新NISAの金融機関変更でつみたてNISAはどうなるんですか？
お悩み
新NISAを機に金融機関を変更しようと思っています。
金融機関を変更すると、元のつみたてNISA口座で保有している商品はどうなるのでしょうか？
回答
つみたてNISA（積立NISA）で保有している商品は、変更前の金融機関で非課税期間が終了するまで持ち続けられます。したがって、新NISAに変わるタイミングで金融機関を変更すると、変更前の金融機関では「つみたてNISA口座」、変更後の金融機関では「新NISA口座」を持つことになります。
そもそも新NISA開始でつみたてNISAはどうなる？
2024年から新NISAが開始されることで、2023年末をもって、つみたてNISAでは買付ができなくなります。しかし、つみたてNISAと新NISAは別枠の制度です。つみたてNISAは、新NISAの枠の外で運用を続けられます。
つみたてNISA口座で保有している商品は、別の金融機関へ移管できないため、変更前の金融機関でそのまま持ち続けるのが無難です。売却しなければ、非課税期間が終了するまで、課税されることはありません。
新NISAに変わるタイミングで金融機関の変更をすれば、変更前の金融機関では「つみたてNISA口座」、変更後の金融機関では「新NISA口座」を持つことになります。
別々の金融機関でNISA口座を持つことになりますが、つみたてNISAと新NISAは、制度自体が異なるので、それほど「管理しにくい」とは感じないかもしれません。
新NISAがはじまるタイミングでNISA口座を変更したとしても、つみたてNISAで保有している商品は、変更前の金融機関で運用を続けられます。変更前の金融機関でそのまま持ち続けると良いでしょう。
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