新NISA(旧つみたてNISA)をゆうちょ銀行からSBI証券へ変更する方法
投資信託口座を保有している店舗に直接行き、NISA口座変更の手続きをします。店舗に行く際は、次の3点を用意しましょう。
ゆうちょ銀行から郵送される「●勘定廃止通知書」を受け取ります。手続きから1週間ほどで届きます。
SBI証券でNISA口座を開設します。ただし、NISA口座はゆうちょ銀行から郵送される「●勘定廃止通知書」が手元にないと開設できません。「●勘定廃止通知書」が届くまで、まずは総合口座を開設しておくことをおすすめします。
SBI証券には設定しておくと、便利でお得なサービスがあります。特にポイントサービスや銀行間の連携は、早めに設定することで、より多く特典を獲得できる場合もあります。「後からでいいや」と思っていると、設定し忘れて損するかもしれませんよ!
SBI証券でしておかないと損する設定5選
総合口座は下のボタンから開設できます。あとからNISA口座を申し込むので「NISAの選択」は、「今は非課税投資枠に申し込まない」にチェックを入れます。先にSBI証券の総合口座を開設して、スムーズにNISAを始めましょう!
約5分で申込み完了します。
SBI証券の総合口座が開設でき、「●勘定廃止通知書」が届いたら、NISA口座の開設の申し込みをします。SBI証券のウェブサイトにログインをして、トップ画面からNISAの「開設」ボタンを押します。
NISA口座開設完了のメールが届いたら、金融機関変更完了です!
NISA口座は移管できる?
ゆうちょ銀行のNISA口座で持っている商品は、SBI証券へ移管できません。ゆうちょ銀行のNISA口座でそのまま持ち続けるか、特定口座に払い出すか、売却するかの3択となります。
基本的には、ゆうちょ銀行のNISA口座でそのまま持ち続けることをおすすめします。売却や払い出しは、NISAの制度を最大限活かせない可能性が高いためです。売却してしまうと、将来得られたはずのリターンをとりこぼしてしまうかもしれません。また、特定口座に払い出してしまうと、非課税制度の恩恵は受けられなくなります。
ただし、管理の都合上、どうしても商品をSBI証券へ移動したい場合は、2つ手があります。「もっと見る」をタップすると詳しく解説をご覧いただけます。
- 売却して買い直す方法
- 特定口座に払い出す方法
売却して買い直す方法
ゆうちょ銀行のNISA口座で持っている商品を売却して、SBI証券のNISA口座で買い直す方法です。ただし、売却する場合は、SBI証券で買い直した際に、生涯非課税投資枠を無駄遣いしてしまうことがあるため注意が必要です。
NISA口座の生涯非課税枠は「簿価残高方式※」で管理されているため、新NISA口座で10万円分の商品を購入した場合、10万円分の非課税枠を使ったとみなされます。 その後、値上がりして、評価額が100万円になったとしても、使った枠は10万円分のままです。
※購入した金額に基づいて計算がされる方式のこと
新NISAの枠は、売却すると翌年に復活します。復活する枠も簿価残高方式で計算されるため、100万円で売却しても、10万円しか復活しません。変更後の金融機関ですぐに買い直した場合、100万円分の枠を使うことになるため、90万円分枠を無駄にしてしまうのです。
特定口座に払い出す方法
ゆうちょ銀行では、NISA口座から特定口座に、商品を払い出しができます。特定口座に払い出しができれば、SBI証券の課税口座に移管できます。
ただし、SBI証券の課税口座からNISA口座に移管できません。また、課税口座では、売却時には、税金がかかる点にもご注意ください。
SBI証券の課税口座に移管する手順は次のとおりです。
SBI証券で口座を開設
ゆうちょ銀行で手続きをする前に、SBI証券の口座を開設しておきましょう。
約5分で申込み完了します。
ゆうちょ銀行に電話
ゆうちょ銀行の投資信託コールセンター(0800-800-4104)に電話をします。NISA口座の商品を課税口座に払い出したい旨と、課税口座に払い出した後、SBI証券へ移管したい旨を伝えます。
店頭で手続き
特定口座の払い出しの手続きをします。手続きには手数料はかかりません。特定口座の払い出しには3~4週間ほどかかります。
店頭で手続き
特定口座に払い出された後、ゆうちょ銀行から「投信口座振替依頼書」が届くので必要事項を記入し、「投信口座振替依頼書」をもって、店頭で手続きをします。移管手続きには手数料はかかりません。
「投信口座振替依頼書」の振替先(受け方)口座明細欄には、次の項目を記入します。
証券会社 | SBI証券 |
---|---|
部支店名 | 本店 |
部支店の所在地 | 東京都港区六本木1-6-1 |
部店コード | SBI証券の口座番号(ハイフン前3桁の数字) |
お客様の口座番号 | SBI証券の口座番号(ハイフン後7桁の数字) |
口座名 | お客様のお名前 |
参加者コード | 1125660 |
SBI証券で投資信託の入庫が確認できれば、移管完了です!
