【FOLIOに取材②】ロボプロが一般的なロボアドバイザーと比べて、暴落時に下落幅を抑えられた理由
最終更新日:2025年12月26日
(FOLIOプロダクトマネージャー山口和晃さん)
AIによる将来予測を搭載した資産運用サービス「ROBOPRO(ロボプロ)」を運用するFOLIOのプロダクトマネージャー山口和晃さんに取材をしました!(本ページは2ページ目です。)
【FOLIOに取材①】では、ROBOPROのサービスについて、投資対象や投資配分、どうのようにAIを活用しているのかおうかがいしました。
本ページでは、実際におきた金融市場の暴落を例に、ROBOPROが一般的なロボアドバイザーと比べて、下落幅を抑えられた理由をお話しいただいています。
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一般的なロボアドバイザーとROBOPROの違い
一般的なロボアドバイザーは、リスク許容度が異なる運用コースの中から自身が取れるリスクの範囲内で運用をおこないます。
一方で、ROBOPROには運用コースはありません。あらゆる局面への対応を目指す1コースのみ運用しています。
山口さん
編集部
一般的なロボアドバイザーの場合は、リスク許容度が高いコースであれば、株式中心の投資配分。リスク許容度が低いコースであれば、債券中心の投資配分で運用されることが多いですよね。
一般的なロボアドバイザーの場合は、リスク許容度に応じて、あらかじめ決まった投資配分を一定に保つことを目指して運用されます。
ROBOPROは、相場に合わせて投資配分を変えることで、先回りしてリスクを調整しています。
山口さん
下のグラフを確認すると、一般的なロボアドバイザーは、投資配分が大きく変化しないのに対し、ROBOPROは、投資配分が大きく変化しているのがわかります。
相場の予測にAIを使っている点も、一般的なロボアドバイザーとは異なります。
一般的なロボアドバイザーは、リスクの推定に「平均分散法※」を用いて投資配分を決定します。ROBOPROではAIで市場データを分析したうえで「平均分散法」を活用し、相場変化に応じた投資配分の最適化を目指しています。
山口さん
※将来期待されるリターンとリスクに基づいてポートフォリオを設計する手法のこと
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暴落時に下落幅を抑えられた理由
編集部
AIの予測が、実際に下落相場を乗り越える助けになった事例はありますか?
はい。最近のわかりやすい局面ですと2024年8月に世界的な株安となった暴落局面と、2025年4月の「トランプ・ショック」の2つの局面で、下落幅を大きく抑えられた事例があります。
山口さん
それぞれの暴落局面で、ROBOPROのAIがどのような予測をして、投資配分を変更したことで、S&P500や一般的なロボアドバイザーと比べて高いパフォーマンスを実現できたのか、おうかがいしていきます!
【事例①】2024年夏の世界的な株安
編集部
2024年8月に世界的に株式が売られる流れとなり、大きな暴落局面となりましたよね。当時のROBOPROの運用成績は、株価指数やほかのロボアドバイザーと比べていかがでしたか?
はい。2024年7月以降、米国の景気減速懸念や金融引き締め長期化への不安が高まり、世界的な株安の状況下、2024年7月10日から2024年8月30日にかけて、TOPIXは「-6.75%」、世界株式は「-8.64%」、S&P500は「-9.38%」とかなり下落しています。
一般的なロボアドバイザーも「-7.54%」と下落しているなか、ROBOPROは「-2.76%」と下落幅を抑えることができました。
山口さん


編集部
相場全体が下落していた中で、ROBOPROだけが下落幅を抑えられたのは驚きです!なぜ、一般的なロボアドバイザーよりも暴落時に下落幅を抑えられたのでしょうか?
一般的なロボアドバイザーとは違い、AIの予測からリスクを事前に察知し、先回りして調整できたためと考えています。
山口さん
編集部
具体的に、ROBOPROはどのような動きをしていたのでしょうか。
2024年4月から10月にかけて、ROBOPROの投資配分は、次のように変化しています。
山口さん
ROBOPROは、2024年6月から、米国株式を保有せず、米国の金利が下がる※ことによってメリットを受ける「不動産」、一般的に安全資産とされる「金」、「米国債券」を保有していました。
結果として、7月中旬以降の株式の下落には巻き込まれませんでした。
山口さん
※2024年7月中旬以降、投資家の資金は、株式市場の不安定さを受けて、比較的安全とされる債券市場へと流れています。特に米国の長期国債が買われたことで、債券価格が上昇し、結果として米国の長期金利は低下しました。(債券の価格と金利は、一般的に反対方向に動く関係にあります。)
8月以降は、徐々に米国株式の組み入れ比率をあげることで、株式のリバウンドに備えました。
山口さん
実際、米国株式は、2024年9月中旬以降、右肩上がりに上昇をしています。下の表は、S&P500に連動するインデックスファンド「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の値動きです。
編集部
未来を見通せていたかのような動きをしていますね!特に、米国株式が反発することを見越した投資配分には驚きです。
守りの期間から回復期に切り替える判断を、AIの先行指標分析等を活かして適時おこなっていたからこそ、この反発を早く取りにいけたのだと思います。
山口さん
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【事例②】トランプ関税ショック
編集部
次は、2025年4月の暴落局面である「トランプ関税ショック」のときに、ROBOPROがどのように立ち回ったのかお聞かせください!
