iDeCo加入申請を会社に知られたくない方へ【事業主の証明書が廃止】
iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)は、節税しながら老後資金を準備できる年金制度です。会社員が加入申請する場合、勤務先に書類を書いてもらわなければなりませんでした。
しかし、法改正に伴い、2024年12月2日から会社に提出しなければならない書類が廃止され、よりiDeCoへの申し込みがかんたんになりました。
このページでは、iDeCo加入を会社に知られたくない方へ向けて「事業主の証明書なしでiDeCoに申し込む方法」、「iDeCoにおすすめの証券会社」といった内容を解説しています。
このページのもくじ
iDeCo加入申請を会社に知られたくない方へ
これまで、会社員の方はiDeCoへ加入申請するにあたって、会社に事業主の証明書の必要事項を記入してもらう必要がありました。法令により、事業主の証明書の提出が必要とされていたためです。
しかし、法改正に伴い、2024年12月2日から事業主の証明書は廃止され、会社へ提出する書類は不要になりました。iDeCoの加入時に必要な書類は、ご自身だけで作成できるようになります!
これは、iDeCo以外の私的年金制度(企業型確定拠出年金、確定給付企業年金など)の情報が、企業年金連合会の整備するプラットフォームから、国民年金基金連合会へ提供されるようになり、iDeCo加入資格の証明が不要になったためです。
ただし、掛金を給与天引きで納付する場合は、引き続き、事業主証明書が必要なためご注意ください。
【証明する内容】
- 厚生年金保険の被保険者であること
- 企業年金等の実施状況
- 加入資格の有無
ご自身で書く箇所は「1.申出者の情報」と「2.掛金額区分」の部分だけです。その他は、勤務先の担当者に書いてもらう必要があります。
国民年金基金連合会は、iDeCo加入時に提出された情報をもとに、勤務先へ加入資格の有無についての確認をします。よって、提出書類の不正はできません。
iDeCoにおすすめの証券会社
事業主の証明書が廃止が廃止されたことで、iDeCoの加入を検討されている人も多いのではないでしょうか。
基本的に、iDeCoへの加入はできるだけ早期をおすすめします。より長い運用期間を確保できる上、一時金として受け取る際の「退職所得控除額」も大きくなってお得であるためです。「退職所得控除額」が大きくなると、受け取れる額も多くなります!
勤続年数※ | 控除額 |
---|---|
20年以下 | 40万円×勤続年数 (80万円未満の場合には、80万円) |
20年超 | 800万円+70万円×(勤続年数-20) |
※iDeCoの場合、掛金を拠出した期間
(1年に満たない端数は、1年に切り上げ)
iDeCoをはじめるなら、松井証券のiDeCoがおすすめです。他の証券会社と比べて、商品ラインナップが充実しており、ポイント還元も受けられるためです。
商品のラインナップ
松井証券のiDeCoでは、投資家からも人気の高い「eMAXIS Slimシリーズ」をどの証券会社よりも多く取り扱っています。もちろん、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」や「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」も取り扱っています。
ポイント還元
松井証券では、iDeCoで保有している投資信託の保有金額に応じてポイントを貯められます。iDeCoでの取り扱い銘柄全てが還元対象なのは、松井証券だけです!
比較項目 | 楽天 | 松井 | マネックス | SBI |
---|---|---|---|---|
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 取り扱いなし | 0.0175% | - | 取り扱いなし |
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 取り扱いなし | 0.0175% | 取り扱いなし | - |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 取り扱いなし | 0.0379% | - | - |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 取り扱いなし | 0.0326% | - | - |
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | 取り扱いなし | 0.055% | 取り扱いなし | - |
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) | 取り扱いなし | 0.055% | 取り扱いなし | 取り扱いなし |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 取り扱いなし | 0.055% | - | - |
松井証券では、総合口座やNISA口座で保有している投資信託に対してもポイントを貯められます。松井証券で総合口座を開設すれば、iDeCoと併せてポイントが貯められてかなりお得です。貯まるポイントも「松井証券ポイント」と共通なので、管理がしやすくなりますよ!
※サービスに変更がある場合もあります。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。
2024年12月2日から、iDeCoの申込に必要だった「事業主の証明書」が不要になりました!どうしてもiDeCoへの加入申請を会社に知られたくない人には朗報です!この機会にiDeCoをはじめる人は、ぜひ松井証券のiDeCoを検討してみてください!
この記事の執筆者
やさしい投資信託のはじめ方編集部
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