらっしゃるでしょう。 その場合は、途中で金融機関を変更することもできます。 しかし年金資産を一度現金化しなければならず、コストがかかるので、オススメできません。 最初の金融機関選びは大変ですが、無駄なコストをかけないためにもしっかり見極めることが重要です。
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