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スペースXに投資できる投資信託・ETFはある?今後組み入れそうな投資信託も紹介!

スペースX(SpaceX)」が上場したことにより、投資信託やETFを通じて投資してみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

現時点では、スペースXを保有している投資信託やETFは多くありません。投資信託なら、「クロスオーバー・グロース」、ETFなら「XOVR」や「NASA」などが上げられます。

しかし、クロスオーバー・グロースは申込停止中で、XOVRは日本の証券会社からは購入できません。NASAは、取り扱われている証券会社がmoomoo証券のみと、アクセスしにくい状況です。

そこで、この記事では、今後組み入れられる可能性が高い投資信託について紹介しています。オルカンやS&P500を通じて、スペースXに投資できるかについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

スペースXを保有している投資信託・ETF

現時点で、スペースXを保有している投資信託・ETFは次の3つです。

  • クロスオーバー・グロース
  • 米国ETF「XOVR」
  • 米国ETF「NASA」

いずれも、未上場の時から、株そのものだけでなく、SPV(特別目的会社)や利益参加権などを通じて実質的に未上場企業の価値変動の影響を受ける資産を保有しています。

それぞれ詳しく解説します。

クロスオーバー・グロース

クロスオーバー・グロースは、上場企業だけでなく、未上場企業にも積極的に投資するアクティブファンドです。正式名称は「ベイリー・ギフォード世界成長企業戦略/SMT.LN外国投資証券ファンド」です。

2026年5月末時点では、スペースXに約18%投資をしています。

<クロスオーバー・グロースの構成銘柄>
銘柄名 比率
スペースX 17.9%
TSMC(TSM) 6.5%
エヌビディア(NVDA) 5.6%
ByteDance Ltd. 4.8%
アマゾン(AMZN) 4.0%

(2026年5月末時点)

残念ながら、クロスオーバー・グロースは、「申込停止」となっており、新たに買付ができません。

クロスオーバー・グロースは、上場前にスペースXに投資できる投資信託として注目が集まりました。純資産総額が急激に拡大し、これまでと同じような運用がむずかしくなったためです。

クロスオーバー・グロースのチャートを確認すると、2026年4月中旬ごろから純資産総額が増加しているのがわかりますね。

<クロスオーバー・グロースのチャート>

クロスオーバー・グロースのチャート
出典:SMBC日興証券

米国ETF「XOVR」

XOVR(Private-Public Crossover ETF)は、上場している企業だけでなく、スペースXのような未上場企業にも投資できる米国ETFです。

2026年6月11日時点で、スペースXに約15%投資していることがわかります。

<XOVRの構成銘柄>
銘柄名 比率
スペースX 13.76%
エヌビディア(NVDA) 10.66%
アルファベット(GOOGL) 7.18%
アステラ・ラブズ(ALAB) 6.48%
メタ・プラットフォームズ(META) 4.96%
アップラビン(APP) 4.03%
ロビンフッド・マーケッツ(HOOD) 3.59%
ナテラ(NTRA) 3.28%
ヴィーバ・システムズ(VEEV) 3.17%
ロケット・ラボ(RKLB) 3.10%
レディット(RDDT) 3.05%

(2026年6月11日時点)

残念ながら、XOVRは、SBI証券、楽天証券をはじめ、日本の証券会社では取り扱いがありません。米国株に強いmoomoo証券でも購入ができません。

XOVRに投資するなら海外の証券口座を開設して購入する必要があります。

米国ETF「NASA」

NASA(Tema Space Innovators ETF)は、宇宙関連企業へ投資する米国ETFです。

2026年6月11日時点で、スペースXに約6%投資していることがわかります。

<NASAの構成銘柄>
銘柄名 比率
ロケット・ラボ(RKLB) 10.75%
エコスター(SATS) 8.01%
MDAスペース(MDA) 7.00%
ASTスペースモバイル(ASTS) 6.02%
インテュイティブ・マシーンズ(LUNR) 5.52%
スペースX 5.52%
ファイアフライ・エアロスペース(FLY) 4.86%
プラネット・ラボ(PL) 4.74%
ビアサット(VSAT) 4.48%
5Nプラス(VNP) 4.00%

(2026年6月11日時点)

NASAを運用するTema ETFsは、スペースXを宇宙経済を支える重要な企業とみています。そのため、SpaceXが上場した後も、継続して組み入れられる可能性が高いでしょう。