つみたてNISAはどうなる?
2023年までにつみたてNISAを利用していた人は、非課税期間終了後、課税口座に払い出されたタイミングで、SBI証券の課税口座に商品を移管できます。2023年に積み立てた分は、2043年に課税口座に払い出されます。
もっと見る
SBI証券でしておかないと損する設定5選
SBI証券には、しておかないと損する設定があります。口座開設時に、併せてご確認ください!
- 住信SBIネット銀行との連携
- SBI新生銀行との連携
- メインポイントの設定
- 電子交付サービスの設定
- クレジットカードの登録
住信SBIネット銀行との連携
住信SBIネット銀行と連携すると「SBIハイブリット預金」が利用できます。SBIハイブリッド預金とは、SBI証券の買付余力に自動的に反映される円預金口座のことです。SBIハイブリット預金があれば、SBI証券の口座へ入金することなく取引ができます。
当サイトでは、SBI証券とのタイアップキャンペーンを実施中です!住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金の利用申込みを完了+入金で2,500円がもらえます!
SBI証券の口座開設キャンペーン
住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金は、住信SBIネット銀行の口座開設後、こちらのページから申し込みできます。
SBI新生銀行との連携
SBI新生銀行では、SBI証券と「口座振替契約」の登録をすることで、SBI新生銀行の優遇特典「ステップアッププログラム」最上位であるダイヤモンドステージが適用されます。
2024年12月1日より、SBI新生銀行では満28歳以下の人であれば、自動的にダイヤモンドステージ判定されます。
28歳を過ぎても、SBI証券と「口座振替契約」を設定することで、ダイヤモンドステージは継続されます。条件に当てはまる場合でも、長くSBI新生銀行を使う予定の人は、SBI証券と「口座振替契約」を設定しておいて損はないでしょう。
SBI新生銀行のダイヤモンドステージには、以下のようなメリットがあります。
- 円普通預金金利が年0.3%
- ネットでの他行宛振込手数料月10回まで無料
- 米ドル普通預金金利が年0.7%
- 米ドル/円の為替手数料が1ドルあたり片道6銭
SBI証券との「口座振替契約」は、SBIハイブリット預金と併用して使えます。SBI証券の申し込み時に、住信SBIネット銀行とSBI新生銀行も同時に開設しておくことをおすすめします!
口座振替契約は、SBI証券にログイン後、「SBI新生銀行関連サービス」から申し込みできます。
約5分で申込み完了します。
メインポイントの設定
SBI証券では、投資信託の保有金額に応じてポイントが貯まります。貯めるポイントは「Vポイント」、「Pontaポイント」、「dポイント」、「PayPayポイント」、「JALのマイル」から選べます。ただし、「JALのマイル」を選んだ方は通常の0.5倍の付与率となるため、ご注意ください。
ポイントを貯めるには、事前にポイントサービスの設定とメインポイントへの申し込みが必要です。SBI証券にログインをし、ホーム画面に表示される「メインポイントを選ぶ」を選択します。
SBI証券ポイントサービスに「申し込む」をタップし、サービス規約を開き内容を確認します。
その後、メインポイントの設定に進みます。おすすめのポイントは「Vポイント」です。クレジットカードでの積立でも「Vポイント」が貯まるため、管理がしやすくなります。また、Vポイントは、1ポイント=1円分として、投資信託や国内株式の買付に使えます。SBI証券で貯めたポイントは、SBI証券で使えるので、使い道にこまることはないでしょう。
Vポイント登録は以下の手順で完了します。
Vポイントサービス規約等の確認
「Yahoo! JAPAN ID」でログイン
V会員番号の登録
三井住友カードVポイント認証
「三井住友カード」へログイン
もっと見る
電子交付サービスの設定
SBI証券には2つの手数料コースがあります。1日の取引金額の合計で手数料が決まる「アクティブプラン」と、1回の取引金額に応じて手数料が決まる「スタンダードプラン」です。
1日の約定代金合計 | 手数料 |
---|---|
100万円まで | 無料 |
200万円まで | 1,238円 |
300万円まで | 1,691円 |
