世界のベスト(インベスコ世界厳選株式オープン)はやめとけ?評判や口コミを紹介
最終更新日:2026年2月18日
「世界のベスト」は、日本を含む世界各国の株式に投資をするアクティブファンドのことです。正式名称は、インベスコ世界厳選株式オープンといいます。
純資産総額は、3兆円を超えており、投資家から絶大な人気を誇ります。さらに、すぐれた運用成績をあげたアクティブファンドを表彰する「R&Iファンド大賞」を3年連続受賞しており、実績も伴っているといえるでしょう。
しかし、インターネット上では「世界のベストやめとけ」、「初心者向きではない」といった声があります。その主な理由は、毎月分配型というしくみと、信託報酬の高さにあります。
このページでは、世界のベストの基本情報から評判・口コミ、「やめとけ」と言われる理由までを整理し、ご自身に合った商品かどうかを判断できるよう、わかりやすく解説していきます。
世界のベストの概要
最新のチャートをご覧いただけます。
世界のベストは、海外の株式に投資するアクティブ型の投資信託です。日本を含む世界各国(新興国は除く)の株式の中から、次の3つの視点を重視して投資先を選んでいます。
| 成長 | 景気動向に左右されずに成長が期待できるか |
|---|---|
| 配当 | 安定して利益や配当を出せているか |
| 割安 | 現在の株価水準が割安であるかどうか |
「成長だけを追う」、「高配当だけを狙う」のではなく、「成長」+「配当」+「割安」のバランスを意識した運用がされます。
組み入れ銘柄
世界のベストの組み入れ銘柄は、アメリカだけでなく欧州株式の比率が比較的高い点が特徴です。また、業種では金融セクターや資本財セクターの割合がやや多めとなっています。
具体的には、以下のような銘柄に投資しています。
| 順位 | 銘柄名 | 国 | 業種 | 組入 比率 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 3iグループ | 英国 | 金融 | 5.9% |
| 2 | カナディアン・パシフィック・カンザス・シティ | カナダ | 資本財・ サービス |
5.1% |
| 3 | マイクロソフト | 米国 | 情報技術 | 4.7% |
| 4 | 友邦保険控股 (AIAグループ) |
香港 | 金融 | 4.6% |
| 5 | テキサス・インスツルメンツ | 米国 | 情報技術 | 4.6% |
| 6 | ロールス・ロイス | 英国 | 資本財・ サービス |
4.4% |
| 7 | コカ・コーラ | オランダ | 生活 必需品 |
3.9% |
| 8 | プロサス | オランダ | 一般消費財・ サービス |
2.9% |
| 9 | バイキング・ホールディングス | バミューダ | 一般消費財・ サービス |
2.8% |
| 10 | ASMLホールディング | オランダ | 情報技術 | 2.5% |
(2025年12月時点)
全世界の市場動向を示す指数「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」(画像の右側)の構成銘柄と比較すると、欧州株式の割合が大きいことがわかります。
またセクターは、「資本財・サービス」、「金融」の割合が「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」の構成銘柄と比べて大きいことがわかります。
8つのファンド
世界のベストでは、決算回数や為替ヘッジの有無が異なる8つファンドが用意されています。
| 銘柄名 | 純資産総額 |
|---|---|
| 毎月決算型 (為替ヘッジあり) |
92億円 |
| 毎月決算型 (為替ヘッジなし) |
3兆2,557億円 |
| 奇数月決算型 (為替ヘッジあり) |
1億円 |
| 奇数月算型 (為替ヘッジなし) |
90億円 |
| 年1回決算型( 為替ヘッジあり) |
55億円 |
| 年1回決算型 (為替ヘッジなし) |
4,553億円 |
| 予想分配金提示型 (為替ヘッジあり) |
0億円 |
| 予想分配金提示型 (為替ヘッジなし) |
0.3億円 |
(2026年2月時点)
「毎月決算型(為替ヘッジなし)」が圧倒的に人気なのがわかりますね。
純資産総額から見てもわかるように、「世界のベスト」といえば、多くの場合「毎月決算型(為替ヘッジなし)」を指す場合が多いです。
為替ヘッジとは
投資対象から為替の変動リスクを取り除く手段のことです。通貨の分散をはかれるため「為替ヘッジなし」を選ぶのがおすすめです。
世界のベストの評判と口コミ
X(旧Twitter)などの投稿を見ると、世界のベストに対する評価は大きく分かれています。
良い評判・前向きな声
多く見られるのは、リタイア後の収入源として評価する声です。
- 毎月分配金があるため、生活費の補助として使いやすい
- 自分で取り崩す手間がない
- 値動きを細かく気にしなくて済む
特に、資産を増やす段階を終えて、「使いながら減らしていく」フェーズに入った方からは、一定の支持があります。
世界のベストは一部タコ足OKの人にとっての取り崩し最強の投資信託ですが、資産形成には向きません
資産形成後の出口としてはアリです
人生2回目の世界のベストから分配金、オール普通分配でいただきました
先月が初回、中身は半分が特別分配で、まー無税で取り崩しと思えばいいか!となってました。やっぱり普通分配金がありがたい!
