S&P500とは?わかりやすく解説【配当はいつ?年利何%ぐらい?】

カテゴリー:ニュース・その他
最終更新日 : 2021年07月21日
バンガードs&p500etf(voo)のチャート

投資の神様とも呼ばれるウォーレン・バフェット氏が、個人投資家に向けてS&P500に連動するインデックスファンドへの投資を推奨しています。こういった背景もあり、近年、日本の個人投資家の間でも、S&P500への注目度が高まっています。

このページでは、「S&P500の解説」や「投資するのはS&P500だけでいいのか」といった内容をわかりやすく解説しています。

S&P500とは?【わかりやすく解説】

S&P500とは、アメリカの代表的な500社の株式で構成される指数です。規模が大きい会社ほど比率が高くなるように構成されていて、アメリカの株式市場全体の動きを表す指標として利用されています。

S&Pは、アメリカの格付け会社である、スタンダード・アンド・プアーズのことです。
※現社名:S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス

S&P500に連動するインデックスファンドに投資すると、アメリカ経済にまるごと投資するのと同じような運用成果を得られます。

概要(構成銘柄・買い方など)

S&P500の構成銘柄は以下のとおりです。

<S&P500の構成銘柄(上位10)>
順位 銘柄名 主なサービス
など
組入比率
1 アップル iPhone 5.92%
2 マイクロソフト Windows 5.62%
3 アマゾン・ドット・コム ネットショッピング 4.06%
4 フェイスブック Instagram 2.29%
5 アルファベット
(議決権あり)
Google 2.02%
6 アルファベット
(議決権なし)
Google 1.97%
7 バークシャー・ハサウェイ 機関投資家 1.44%
8 テスラ 電気自動車 1.44%
9 エヌビディア 半導体 1.37%
10 JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー 金融サービス 1.30%

(2021年7月現在)

このように、世界レベルで有名な大企業を中心とした構成となっています。

おすすめのインデックスファンド

S&P500に連動するインデックスファンドで特に優れているのは、SBI・V・S&P500eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。これらは、運用コストが極めて低く、パフォーマンスも良好です。
※旧名称:SBI・バンガード・S&P500

「具体的な買い方」、「どちらが良いか」など解説しているページがあるので、ご覧になってみてください。

ダウ平均やナスダックとの違いを比較

アメリカの株価動向を表す指数には、S&P500以外にも、さまざまな指数があります。中でも、インデックスファンドの連動対象としてよく使われる指数に「ダウ平均(NYダウ)」と「NASDAQ100」があります。

各指数の違いは、以下の表のとおりです。

<米国株価指数の比較>
指数 構成 特徴
S&P500 500社 米国株式の約80%をカバーしています。(時価総額基準)
ダウ平均 30社 1896年からの長い歴史を持つ指数で、構成銘柄は有名な大企業です。
NASDAQ100 100社 米国のナスダック市場に上場している大企業で構成されています。

これら3つの中では、S&P500が最も分散されている指数です。米国株式型のインデックスファンドで積み立て投資するなら、S&P500に連動する投資信託がおすすめです。

投資するのはS&P500だけでいいの?

ウォーレン・バフェット氏が、個人投資家に向けてS&P500に連動するインデックスファンドへの投資を推奨している影響もあり、近年「投資するのはS&P500に連動するインデックスファンドだけでいい!」と言う投資家が増えてきました。

ただし、S&P500だけに投資すれば良いかどうかは、ご自身が納得しているかどうかが重要です。誰かの意見を丸呑みにしてはいけません。S&P500に連動するインデックスファンドへの投資はメリット・デメリットがあります。

メリット

アメリカの経済は、これまでリーマンショックやブラックマンデーなどの苦難を乗り越えて右肩上がりとなっており、今後も強い成長力が期待されています。そんなアメリカの企業の中でも代表的な500社によってS&P500は構成されているため、高い収益力があることがメリットです。

デメリット

S&P500に連動するインデックスファンドだけでの運用は、アメリカ経済の動向に大きく左右されてしまうことがデメリットです。

現在、最も経済力のある国がアメリカであることは間違いありません。しかし、積み立て投資は何十年もの時間をかけて行うことです。これから30年後、40年後にアメリカが世界一の経済力を持っている国であり続けているかどうかは分かりません。

もし、今後のアメリカ経済の成長力を信じられるならSBI・V・S&P500などがおすすめです。一方、未来のことはどうなるか分からないと思う方には、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のような全世界株式型のインデックスファンドをおすすめします。
※旧名称:SBI・バンガード・S&P500

配当は”いつ”もらえるの?

S&P500銘柄に投資するには、インデックスファンド以外にもETFという選択肢があります。インデックスファンドは、投資先から得られた配当をファンド内で再投資するために分配金を出さないものが多いです。対して、ETFは定期的に分配金を出して、配当を投資家に還元します。

バフェット氏おすすめのETF

ウォーレン・バフェット氏がS&P500連動商品への投資を推奨していることについて紹介してきましたが、具体的な運用商品としてはバンガード社の銘柄を勧めています。バンガード社は、世界最大級の運用会社で、インデックスファンドの世界シェアNO.1です。

そんなバンガード社が運用している「バンガード・S&P500ETF(VOO)」は、多くの投資家から支持されている海外ETFです。分配金(配当)は3か月ごとに支払われます。直近配当利回りは1.35%です。

<VOOの配当実績(直近6回)>
配当落ち日 支払日 1株あたりの配当
2021年
6月29日
2021年
7月2日
1.3329ドル
2021年
3月26日
2021年
3月31日
1.2625ドル
2020年
12月22日
2020年
12月28日
1.3829ドル
2020年
9月29日
2020年
10月2日
1.3085ドル
2020年
6月29日
2020年
7月2日
1.4333ドル
2020年
3月10月
2020年
3月13日
1.1780ドル

※配当をもらうためには、配当落ち日の前日まで購入する必要があります。
(参考ページ:はじめての海外ETFの買い方(SBI証券)|やさしい株のはじめ方

先に紹介したSBI・V・S&P500は、VOOに投資することでS&P500に連動させるインデックスファンドです。SBI・V・S&P500は、VOOの配当をファンド内で再投資するため、分配金を出していません。
※旧名称:SBI・バンガード・S&P500

利回りは年利何%ぐらいなの?

金融商品の利回りは、配当や分配金だけでなく、価格の上げ下げも加味して総合的に考えることが大切です。

S&P500に連動するインデックスファンド「SBI・V・S&P500」に投資した場合の平均的な利回りは、年利6.78%ぐらいが目安です。
※旧名称:SBI・バンガード・S&P500

※利回りの根拠は、連動対象であるS&P500指数(円換算ベース)の2001年~2020年のCAGR(年平均成長率)から、想定される運用コストを差し引いて算出した数値です。
(参考ページ:CAGR(年平均成長率)|やさしい株のはじめ方

下のグラフは、過去20年分の値動きのイメージです。(2001年時点を10,000円としています)

sbiバンガードs&p500の利回り

S&P500とは、アメリカの代表的な500社の株式で構成される指数です。連動するインデックスファンドでは、SBI・V・S&P500eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)がおすすめの銘柄です。

この記事の執筆者

やさしい投資信託のはじめ方編集部

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