NASAは、2026年3月30日に運用が開始された比較的新しいETFです。2026年6月4日より、moomoo証券が取り扱いを開始しました。

現時点で、NASAが購入できるのは、moomoo証券のみです。楽天証券やSBI証券では、購入できません。NASAを購入したい方は、moomoo証券で口座開設しましょう。

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組み入られる可能性が高い投資信託

現時点では、スペースXが組み入れられている投資信託・ETFは限られています。

しかし、スペースXの上場によって、組み入れるファンドが増える可能性があります。そこで、比較的早い段階でスペースXが組み入れられる可能性の高い投資信託を2種類予想してみました。

  1. 宇宙関連のアクティブファンド
  2. NASDAQ100に連動するインデックスファンド

①宇宙関連のアクティブファンド

アクティブファンドは、指数の採用ルールに縛られません。独自に成長性や企業価値を評価して、銘柄を選定するため、スペースXの組み入れを検討する可能性があります。

組み入れる可能性が高いのは、東京海上・宇宙関連株式ファンド(為替ヘッジなし)です。

東京海上・宇宙関連株式ファンド(為替ヘッジなし)は、成長が期待される宇宙関連企業に投資をするアクティブファンドです。銘柄選定の基準として、成長性・企業の質・バリュエーションに着目します。

上場してから一定期間経っていないと採用しないという条件がないため、スペースXが比較的早く採用される可能性があります。

さらに、東京海上・宇宙関連株式ファンド(為替ヘッジなし)は、ロケットや衛星の開発・製造、打ち上げをおこなう企業への投資比率が高いため、スペースXとの相性も良いと言えます。

東京海上・宇宙関連株式ファンド(為替ヘッジなし)の投資対象
出典:「東京海上・宇宙関連株式ファンド」月次レポート

そのほかの宇宙に関する投資信託は、次の記事で解説しています。信託報酬やトータルリターンも掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

②NASDAQ100に連動するインデックスファンド

NASDAQ100とは、米国のNASDAQ市場に上場する大規模な会社100銘柄(金融銘柄以外)から構成される指数のことです。

NASDAQ100には、時価総額が「現在の構成銘柄の上位40位以内」であれば、最短で上場後15営業日で組み入れ銘柄に採用するルールがあります。

時価総額 現在の構成銘柄の上位40位以内
最短の採用時期 上場後15営業日

スペースXは時価総額が約1.8兆ドルと見込まれているため、この条件を満たす可能性があります。

NASDAQ100に連動するインデックスファンドにも注目ですね。おすすめは、ニッセイNASDAQ100インデックスファンド<購入・換金手数料なし>です。NASDAQ100に連動するインデックスファンドの中でも、平均利回りが高く、信託報酬や純資産総額の数字が優れているためです。

次の記事で、平均利回りと信託報酬、純資産総額を比較した最新の「NASDAQ100投資信託ランキング」を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

オルカンとS&P500に採用される可能性

多くの方が投資をしているであろう、オルカンこと「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」と、S&P500インデックスファンドの代表格であるeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)にスペースXが採用される可能性について解説します。

結論から言うと、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の方が早く採用される可能性が高いですが、影響はそれほど大きくないことが予想されます。

銘柄名 組み入れ時期 影響
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 早い 小さい
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 最短1年後 小さい

オルカン

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が連動指数としている「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」には、新しく上場する大型株を早期に採用する仕組みがあります。

そのため、スペースXが時価総額や流動性などの条件を満たせば、早期に指数へ採用される可能性があります。

ただし、組み入れ比率は、0.1~0.5%程度にとどまる可能性があり、値動きへの影響は限定的でしょう。

S&P500

S&P500には、NASDAQ100やMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスとは異なり、上場したばかりの企業をすぐに採用する仕組みはありません。

スペースXの上場に向けて、大型IPO企業の早期採用ルールが検討されましたが、見送られています。そのため、組み入れ銘柄に採用されるには現行ルールである「上場後12か月以上の取引実績」が必要です。

スペースXがS&P500に採用される可能性はありますが、最短でも上場から約1年後に採用が検討されることになります。

現在、スペースXが組み入れられている投資信託・ETFと、今後組み入れられる可能性が高い投資信託を紹介しました。実際にどの投資信託に組み入れられるのか楽しみですね。

この記事の執筆者

やさしい投資信託のはじめ方編集部

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