SBI・楽天証券のiDeCoでは、eMAXIS Slimのオルカンを選べない(買えない)のでしょうか。
お悩み
SBI証券と楽天証券のiDeCoでは、eMAXIS Slimシリーズのオルカンを選べないと聞きました。
eMAXIS Slimシリーズのオルカンが買えないのなら、オルカンに似ている商品を教えてください。
回答
SBI証券や楽天証券のiDeCoでは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、取り扱いがないため買えません。ただし、松井証券とマネックス証券のiDeCoでは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を購入できます。
SBI証券と楽天証券のiDeCoでは、それぞれ別の全世界株式を投資対象とする投資信託を取り扱っています。SBI証券と楽天証券でiDeCoをはじめる場合、次のファンドが候補となるでしょう。
証券会社 | 投資信託 |
---|---|
SBI証券 | 雪だるま(全世界株式) |
楽天証券 | 楽天・プラス・オールカントリー |
ただし、どちらのファンドも、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)とは違いがあるため注意が必要です。
比較項目 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー | 楽天・プラス・オルカン | 雪だるま(全世界株式) |
---|---|---|---|
投資対象 | 全世界の株式 | 全世界の株式 | VTI SPDW SPEM |
連動対象 | MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス | MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス | FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス |
信託報酬 | 0.05775% | 0.0561% | 0.1022% |
実質コスト | 0.11275% | 0.1571% | 0.1142% |
純資産総額 | 6兆4,863億円 | 4,098億円 | 2,786億円 |
トータルリターン (1年) |
4.0% | 3.85% | 3.95% |
(2025年7月現在)
当サイトでは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をおすすめしています。コストの低さや、純資産総額の大きさといった面が圧倒的に優れているためです。
信託報酬は、楽天・プラス・オルカンのほうが低くなっていますが、諸費用を含めた実際に負担するコストを表す「実質コスト」は、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のほうがおさえられています。
また、雪だるま(全世界株式)は、「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」を連動対象としています。「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」を連動対象とするETFには「VT」があります。しかし、雪だるま(全世界株式)は、VTではなく、3つのETFを組み合わせて運用しています。
「ファンドが成果の目標としている連動対象」と「投資対象としているETFの連動対象」が同一ではないため、少し不自然な運用をしているのです。
こうした点からも、誠実に指数への連動を図るeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をおすすめしています。
iDeCo口座は、投資したいファンドがラインナップされている証券会社を選ぶようにしましょう。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の取り扱いがあるのは、松井証券とマネックス証券です。
松井証券では、iDeCoで保有している投資信託の保有金額に応じてポイントが貯められます!マネックス証券のiDeCoでは、ポイントを貯められないので、松井証券を選んだほうがお得ですね。
貯まるポイントは「松井証券ポイント」です。松井証券ポイントは、Amazonギフトカードやdポイント、PayPayポイントに交換できます。
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SBI証券や楽天証券のiDeCoでは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は取り扱いがありません。iDeCo口座を開設する際は、投資したいファンドがラインナップされている証券会社を選びましょう。おすすめは、松井証券です。