【FOLIOに取材①】「ROBOPRO(ロボプロ)」は資産をどう配分している?リバランスはいつ?詳しく聞いてみました!
最終更新日:2025年12月26日
(FOLIOプロダクトマネージャー山口和晃さん)
AIによる将来予測をもとに攻守を調整する資産運用サービス「ROBOPRO(ロボプロ)」。この度ご縁があり、ROBOPROを運用するFOLIOのプロダクトマネージャー山口和晃さんに取材をしました!
ROBOPROといえば、ロボアドバイザーの中でも運用実績が優れていることで知られています。日経トレンディ(2025年7月号)が実施したロボアドバイザー調査※において、24年度の1年間で最も高いリターンを記録しました。
※各社の公表資料を基に、QUICK資産運用研究所がリスク水準別に区分したデータを主要なロボアド4つの中で比較した結果。各ロボアドの成績は、2025年3月末時点の円建てベースでコスト控除後。
今回のインタビューでは、ROBOPROの特徴や、他のロボアドバイザーとの違いについてお聞きしました。ROBOPROの運用実績が優れている理由がわかる内容となっているので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
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ROBOPRO(ロボプロ)はどんなサービス?
ROBOPROは、AIを使って相場予測をおこない、予測に基づき投資配分を調整する全自動の資産運用サービスです。「ロボアドバイザー」の一種ですが、AIを使うのが大きな特徴となっています。
山口さん
編集部
どのようにAIが資産運用に活用されるのでしょうか?
AIを使うことで、相場の下落を察知してリスクを回避したり、景気回復を察知した場合には、「攻め」の姿勢に転じたりと、市場動向に合わせた資産運用を目指すことができます。
山口さん
編集部
市場動向に合わせた資産運用ということですが、ROBOPROは、どんな資産に投資をしているのでしょうか?
ROBOPROの投資対象は、株式や債券、金、不動産など、合計8資産です。
山口さん
AIによる将来の相場予測に基づいて、これら8資産の投資配分を毎月見直し、最適と考えられる2~8資産に分散して投資を行います。
山口さん
編集部
8つの資産に投資をする理由はなんでしょうか?
成長を享受しながらも、リスクを分散するためです。
株式は、世界経済の成長によって高いリターンが期待できる一方で、値動きが大きく、リスクも高くなりがちです。
そこで、株式とは異なる値動きの傾向を持つ債券・不動産・金などにも分散して投資することで、ある資産が下落した場合でも、全体の損失を抑える効果が期待できます。
山口さん
| 資産 | 説明 | |
|---|---|---|
| 株式 | 米国株 | 伝統的なアセットであり、米国の経済成長によるリターン獲得が期待されます。また、インフレへの対応も期待されます。 |
| 先進国株(除く米国) | 伝統的なアセットであり、先進国(主に日本と欧州)の経済成長によるリターン獲得が期待されます。また、インフレへの対応も期待されます。 | |
| 新興国株 | 伝統的なアセットであり、新興国の経済成長によるリターン獲得が期待されます。また、インフレへの対応も期待されます。 | |
| 債券 | 米国債 | 伝統的なアセットであり、株に比べると安定した価格推移が期待されます。 |
| 新興国債 | 株に比べると安定した価格推移が期待される他、新興国のほうが先進国より金利が高い傾向があるため、高いリターンが期待されます。 | |
| ハイイールド債 | 株に比べると安定した価格推移が期待される他、国債よりも高いリターンが期待されます。 | |
| コモディティ | 金 | 代表的な実物資産。インフレへの対応や、株や債券といった金融資産との分散効果が期待されます。 |
| 不動産 | 不動産 | 代表的な実物資産。インフレへの対応や、株や債券といった金融資産との分散効果が期待されます。 |
株式会社FOLIOのサイトより引用。
編集部
8つの資産を組み合わせることで、リスクとリターンのバランスを取っているんですね。
そうです!8つの資産の投資配分を調整していくことで、あらゆるマーケットの局面に対応することを目指しています。
山口さん
編集部
実際に、相場の変化に応じて投資配分がどのように変わった事例はありますか?
例えば、新型コロナウイルス感染拡大を受けて株価が大きく下落した2020年2月・3月には、本格的な株価下落の前の2月18日のリバランスで債券の割合を増やすことで株価下落の影響を緩和する配分にしました。
一方、米中間の相互関税の暫定的な引き下げが合意された2025年5月の直前の4月30日のリバランスでは株式の比率を高め、株価上昇によるリターンの獲得を目指す配分にしています。
山口さん
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ROBOPRO(ロボプロ)はAIをどう活用している?
編集部
ROBOPROは、どのようにAIを活用しているのでしょうか?
