つみたてNISAを乗り換えるタイミングとデメリットを教えてください。
お悩み
つみたてNISAを乗り換えられるタイミングはいつですか?
また、乗り換えにあたってデメリットがあれば教えてください。
回答
つみたてNISA(積立NISA)を乗り換えられるタイミングは、変更したい年の前年10月1日から変更したい年の9月30日までです。(1年に1回)
なお、すでにNISA口座を使って投資をした年は、金融機関の変更ができません。
手続きの タイミング |
NISA使用済 の場合 |
NISA未使用 の場合 |
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1月~9月 | ×変更できない | ○その年から 変更できる |
10月~12月 | ○翌年から変更できる |
2024年から乗り換える場合は、2023年10月から手続きをする必要があります。新NISAがはじまるタイミングで乗り換える人も多くいると予想されます。ギリギリのタイミングで、あわてて取り掛かると変更が間に合わない可能性がありますので、余裕を持って手続きしましょう。
NISA乗り換えのデメリット
現在つみたてNISAで持っている投資信託は、別の金融機関へ移管できません。変更前の金融機関でそのまま持ち続けることになります。そのため、NISA口座を2つ持つことになるので、管理しにくいデメリットがあります。
しかしながら、2024年のタイミングで乗り換えるのならば、乗り換え前の証券会社では「つみたてNISA口座」、乗り換え後の証券会社では「新NISA口座」で運用することになります。
新NISAと現行のつみたてNISAは別枠であるため、つみたてNISAは、新NISAの外枠で運用し続けます。別々の金融機関を使うことになっても制度自体が異なるので、それほど「管理しにくい」とは感じないかもしれません。
つみたてNISA口座を乗り換えられるタイミングは、変更したい年の前年10月1日から変更したい年の9月30日までです。ポイント面で優遇を受けられたり、選べる投資信託の幅が広がったりとメリットが大きい場合、乗り換えを検討してみましょう。