以降100万円増加ごとに | 295円ずつ加算 |
1注文の約定代金 | 手数料 |
---|---|
5万円まで | 55円 |
10万円まで | 99円 |
20万円まで | 115円 |
50万円まで | 275円 |
100万円まで | 535円 |
150万円まで | 640円 |
3,000万円まで | 1,013円 |
3,000万円超 | 1,070円 |
※月間合計手数料の1.1%がポイントとして還元されます。
ただし、SBI証券ではかんたんな条件を満たすことで、国内株式の取引手数料が完全無料になります。以下をすべて郵送から電子交付に切り替えるだけです。
- 円貨建・米株信用の各種報告書
- 外貨建(米株信用を除く)の各種報告書
- 特定口座年間取引報告書
電子交付の設定は、SBI証券にログイン後、「口座管理」、「電子交付書面」の順にタップし、「電子交付サービス(電子交付書面閲覧サービス)」画面の下記画面赤枠内の「電子交付に変更」ボタンから申し込みできます。
クレジットカードの登録
SBI証券では三井住友カードの発行するクレジットカードで、投資信託を積み立てられます。積立額に応じて「Vポイント」が貯まります。
クレカ積立を始める前に、SBI証券のサイトにクレジットカードを登録する必要があります。NISA口座が開設前に登録を済ませておくとスムーズです。登録方法は以下の通りです。
クレジットカードの登録画面を開く
各種規約を確認する
Vpassにログイン
もっと見る
SBI証券の口座開設キャンペーン
SBI証券との限定タイアッププログラム
- SBI証券に新規口座開設する。※1
(住信SBIネット銀行の口座がなければ、同時に申し込んでおきましょう) - 住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金の利用申込を完了させる。※2
- SBI証券の口座に2万円以上入金して、住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金に一括で自動振替する。※3
- もれなく現金2,500円+オリジナルレポートがプレゼントされます。
※1 口座開設申し込み日の翌月20日までに、必要書類を提出して完了させる
※2 口座開設申し込み日の翌月最終営業日の前営業日まで
※3 口座開設申し込み日の翌月最終営業日まで
約5分で申込み完了します。
以下のキャンペーンもあわせてご利用いただけます。
NISAやるならSBIでGO!NISA応援キャンペーン
キャンペーン①
- SBI証券の公式Xをフォロー
- キャンペーン投稿をリポストする。
- キャンペーン投稿のURLから抽選に参加する。(2024年12月31日まで)
- 500円相当のデジタルギフト券が当たります!
キャンペーン②
- SBI証券に総合口座+NISA口座を新規口座開設する。(2025年2月28日まで)
★現金2,500円+オリジナルレポート
限定タイアップキャンペーンを併用 - 新NISAのクイズ3問に全問正解する。(2025年2月28日まで)
ヒント:新NISAとは【いつから?年間投資上限額は?非課税保有期間は?】 - キャンペーン②にエントリーする。
(口座開設してから、キャンペーンページへのエントリーが必要です。) - もれなく現金2,000円がプレゼントされます。(2025年1月末頃)
キャンペーン③
- キャンペーン③にエントリーする。(2024年12月30日まで)
- 新規でNISA口座を開設した人は、月平均5,000円以上になるように投信積立の設定をする。
- すでにNISA口座を開設している人は、月平均5,000円以上になるように、積立額を増額する。
(9月の積立額が10月、11月、12月の平均積立金額を5,000円上回る。) - 抽選で現金10万円が30名に当たります!
- はずれはありません!抽選にはずれた人で現金1,500万円が山分けされます。
約5分で申込み完了します。
NISAデビュー!4,000円 ゲットキャンペーン
- NISAやるならSBIでGO!NISA応援キャンペーンのキャンペーン②の条件を満たす。
- NISA口座で投信積立を合計1万円以上買付約定する。(2025年1月7日~2025年3月31日)
- 対象期間中にキャンペーン条件すると、もれなく現金4,000円がプレゼントされます。
- 抽選で1名には、現金10万円が当たります!
約5分で申込み完了します。