ROBOPROでは、AIを単なる分析ツールとして使うのではなく、資産運用の中核に据えて活用しています。AIを活用するROBOPROならではの特徴は3つです。
山口さん
- 40以上の先行指標を多角的に分析し将来を予測
- 合理的な判断をおこない、期待されるトレンド変化への対応
- AI予測をもとに、毎月投資配分を変更
① 40以上の先行指標を多角的に分析し将来を予測
ROBOPROのAIは、40種類以上のマーケットデータを使い、約1,000種の特徴量※を組み合わせて多角的に分析し、金融市場を予測しています。分析に用いるマーケットデータは、実際の景気より先に上下する「先行性の高いデータ」のみを厳選しており、これにより精密な予測が期待できます。
山口さん
※特徴量とは、AIが学習するために与えるヒントや材料となるデータの要素です。特徴量の質や選び方が良いほど、AIが学習できるパターンが明確になり、アウトプット(予測や判定)の精度が高まります。
編集部
すごい量のデータを分析しているんですね!人間にはできない、AIならではの強みが活かされていると感じます。
はい。AIがデータを網羅的に捉えることで、人間の直感や経験則では見落としがちな「兆し」を検知しやすくなります。定量的に市場の変化を読み取ることができる点は、大きな強みです。
山口さん
② 合理的な判断をおこない、期待されるトレンド変化への対応
編集部
AIが予測した結果を、実際の投資判断にどう活かしているのですか?
AIの予測値をもとに、どの資産をどの割合で持つべきかを合理的に判断します。
人間ですと、過去の経験則や感情などにより非合理的な判断をおこなってしまう可能性がありますが、AIは定量的な分析結果だけをもとに合理的に将来を予測します。
その予測と、金融工学に基づいた平均分散法を融合させた合理的な投資判断プロセスにより、トレンドの変化に対応した動きが期待できます。
山口さん
編集部
確かに、合理性を突き詰めた投資判断ができるのは、AIならではですね。下落相場や急変動のときにも対応できるのでしょうか?
はい。通常時の定期リバランスに加えて、AIが急激な相場変動を察知した場合は、臨時でリバランスを実施することもあります。AIがリスクを検知したタイミングで、守りの姿勢へ切り替えたり上昇局面では攻めの姿勢へ切り替えたりする仕組みです。
山口さん
③ AI予測をもとに、毎月投資配分を変更
編集部
どれくらい先まで予測し、どのように投資配分を決定しているのですか?
投資対象となる資産の約1か月後のリターンを予測しています。そのAIの予測をもとに、毎月投資配分を変更しています。
山口さん
編集部
毎月リバランスをおこなっているということですね!
はい。ダイナミックかつ柔軟に投資配分を変更します。
例えば、上昇相場と判断した場合は株式を多めの強気の投資配分にしたり、下落相場と判断した場合は、金や債券資産を多めに保守的な投資配分にするなど、状況に応じて自動で変更を おこないます。
山口さん
編集部
あるときは「攻め」、またあるときは「守り」と、AIの予想に基づいて自動的に攻守を切り替えるわけですね。
下の画像は、ROBOPROがサービスをリリースして以来の投資配分の推移を示した画像です。
※各月に適用される投資配分の変更時点(ex.2025年10月は2025年9月30日時点)の比率を示しています。毎月の投資配分の変更とは別に、臨時で投資配分の変更を実施している場合があります。
ROBOPROがサービスを開始した2020年1月以降の5年9か月間を見ると、時期によって投資配分がまったく違うことがわかりますね!
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利用者にとってのメリットは?
編集部
こうしたダイナミックかつ柔軟な投資配分の変更で、ROBOPROの利用者は、どんなメリットを受けられるでしょうか?
上昇相場を予測したら攻め、下落相場を予測したら守りと自動でポートフォリオを変更し適切と考えられる運用をおこなうので、自身で日々の相場に悩まなくてよくなるのではないでしょうか。
山口さん
編集部
なるほど。常に相場に合わせて最適と思われる運用をしてくれるなら、かなり安心感がありますね。
そうですね。ご自身で資産運用をおこなう場合は、株価やニュースのチェック、資産のモニタリング、定期的な配分の見直しなどをおこなう必要がありますし、相場の急変にも常に気を配らなければなりません。
山口さん
編集部
確かに、それを全部自分でやるのは大変ですよね。
ROBOPROであれば、これらをすべて自動でおこない、あらゆる相場に対応する運用を目指します。ストレスを軽減できるだけでなく、資産運用をROBOPROに任せることで、利用者の方は空いた時間を他のことに有効活用できるのも大きなメリットです。
山口さん
AI予測に基づき、ROBOPROが感情に左右されず、合理的に資産を運用してくれるのは、ROBOPROの大きな魅力ですね。次のページでは、「ロボプロが一般的なロボアドバイザーと比べて、暴落時に下落幅を抑えられた理由」についておうかがいした内容をまとめています。
FOLIOの概要
| 社名 | 株式会社FOLIO |
|---|---|
| 登録番号等 | 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2983号 |
| 加入協会 | 日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会 |
| WEBサイト | https://folio-sec.com |
金融商品のお取引においては、株価、為替相場、金利水準、不動産相場、商品(コモディティ)相場、その他の指標の変動等により損失が生じ、投資元本を割り込むおそれがあります。ご契約の際は、契約締結前交付書面、ROBOPRO投資一任契約書等の内容を十分にご確認ください。手数料等およびリスクの詳細はこちらをご確認ください。
https://folio-sec.com/support/terms/transaction-fees
この記事の執筆者

やさしい投資信託のはじめ方編集部
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