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金・銀・プラチナへの投資を考えていますが、買うならどれがいいでしょうか?

お悩み

貴金属への投資を考えています。
金・銀・プラチナがあると思いますが、買うならどれがいいのでしょうか。

回答

結論からお伝えすると、「」に投資をするのが最適です。金を選ぶ理由は、金が最も市場規模が大きく、価格の安定性が見込まれるからです。

また、金に投資をする方法はいろいろとありますが、定額で自動的に積み立てられる「純金積立」か「投資信託の積立」をおすすめします。

金、銀、プラチナについて、理解を深めていただくために、かんたんに性質をまとめました。

<金・銀・プラチナの特徴>
比較項目 プラチナ
市場規模 約85兆円 約10兆円 約1.1兆円
用途 金貨・金地金(現物資産)
宝飾品・電子部品
宝飾品・電子機器 宝飾品・工業品
安定性 比較的安定 価格変動の幅が大きい 価格変動の幅が大きい

それぞれ詳しく解説します。

金の性質

金は、「有事の金」とも呼ばれる代表的な安全資産です。戦争やインフレなどで世の中が不安定になる局面では、資金の逃避先として選ばれやすく、資産を守る手段として活用されます。

次のグラフは、楽天証券で掲載されている約50年間の金価格の推移と変動要因を表したグラフです。戦争や金融危機を起点に金の価格が上がっているのがわかります。

金価格の推移
出典:楽天証券

また金は、銀やプラチナに比べて市場規模が大きく、価格の安定性も見込めます。世界共通の価値があることから、各国の中央銀行(日本銀行など)や世界中の投資家が取引をしているため、価格が大きく崩れにくいのです。

さらに金は、宝飾品やスマートフォンのような電子部品などにも使われています。戦争やインフレなどの市況に関係なく、需要が枯れにくい点も価格の安定性も見込める理由の1つです。

銀の性質

銀は宝飾品や電子機器に用いられていますが、最近では、太陽光パネルや電気自動車にも使われており、その用途が広がっています。需要は年々伸びている一方で、銀は価格の安定性に欠ける存在ともいえます。

価格の安定性に欠ける理由は「市場規模」です。銀の市場規模は約10兆円と言われており、金と比べると8分の1ほどの市場となっています。

直近では、2026年1月30日に、いわゆる「銀ショック(シルバーショック)」があり、1日でなんと銀価格が33%も下落してしまいました(金も同様に下落しましたが、12%の下落にとどまりました)。

銀価格(先物) 金価格(GLD)

銀価格の推移
出典:SBI証券

それまで急騰した反動ともいえるのですが、金と比べると、市場規模が小さいため価格がぶれやすいのです。

また、金と似たような値動きになることもあれば、工業需要に値動きが左右されることもあり、この点も価格の安定性に欠けます。売りたいときに需要が少ないことも考えられるので、「安全資産」としては心細いかもしれません。

プラチナの性質

プラチナは、工業品や宝飾品などに使われます。工業品では、主に自動車の排気システムの触媒や、パソコンに内蔵されているハードディスクの磁石として使われます。用途が限定的なので、需要と供給のバランスが価格に大きく影響します。

下記のプラチナチャートを見ると、過去1年で2倍程度の値上がりしているものの、1982年からの約45年間投資をしても4倍程度の値上がりにしかなっていません(金は約45年で10倍以上値上がり)。

プラチナ価格の推移
出典:三菱マテリアル

プラチナの市場規模は約1.1兆円ほどで、銀と比べると約10分の1、金と比べると約80分の1という、かなり小さな市場となっています。

以上のことから、金・銀・プラチナへの投資を考えたときに、あえて価格が変動しやすい「銀」や「プラチナ」に投資をする必要はないと言えます。

  1. 銀・プラチナは市場価値が小さい
  2. 銀・プラチナは工業需要に価格が左右される

よって、安全資産として貴金属に投資するなら「金だけで十分」だと言えます。

ポートフォリオ全体に対して、金で保有する最適な割合は、10%程度までと言われています。よって、投資先を金のみに限定するのではなく、株式や投資信託へ分散投資をして、安定的な利回りを確保するような考え方が望ましいです。

金への投資方法

定額で自動的に積み立てられる「純金積立」か「投資信託の積立」をおすすめします。

金価格が上昇していると「一旦、安くなってから買おう…」、「まだまだあがりそう!」とかタイミングを狙って投資をしがちですが、今後の値動きは専門家でも想像がつきません。下手にタイミングは狙わずに、無感情で自動的にコツコツと積み立てられる投資方法と取るのが良いでしょう。

純金積立は、毎月1,000円から積み立てられます。積立額が一定の重量を超えると「金地金(現物)」を引き出せます。楽天証券では、クレジットカード決済で純金積立ができ、。積立額に応じて、0.5%の楽天ポイントを貯められるためお得に「金」を積み立てられます。

楽天証券の純金積立
出典:楽天証券

約5分で申込み完了します。

投資信託は、毎月100円から積み立てられます。現物とは交換できませんが、手軽に購入できることが利点です。次の記事でおすすめの金投資信託を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

金・銀・プラチナの中では、「金」に投資をするのが最適です。金が最も市場規模が大きく、価格の安定性が見込まれるためです。

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