SUSTEN(サステン)vs.ウェルスナビ【運用実績など比較・やばい!?】

SUSTEN(サステン)は、利益が出たときだけ費用が発生する「完全成果報酬型」の資産運用サービスです。ウェルスナビは預かり資産No.1のロボアドバイザーサービスです。
このページでは、運用実績や手数料などでSUSTENとウェルスナビを徹底比較しています。
このページのもくじ
SUSTEN
SUSTENは資産運用サービスを提供していますが、運用会社でもあります。独自の投資信託によりサービス提供しているため、その投資信託の運用実績は基準価額の推移で公開されています。
ウェルスナビ
ウェルスナビも資産運用サービスを提供している会社です。しかし、運用会社ではありません。独自の投資信託などはなく、直接ETFに投資する仕組みであるため、基準価額による運用実績の公開はありません。
代わりに、公式サイトにて運用データを取得できます。
(参考ページ:運用データ|ウェルスナビ)
以下の表は、「SUSTENの各投資信託」と「ウェルスナビの各資産運用プラン」の年初来リターンを一覧にしたものです。参考にご覧ください。
SUSTEN
SUSTENは、利益が出るまで手数料がかからない「成果報酬型」です。過去最高評価額(ハイ・ウォーター・マーク、HWM)を更新したときだけ、SUSTENに対する手数料が発生します。
なお、信託銀行への受託者報酬、投資対象ETFへの経費率については、投資金額に対して年率0.022~0.099%程度の実質的な費用が発生します。

HWMの水準 | HWM超過分に対する 成果報酬 |
---|---|
80万円未満 | 1/6 +消費税 |
80万円以上 200万円未満 |
1/7 +消費税 |
200万円以上 500万円未満 |
1/8 +消費税 |
500万円以上 | 1/9 +消費税 |
ウェルスナビ
ウェルスナビは、運用成果に関わらず常に手数料が発生する「固定報酬型」です。ウェルスナビに対して、預かり資産の年率1.1%手数料がかかります。なお、3,000万円を超える部分は年率0.55%となります。
また、投資対象ETFへの経費率についても、投資金額に対して年率0.02~0.13%程度の実質的な費用が発生します。
SUSTEN
SUSTENは、非課税期間20年のつみたてNISA(積立NISA)に対応しています。SUSTENのつみたてNISAは、年率約0.3%の実質的な費用が発生します。しかし、その全額がポイント還元され、成果報酬型サービスの手数料に自動で充当される仕組みとなっています。
ウェルスナビ
ウェルスナビは、非課税期間5年の一般NISAに対応しています。預かり資産の年率1.1%の手数料と、投資対象ETFへの経費率が発生します。
SUSTEN
SUSTENのサービスは「投資信託」を通じて提供されています。投資信託の資産は、SUSTENではなく信託銀行で管理されます。よって、SUSTENが倒産したとしても、資産に影響はありません。
また、万が一、信託銀行が破綻した場合も、投資信託の資産は分けて管理されているため、影響を受けることはありません。
ウェルスナビ
ウェルスナビが破綻しても、顧客の資産は原則保護されます。ウェルスナビでも、会社の資産と顧客の資産を分けて管理されているためです。これは「分別管理」と言い、金融商品取引法により義務付けられています。
SUSTENは、利益が出たときだけ費用が発生する「完全成果報酬型」の資産運用サービスです。ウェルスナビは預かり資産No.1のロボアドバイザーサービスです。いずれも、倒産・破綻により「資産がやばい!」となることはありませんので、ご安心ください。
この記事の執筆者

やさしい投資信託のはじめ方編集部
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