楽天証券の楽天キャッシュ積立【新NISA・毎日積立は?楽天ペイとの違い】
2022年6月19日から、楽天証券が「楽天キャッシュ決済」という投資信託の新たな積立方法を開始しました。このページでは、楽天キャッシュ決済について「新NISAの積立でも利用できるか」、「デメリット・注意点はあるか」など解説しています。
楽天キャッシュ決済とは【楽天ペイとの違い】
積立設定可能額 | 毎月100円~50,000円 |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5% |
ボーナス設定 | × できない |
対象となる口座 | 特定口座、一般口座、NISA成長投資枠、NISAつみたて投資枠 |
対象外の口座 | 未成年口座、法人口座 |
対象商品 | 楽天証券が取り扱う積立可能な投資信託 |
申込締切日 | 毎月12日までの積立設定で翌月の積立注文が行われる |
買付日 | 毎月1日~28日から任意の日を指定 |
楽天キャッシュ決済は、投資信託を楽天キャッシュで決済できる積立方法です。お得なポイント還元を受けながら資産形成できます。
楽天キャッシュとは【楽天ペイとの違い】
楽天キャッシュは「オンライン上の電子マネー」、楽天ペイは「スマホ決済サービス」です。
楽天キャッシュは、楽天ペイや楽天市場など、さまざまなサービスで使えます。楽天カード・楽天銀行・楽天ラクマなど、いろいろなチャージの仕方が用意されています。
ポイント還元率【2024年最新版】
楽天キャッシュ決済のポイント還元率は、「0.5%」です。投信積立時にポイントが還元されます。
楽天証券には「楽天カードクレジット決済」という積立方法もあります。以下の表は、「楽天キャッシュ決済」と「楽天カードクレジット決済」のポイント還元率を比較したものです。
積み立てる 銘柄 |
楽天キャッシュ 決済 |
楽天カード クレジット決済 |
---|---|---|
低コスト投信※1 | 0.5% | 0.5%~1% |
高コスト投信※2 | 0.5% | 1% |
※1)証券会社の受け取る信託報酬が0.4%未満
※2)証券会社の受け取る信託報酬が0.4%以上
このように、「楽天カードクレジット決済」を優先させて使うとお得です。
なお、「楽天キャッシュ決済」は毎月50,000円まで、「楽天カードクレジット決済」は、毎月100,000円まで設定できます。これらは併用できるため、毎月最大150,000円までキャッシュレス積立可能です。
新NISAでの利用・毎日積立はできるの?
楽天キャッシュ決済は、新NISAでも利用できます。なお、新NISAで楽天キャッシュ決済を利用する場合、以下の点にご注意ください。
毎日積立が指定できない
楽天キャッシュ決済では、毎日積立ができません。毎月1日~28日から、任意の買付日を指定して積立投資を行います。
初月は2か月分のカード請求になる場合がある
1日~12日の間に積立設定をすると、当月分と翌月分のチャージが同じ月になり、カード請求が2か月分となる場合があります。
「楽天証券ポイントコース」だと利用できない
楽天キャッシュ決済は「楽天ポイントコース」の人が使えるサービスです。「楽天証券ポイントコース」の人は使えないため、「楽天ポイントコース」へ変更する必要があります。
楽天キャッシュ決済のやり方・設定
楽天キャッシュ決済で投信積立をする人は、楽天カードを利用した「オートチャージ設定」が便利です。楽天キャッシュの残高があらかじめ設定した金額以上にキープできるため、毎月の積立金額が不足しないようにできます。
楽天キャッシュ決済でオートチャージ設定をされる方は、まず楽天カードをお手元にご用意ください。まだ、発行されていない方は、楽天カードの申し込みをしましょう。
楽天キャッシュ決済のやり方は、かんたんです。投資信託の新規積立設定をするときに「楽天キャッシュ」を選び、「オートチャージ設定」まで完了させるだけです。
最後に、まだ楽天証券の口座開設をされていない方のために、お得なキャンペーンをご紹介します。
楽天証券のキャンペーン
楽天キャッシュ決済は、お得なポイント還元を受けながら資産形成できる積立方法です。新NISAでも使えます。なお、1日~12日の間に積立設定をすると、当月分と翌月分のチャージが同じ月になり、カード請求が2か月分となる場合がある点にはご注意ください。
この記事の執筆者
やさしい投資信託のはじめ方編集部
Twitter「@toushikiso」でも情報発信中です!
「やさしい投資信託のはじめ方」は、これから投資をはじめたい!という方に投資信託を使った投資方法を紹介する、初心者向けのサイトです。口座開設から積立投資、新NISAやiDecoなど、将来の資産形成に役立つ情報を紹介しています。