三井住友銀行の新NISA口座を解約・廃止して移管したいです。

お悩み

三井住友銀行で新NISAをはじめた者です。
いろいろ勉強していくうちに、別の証券会社でNISA口座を持っていたほうがお得だと気づきました。
そこで三井住友銀行のNISA口座を廃止か解約して、NISA口座を移管したいのですがどうすればいいですか？

回答

NISA口座を三井住友銀行から別の金融機関に変更するには、三井住友銀行から郵送される「勘定廃止通知書」が必要です。

2025年10月～12月に手続きをすると、2026年1月から金融機関を変更できます。年末にあわてて手続きに取り掛かると、変更に間に合わない可能性がありますので、余裕をもって手続きしましょう。

なお、2026年1月を過ぎてから変更手続きをおこなう場合、2026年に1度でも三井住友銀行のNISA口座で購入すると、2026年内の変更はできませんので注意してください。

＜NISA口座の金融機関変更＞
手続きのタイミング	NISA使用済の場合	NISA未使用の場合
1月～9月	×変更できない	○その年から変更できる
10月～12月	○翌年から変更できる

NISA口座で持っている商品は変更先の金融機関に移管（移動）できません。NISA口座で持っている商品は、売却するか、そのまま持ち続けるか選ぶことになります。そのまま持ち続ける場合は、三井住友銀行のNISA口座を廃止・解約する必要はありません。

NISA口座を変更した場合でも、三井住友銀行のNISA口座で持っている商品は、そのまま三井住友銀行のNISA口座で持ち続けられるのです。（ただし、新たに買付はできません。）

「勘定廃止通知書」は、直接店舗に行き、手続きをすることで郵送されます。店舗窓口の手続きには、次の3点を用意して行きましょう。

乗り換え先として人気の高い証券会社は、SBI証券と楽天証券です。三井住友銀行からSBI証券や楽天証券に乗り換えることで、使えるサービスや購入できる商品が増えて、より便利でお得にNISAを活用できるようになります。

詳しいNISA口座の変更手順は、次のページで紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください！

関連ページ

関連ページ

三井住友銀行とSBI証券、楽天証券のサービスの違いをまとめました。どちらの証券会社が良いか迷っている方はご確認ください。

比較項目		三井住友銀行	楽天証券	SBI証券
つみたて投資枠の取扱本数		4本	277本	279本
eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）		取り扱いなし	取り扱いあり	取り扱いあり
eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）		取り扱いなし	取り扱いあり	取り扱いあり
クレカ積立		取り扱いなし	楽天カード	三井住友カード
貯まるポイント		取り扱いなし	楽天ポイント	Vポイント
ポイント投資		取り扱いなし	楽天ポイント	Vポイント・Pontaポイント
成長投資枠	投資信託	75本	1,441本	1,478本
	個別株	取り扱いなし
	ETF	取り扱いなし