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テンバガーとは?候補となる銘柄の見つけ方【2022】

テンバガー・ハンター

ここ最近、「“テンバガー”を見つけたい!」という声が以前より多く聞かれるようになりました。そこで、このページでは「テンバガーとは何か」、「候補となる銘柄の条件」など解説します。

テンバガーとは

テンバガー(ten bagger)とは、株価が10倍になると期待される銘柄のことです。由来は野球1試合で10塁打をあげる強打者を意味する言葉です。
※tenは数字の「10」、baggerは野球用語の「塁打」を意味する

フィデリティの伝説的なポートフォリオ・マネージャーであるピーター・リンチ氏が使いはじめたと言われています。

フィデリティは投資に関するサービスを世界中に提供している会社で、その運用資産額は80兆円を超えます。そんなフィデリティの伝説的ファンド・マネージャーとも呼ばれる人物こそがピーター・リンチ氏です。

ピーター・リンチ氏は、1977年から彼の担当した「マゼラン・ファンド」が13年間で年率約30%という驚異的な運用成績を残したことで知られています。

ピーター・リンチの愛弟子から学ぶ

“テンバガー” を金融用語として使いはじめたと言われるピーター・リンチ氏の愛弟子に「ジョエル・ティリングハスト」という人物がいます。

彼が担当しているフィデリティ・ロープライス・ストック・ファンドは、30年を超える運用実績があり、設定されてから約55倍となるリターンをあげています。
※2021年9月末時点

テンバガー・ハンターのチャート
フィデリティ投信公式サイトより引用

フィデリティ・ロープライス・ストック・ファンドは、世界中のテンバガーとなる銘柄に投資してきました。
(以下の銘柄は過去の実績であり、現在の組み入れ銘柄ではありません)

<テンバガーとなった銘柄の例>
銘柄/地域 投資 売却 リターン
ワークマン
/日本
2003年
10月
2018年
1月
11.6倍
テクトロニック
/香港
1997年
7月
2006年
4月
17.4倍
ビジュー・ブリジット
/ドイツ
2002年
7月
2007年
1月
15.1倍
オイル・サーチ
/オーストラリア
1993年
1月
2010年
10月
13.5倍

テンバガー・ハンター投資家向け資料より

このフィデリティ・ロープライス・ストック・ファンドの投資哲学・運用戦略を学ぶことは、テンバガー候補の銘柄を発掘する際に参考となるでしょう。

候補となる銘柄の条件

フィデリティ・ロープライス・ストック・ファンドは、市場が予想している以上の成長性があり、市場が企業価値を過小評価している「割安成長銘柄」から、テンバガー候補の銘柄を発掘しています。市場が気づいていない成長企業(「成長」)と割安な株価で投資(「割安」)の2つに分けて見てみましょう。

テンバガーの条件「成長」

「需要の拡大や競争力が市場の予想を上回っていること」

作業服関連用品を展開する「ワークマン」を事例として紹介します。

<テンバガーの事例「成長」>
需要の拡大 競争力
作業服関連のニッチな市場の広がり 一般衣料需要にも対応した商品戦略

テンバガーの条件「割安」

「市場が企業価値を低く見積もっていること」

ワークマンを事例として「注目度が低かった理由」と「見過ごされた好材料」について紹介します。

<テンバガーの事例「割安」>
注目度が
低かった理由
見過ごされた
好材料
郊外中心の展開で世界の市場から
軽視されていたため
作業用品からファッション性を
高めた商品への展開

こういった運用戦略でフィデリティ・ロープライス・ストック・ファンドは、テンバガーを発掘してきました。

テンバガー・ハンターへの投資

これまで紹介してきたフィデリティ・ロープライス・ストック・ファンドは、アメリカの投資信託なので日本からは投資できません。ただ、代わりとなる銘柄として「フィデリティ・世界割安成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)」(愛称:テンバガー・ハンター)があります。
※Aコースは為替ヘッジありの銘柄

テンバガー・ハンターは、フィデリティ・ロープライス・ストック・ファンドと同様の運用担当者、投資哲学、運用戦略に基づいて運用されます。Bコースだけでも2,000億円を超える運用資金が集まっている注目の投資信託です。

テンバガー・ハンター
<テンバガー・ハンター(Bコース)>
ファンド設定日 2020年3月23日
純資産総額 2,465億円
トータル
リターン
6か月 3.97%
1年 25.63%
設定来 107.76%

(2022年1月31日時点)

なお、テンバガー・ハンターを購入できる証券会社は以下の2社です。
※Bコース

証券会社 販売手数料
(購入時手数料)
LINE証券 無料
野村證券 最大3.3%

かつては取り扱いのある証券会社が野村證券だけでしたが、2021年10月からLINE証券での取り扱いがはじまり、購入時手数料無料で投資できるようになりました。

テンバガー・ハンターの取り扱い開始と同じタイミングで、LINE証券にもう1つ投資信託が追加されました。「野村グローバルAI関連株式ファンドBコース(為替ヘッジなし)」です。800億円を超える運用資金が集まっており、こちらも注目の投資信託です。

野村グローバルai関連株式ファンド
<野村グローバルAI関連株式ファンド(Bコース)>
ファンド設定日 2017年2月23日
純資産総額 883億円
トータル
リターン
6か月 -11.09%
1年 7.89%
設定来 95.14%

(2022年1月31日時点)

野村グローバルAI関連株式ファンドは、先進国から新興国まで全世界のAI技術関連の株式に投資します。AI(人工知能)の技術実用化に伴って投資魅力が高まると考えられるAI関連分野の銘柄から選ぶ投資方針です。

【主なAI関連分野】

  • IT関連(フィンテック、ソフトウェア、セキュリティなど)
  • 産業関連(IoT、ロボット、自動運転など)
  • 医療・ヘルスケア関連(新薬、機器、新治療法開発など)

こちらもテンバガー・ハンターと同様に、投資できる証券会社はLINE証券野村證券だけです。

証券会社 販売手数料
(購入時手数料)
LINE証券 無料
野村證券 最大3.3%

興味のある方は、テンバガー・ハンターとともに投資を検討してみてはいかがでしょうか。

テンバガーとは、株価が10倍になると期待される銘柄のことです。市場が予想している以上の成長性があることや、市場から企業価値が過小評価されていることを意識して候補となる銘柄を探すと良いでしょう。

この記事の執筆者

やさしい投資信託のはじめ方編集部

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