インベスコ世界のベストいいなあって思うのは分配金が自動で降ってくるところ
売りって心理的にはヒジョーに難しいからなんとなくダブルバガーになっちゃった投資信託とか4%ルールとかで取り崩しなんて勿体なくて出来ません
エヌビディアとかパランティアとかメタプラとか 個別は持ってないけど
否定的な評判・「やめとけ」という声
一方で、否定的な意見として多いのが以下の点です。
- 信託報酬が高い
- 分配金のしくみが分かりにくい
- 資産形成には向かない
これらの理由から、特に投資初心者や若い世代に対して「やめとけ」と表現されることが多い傾向があります。
持ってる人には申し訳ないけど『世界のベスト』という毎月分配型の投資信託って、なんで人気なの?
販売手数料3.3%・信託報酬年1.9%なんて絶対に手を出しちゃダメなレベルでしょ。
人気の【世界のベスト】シリーズ‼️押し並べて信託報酬が1.903%と高い。配当が貰えるとして人気だろうがそんなに魅力を感じない。
やはり資産形成期のコアには信託報酬が安く安定的に且つ将来的に成長するインデックスに投資するのが最適解だと思う💰
出典:X@hao_da7227
世界のベストは昔ながらの定年後に買う毎月分配の投資信託の中でたまたま運用成績が良いだけ
定年後やFIRE後向けの資産の取り崩しが難しいと考えている人用のファンド
あとは毎月定期的に収入が欲しい人用 自分も買ってますし、ファンド自体は肯定的ですが資産成形向けではないと思っている
「やめとけ」は本当?
結論から言うと、「世界のベストはやめとけ」は、これから資産を形成していく方にとっては正しいと言えます。評判や口コミのとおり、3点がデメリットとなるためです。
- 分配金を受け取ると投資効率が悪くなる
- NISAで投資できない
- 手数料が高い
分配金を受け取ると投資効率が悪くなる
分配金をもらうことは「儲かっている」と感じるかもしれませんが、投資信託において分配金を貰うことは「投資効率を悪くする」ことに等しいです。
次のグラフは、世界のベスト(毎月決算型)の基準価額の推移を比較した表です。上下はしていますが、横ばいに推移していることがわかります。
下のグラフは、全世界株式インデックスファンドの王道「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の基準価額の推移を表した表です。右肩上がりに成長しているのがわかりますね。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、運用で得た収益を分配せず、再び全世界の株に投資する資金として使っています。そのため、収益が収益を生み、効率的に資産を成長させているのです。
分配金は投資信託の資産から支払われます。つまり、分配金が支払われた分、運用資金が減ってしまうのです。毎月決算型の多くは、基準価額が世界のベスト(毎月決算型)のような横ばい、もしくはどんどん下がってしまう傾向があります。
ちなみに、世界のベスト(年1回決算型)の基準価額は、右肩上がりに推移しています。年1回決算型は、設定以来一度も分配金は支払っていません。
もし、世界のベストの運用方針に共感していて、どうしても投資したい場合は、月1回決算型も検討してみると良いでしょう。
NISAで投資できない
世界のベスト(毎月決算型)は、NISA制度の対象外です。そのため、利益分からでる分配金には、20.315%の税金がかかります。
分配金を再投資に回すことを検討している方は、税金が差し引かれることで、再投資額が少なくなり、より投資効率が悪くなってしまうことを覚えておきましょう。
手数料が高い
世界のベストは、コスト面にも注意が必要です。世界のベストの信託報酬は年1.903%と、決して低い水準ではありません。
信託報酬は毎日かかる手数料なので、低ければ低いほどリターンを最大化できます。そのため、これから資産を形成していく方は、なるべく低い投資信託を選ぶのが鉄則です。
世界のベストは、一般的なインデックスファンドと比べると、かなり高めの水準です。ちなみに、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の信託報酬は約0.058%なので、いかに世界のベストが高コストなのかが分かりますね。
| 銘柄名 | 信託報酬 |
|---|---|
| 世界のベスト | 1.9030% |
| eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 0.0578% |
(2026年1月時点)
リタイア後の世界のベストはアリ?
