【タコ足分配に注意】ダイワJ-REITオープンの口コミと利回り

カテゴリー:投資信託
最終更新日 : 2021年08月31日
ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)

ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)が、REIT(リート)に興味のある投資家から多くのお金を集め、純資産総額は4,000億円超となっています。リートとは、比較的少ない金額で不動産に投資できる、株のような金融商品です。

この投資信託は、東証REIT指数に連動するように運用される毎月分配型のインデックスファンドです。東京証券取引所に上場しているすべてのリート(J-REIT)を組み入れています。

このページでは、「ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)の評価」、「タコ足分配とは何か」について解説しています。

基礎データ(評価・評判・口コミなど)

<ダイワJ-REITオープンの基礎データ>
評価・おすすめ度 ★★☆☆☆(2/5)
運用会社 大和アセットマネジメント
連動対象 東証REIT指数
分類 国内リート型インデックス
販売手数料
(購入時手数料)
最大2.2%
(SBI証券なら無料)
信託報酬
(運用管理費用)
0.792%
信託財産留保額 なし

最新の価格・チャートをご覧いただけます。

ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)は、積み立て投資に不向きな投資信託です。

分配金は、投資信託の資産から支払われるものなので、その金額分だけ価格が下がります。預貯金の利息のように見返りとしてもらえるものではなく、投資したお金が戻ってくるだけの仕組みです。

資産を積み上げていくのに、毎月、投資したお金が戻ってくる仕組みは無駄です。また、利益から支払われる分配金には、その都度20%ほど税金がかかってしまうので、資産形成の効率が悪くなります。
(参考:毎月分配型投資信託が損するしくみ

投資信託をもっている間かかる固定コストの信託報酬も割高で、投資家からもあまり評判が良くありません。積み立て投資をする方は、毎月分配型の投資信託を選ばないようにしましょう。

ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)の利回り

利回りは、分配金だけでなく価格の上げ下げも加味したトータルリターンで考えることが重要です。ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)のトータルリターンを、他の低コストの国内リート型インデックスファンドと比較したのが以下の表です。

<国内リート型ファンドの利回り比較>
銘柄名/信託報酬 トータルリターン
1年 3年
ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)
/0.792%
33.76% 10.25%
eMAXIS Slim 国内リートインデックス
0.187%
34.63%
Smart-i Jリートインデックス
0.187%
34.58% 10.81%
野村インデックスファンド・J-REIT
/0.44%
34.68% 11.02%

(2021年8月現在)
※年率換算

これら4つのインデックスファンドは、すべて東証REIT指数に連動します。ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)は、他の投資信託と比べて利回りが低いです。

また、ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)以外の4つの投資信託は、分配金を出しません。分配金を出さない投資信託を使うと、効率良く資産形成できます。国内リート型の投資信託に積み立てするなら、分配金を出さない銘柄を選びましょう。

タコ足分配とは?

タコ足分配とは、投資信託が過度な分配金を出すことです。分配金利回りは高くなりますが、実際は、投資家から集めた資金を分配金として払い戻しているだけなので儲かっているわけではありません。

タコ足分配の由来

タコは自分の足を食べる習性があります。この習性のように、身を削って分配金を出している様子から、タコ足分配と呼ばれています。

ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)は、まさにタコ足分配をしている投資信託です。

<東証REIT指数とダイワJ-REITオープンの比較>
比較項目 利回り
東証REIT指数の予想配当利回り 3.3%
ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)の分配金利回り 25.4%

(2021年7月末時点)

東証REIT指数とダイワJ-REITオープンは、ほとんど同じ構成銘柄なので、明らかに過度な分配金を出しています。

おすすめ証券会社の還元率比較

大手ネット証券には、投資信託を持っているだけで現金やポイントがもらえるサービスがあります。なんの特典もない金融機関で買うよりも間違いなくお得です。

銘柄によって還元率が異なる証券会社もあるので、銘柄ごとに最もお得なところで投資するために、各証券会社の口座を開いて使い分けるのも良いでしょう。

ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)の各証券会社の還元率は、以下の表のようになっています。

<還元率の比較>
順位 証券会社 運用時の
還元率
詳細
ページ
1 SBI証券 0.1% 詳細
2 マネックス証券 0.08% 詳細
3 松井証券 0.05% 詳細
3 auカブコム証券 0.05% 詳細
5 楽天証券 0.048% 詳細

※年率(1万円投資した場合)

(参考:投資信託の現金・ポイント還元率を比較

ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)の場合、SBI証券が最も高い証券会社です。

ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)は、積み立て投資に不向きな投資信託です。また、明らかに過度な分配金を出していて、他の国内リート型インデックスファンドと比べてパフォーマンスも良くないので、おすすめしません。

積み立て投資をする場合、eMAXIS Slim 国内リートインデックスのような低コストで、分配金を出さない投資信託を選びましょう。

この記事の執筆者

やさしい投資信託のはじめ方編集部

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