【シミュレーション】普通預金1,000万円の利息を計算するといくらですか?
お悩み
銀行に入れておきたいお金が1,000万円あります。
急に必要になることもありそうなので、普通預金でいいと思っていますが、実際に、1,000万円を普通預金で預けるとなると利息がいくらになるのか気になります。
どれくらい増えるのか、シミュレーションをしてほしいです。
回答
1,000万円を普通預金に預けてもらえる利息は、普通預金の金利によって異なります。実際に、利息がいくらになるのか、シミュレーションしてみました。
メガバンクの多くは、普通預金の金利を「年0.001%」と設定しています。ネット銀行などでは、条件をクリアすることで「年0.1%」、「年0.2%」と高い金利が設定されている場合もあります。
金利 | 1年間 | 5年間 | 10年間 |
---|---|---|---|
年0.001% | 80円 | 398円 | 796円 |
年0.1% | 7,960円 | 39,863円 | 79,886円 |
年0.2% | 15,930円 | 79,904円 | 160,447円 |
【普通預金の金利が年0.001%の銀行の例】
- 三井住友銀行
- ゆうちょ銀行
【普通預金の金利が年0.1%の銀行の例】
- 楽天銀行
- UI銀行(ユーアイ銀行)
ただし、楽天銀行では、楽天証券と口座連携する「マネーブリッジ」に申し込みをすることで、普通預金の金利が年0.1%になります。また、残高300万円を超える分については、普通預金の金利が年0.04%となります。
一方、UI銀行では、条件なしで、年0.1%の普通預金の金利が適用されます。
【普通預金の金利が年0.2%の銀行の例】
- auじぶん銀行
- SBI新生銀行
auじぶん銀行は、auカブコム証券と口座連携する「auマネーコネクト」に申し込むと、普通預金の金利を年0.1%にできます。さらに、au PAYとの連携で年0.05%、au PAYカードとの連携で年0.05%がそれぞれ上乗せされるため、金利は最大年0.2%となります。
SBI新生銀行は、SBI証券と口座連携する「SBI新生コネクト」を利用すると、円普通預金金利を年0.1%にできます。2023年9月28日までは年0.2%の金利が適用されます。
1,000万円を普通預金で預けてもらえる利息は、金利に大きく差ができます。普通預金の金利は高い銀行に預けると有利でしょう。ただし、キャンペーン期間や条件などの制限に注意が必要です。
その点、UI銀行は、特に条件なしで年0.1%の普通預金の金利が適用されるため、使い勝手の良い口座です。