Xの口コミでもあったとおり、リタイア後に資産を取り崩していく方法としてはアリです。
ただし、必ずしも毎月分配型の投資信託を選ぶ必要はありません。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のようなインデックスファンドを定額かつ低率で取り崩していく方が、信託報酬の負担も少なくすみます。
ご自身で金融資産を取り崩すことに抵抗がある方は、決まった月に、自動で売却してもらえる「定期売却サービス」が便利です。定期売却サービスは、楽天証券、SBI証券で使えます。
SBI証券の定期売却サービスは「毎月」だけでなく、「奇数月」、「偶数月」も選択できます。さらに年2回まで「ボーナス月」として異なる金額を設定できます。
分配金がもらえることの「安心感」
定期売却サービスう場合、資産を取り崩していることに不安やもったいなさを感じる方もいるでしょう。「定期的に分配金をもらうほうが安心できる方」や「計画的に取り崩すのが苦手」という方は、世界のベストが向いています。
世界のベストは、すぐれた運用成績をあげたアクティブファンドを表彰する「R&Iファンド大賞」を3年連続受賞しており、決して「選んではいけない」投資信託ではありません。
トータルリターンを比較すると、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)には及びませんが、「分配金がもらえる安心感」とのバランスを考えると悪くない数字です。
| 銘柄名 | トータルリターン | |
|---|---|---|
| 1年 | 3年※ | |
| 世界のベスト毎月決算型(為替ヘッジなし) | 15.90% | 23.56% |
| eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 21.75% | 26.42% |
(2026年2月現在)
※年率換算
どれくらい分配金がもらえるのか、毎月の楽しみにしても良さそうですね。ぜひご自身が納得されるやり方を見つけてみてください。
コストを抑える裏ワザ
世界のベストに投資したい方は、、松井証券での購入がおすすめです。各証券会社では、投資信託の保有残高に応じてポイントが還元されるサービスがあり、松井証券が最も還元率が高いためです。
世界のベストの信託報酬は「1.903%」と決して低いとは言えないコストがかかります。しかし、松井証券で購入すれば、「0.8%」のポイント還元が受けられます。SBI証券やマネックス証券で購入するよりも、8倍もお得です。
次の表は、世界のベストの各証券会社の還元率です。
| 順位 | 証券会社 | 運用時の 還元率※ |
100万円 保有している場合 |
|---|---|---|---|
![]() |
松井証券 | 0.8% | 800 ポイント |
![]() |
SBI証券 | 0.1% | 100 ポイント |
![]() |
マネックス証券 | 0.08% | 80 ポイント |
| 4 | 三菱UFJ eスマート証券 (旧auカブコム証券) |
0.05% | 50 ポイント |
※年率(1万円投資した場合)
なお、楽天証券は2022年4月から運用中の定期的なポイント還元を廃止しました。
Xには、実際にポイントを受け取っている声もありました!
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世界のベスト(インベスコ世界厳選株式オープン)の評判や口コミにある「やめとけ」は、特に資産形成期の方にとっては正しいといえます。毎月分配型のしくみや信託報酬の高さから、コストや効率面で不利になる可能性がとても高い商品です。一方で、リタイア後の収入源として、商品性を理解したうえで選ぶのであれば、検討の余地はあります。
この記事の執筆者

やさしい投資信託のはじめ方編集部
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