5月12日には、2月12日を基準としてS&P500が「-6.84%」、世界株式が「-4.01%」、一般的なロボアドバイザーが「-2.62%」と下落しています。
こうした状況下で、ROBOPROはトランプ関税ショックによる下落を小さく抑え、株式市場の回復局面では、上昇局面をしっかり捉える運用を実現し、最高値を更新※しています。
山口さん
※トランプ関税ショック前にROBOPROがつけた高値(2025年2月12日)を2025年5月12日に更新。
トランプショックとは
2025年4月、トランプ大統領が導入を表明した大規模な関税政策をきっかけに、株式市場が急落しました。いわゆる「トランプ関税ショック」と呼ばれる暴落です。
その後、関税案に一部保留や見直しの動きが出たことで、市場は落ち着きを取り戻し、株価は下落分を取り戻す動きを見せました。
編集部
またしても、一般的なロボアドバイザーを上回るパフォーマンスですね。このトランプ関税ショックでは、どのように投資配分を変えたのでしょうか。
2025年1月から2025年5月にかけて、ROBOPROの投資配分は、次のように変化しています。
山口さん
1月から2月にかけて、金や新興国株式を多く保有し、米国株式の割合を減らしています。3月は米国株式を増やしましたが、金や新興国株式を比較的多く持ち続けたことが下落幅を抑える結果となりました。
山口さん
4月10日に実施された臨時リバランスでは、先進国株式を増やし、結果的に株式資産の中で最も回復が早かった先進国株式の保有が上昇に貢献しました。
山口さん
編集部
こうして、攻守を切り替えが実現されているんですね。
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ロボプロの実績をチェック
AIの将来予測によるリスク調整により、常に相場の状況に応じて、常に最適だと思われる投資配分で運用してくれるROBOPRO。
運用開始以来、さまざまな実績を残しています。今回は、2つの実績を紹介するとともに、なぜこのような好成績を出せているのか聞いてみました。
- 累積パフォーマンスは+150%超!
- 1年以上継続した利用者の99.8%がプラス
累積パフォーマンスは+150%超!
ROBOPROは、サービスのリリースから2025年10月末までの累積パフォーマンスは「+155.32%」と右肩上がりの成長を続けています。
編集部
ROBOPROの好成績を支えた要因は、どのような点にありますか?
AIの予測が功を奏したことが最も大きな要因かと考えています。
AIの予測に基づきポートフォリオを変更することで、下落相場では下落幅を抑制し、上昇相場では波にのることができました。その結果、相対的に効率の良い運用ができたので、好パフォーマンスを実現できたと思います。
山口さん
1年以上継続した利用者の99.8%がプラス
※2025年3月31日時点
※運用実績は過去のものであり、将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。
編集部
「1年以上継続した利用者の99.8%がプラス」という実績は、どのような要因で実現できたのでしょうか?
投資配分の見直しと資産の分散がきちんとできたことがあるかと考えます。また、ほかの資産運用にもいえることですが、時間を味方につけることが重要だと思います。 短期ではどうしても値動きが激しくなりますが、1年、2年と続けることでそうした“ノイズ”が薄れていき、回復局面でしっかり上昇分を取り込めるようになります。
山口さん
下のグラフは、運用期間別のパフォーマンスを表している画像です。運用期間が長ければ長いほど、利用者のほとんどがプラスになっているのがわかります。
なんと、2年以上運用を続けた場合にはすべてプラスリターンとなっています。
※2025年3月末時点においてROBOPROの運用資産残高があり、過去に部分売却や全売却を行っていない口座について、その運用期間と損益率を集計しています。数値は小数第3位以下を切り捨てて表示しています。過去の運用実績は将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。
なぜ、ROBOPROが好成績を残している理由がよくわかる内容でした。次のページでは、「ロボプロがS&P500やオルカンと相性がいい理由とは!?パフォーマンスを比較して解説」についておうかがいした内容をまとめています。
FOLIOの概要
| 社名 | 株式会社FOLIO |
|---|---|
| 登録番号等 | 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2983号 |
| 加入協会 | 日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会 |
| WEBサイト | https://folio-sec.com |
金融商品のお取引においては、株価、為替相場、金利水準、不動産相場、商品(コモディティ)相場、その他の指標の変動等により損失が生じ、投資元本を割り込むおそれがあります。ご契約の際は、契約締結前交付書面、ROBOPRO投資一任契約書等の内容を十分にご確認ください。手数料等およびリスクの詳細はこちらをご確認ください。
https://folio-sec.com/support/terms/transaction-fees
この記事の執筆者

やさしい投資信託のはじめ方編集部
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一般的なロボアドバイザーとROBOPROの違いを教えてください。