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給与振込口座の変更に会社への言い訳は必要?めんどくさいと感じる人におすすめの方法をご紹介!

給与が振り込まれる口座を変更したいとき、会社への言い訳は必要はありません。労働基準法では、給与振込口座を選ぶのは労働者だとされています。そのため、給与振込口座を変更したい旨を伝えても、会社は一方的に拒否できません。

しかし、「会社に言いにくい」、「会社に伝えるのがめんどくさい」と感じる人もいますよね。「会社側の都合で断られてしまい、すぐには変更ができない」という人も多いのではないでしょうか。

給与振込口座の変更がめんどくさいと感じる人や、変更したいけどできない人におすすめの裏ワザがあります!給与振込口座を変更せずに、別の銀行口座へ毎月自動で入金する方法です。このページでは、裏ワザが使えるおすすめの銀行を3つ紹介しています。

会社へのうまい言い訳はある?

給与振込口座を変更したいときに、変更理由まで会社に伝える義務はありません。ただし、会社側から変更理由を聞かれる可能性はあります。

細かく説明する必要は無いので「変更した方が便利なため」、「メインバンクを変えたため」、「使う銀行を家族で合わせたい」など、簡潔に伝えれば大丈夫です。

また、給与振込口座の変更を会社が一方的に拒否することはできません。労働基準法施行規則第七条では、給与の支払い方法のひとつとして「労働者が指定する銀行口座への振込み」が認められているためです。変更を会社へ伝えるのは少々ためらってしまうかもしれませんが、まずは相談してみましょう!

給与の支払いは通貨が原則

労働基準法第24条では、「賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない。」とされており、給与は原則、現金支払いです。例外として、労働者の同意を得た場合に「労働者が指定する金融機関への振込み」も認められています。(出典:e-Govポータル 労働基準法労働基準法施行規則

つまり、給与振込口座の銀行は労働者が選べるので、振込口座の変更を会社が理由なく一方的に拒否することはできません。

どこの銀行に給与受取の口座を変更しようか迷っている人は、次の関連ページも合わせてご確認ください。給与受取の特典が受けられる銀行を紹介しています。

「会社に言いにくい」という人の中には、給与振込口座を会社側に指定されている方もいることでしょう。残念ですが、こういった場合はすぐに給与振込口座を変更するのはむずかしいかもしれません。

先ほど述べたように、給与振込口座を決めるのには「労働者の同意」が必要です。つまり、会社が指定した金融機関に対して、労働者が同意していれば違法ではありません。

会社が口座を指定するのは、「経費削減のため振込手数料を低くおさえたい」、「業務を効率化するために振込先を統一しておきたい」などの、労働者側も同意せざるを得ないような事情があるためです。

このように給与振込口座の変更がむずかしい人でも、給与を別の銀行へ移す方法があります。

給与振込口座が変更できない人におすすめの方法

給与振込口座から毎月決まった金額を自動で入金できる「定額自動入金サービス」をご存じでしょうか。「定額自動入金サービス」とは、ほかの銀行で持っている自分の口座から、毎月自動で定額入金できるサービスです。

定額自動入金サービスを使えば、給与振込口座を変更せずに、給与を別の口座で受け取れます。

給与振込口座から別の口座へ移動する流れは次のとおりです。

  1. 「定額自動入金サービス」が使える銀行で口座開設する
  2. 「定額自動入金サービス」を申し込む
  3. 給与振込口座に給与が入金される
  4. 「定期自動入金サービス」で設定した金額が、給与振込口座から引き落とされる
  5. 指定した口座に入金される

ご自身で作業が必要なのは、口座開設と定額自動入金サービスの申し込みだけです。定額自動入金サービスを申し込んだら、あとは毎月自動で給与振込口座から入金されます。

なお、定額自動入金サービスでは、入金額を自分で設定できるため、給与振込口座に一定額を残すことも可能です。例えば、家賃や光熱費などの引き落とし先に、給与振込口座を指定している場合、支払い用に「10万円だけ残す」といった設定もできます。

給与振込口座を「引き落とし口座」としてそのまま活かせるので、面倒な引き落とし先の変更手続きに追われないのも、定額自動入金サービスの魅力ですね。

給与振込口座から、手数料無料で好きな銀行口座に入金する裏ワザ

ここまで定額自動入金サービスについて解説してきましたが、「定額自動入金サービスが使えるネット銀行以外の銀行口座に移したい」、「すでに使い慣れている銀行口座をそのまま使いたい」という方もいるのではないでしょうか。
そんな方に向けて、給与振込口座から手数料を一切かけずに、好きな銀行口座にお金を入金する裏ワザを紹介します。

それは、「定額自動入金サービスが使えるネット銀行のうち、他行宛ての振込手数料が無料になるネット銀行を選ぶ」ことです。
ほとんどのネット銀行は、定額自動入金サービスを無料で使えます。つまり、他行宛ての振込手数料さえも無料なら、手数料を一切かけずにお金を好きな銀行口座に移動できるということです。

では、「定額自動入金サービスが使える」、「振込手数料が無料(20回/月)」の条件を満たす、住信SBIネット銀行を例に、かんたんな手順をご紹介します。

<定額自動入金サービスのイメージ図>

住信sbiネット銀行の定額自動入金サービス
出典:住信SBIネット銀行
  1. 住信SBIネット銀行に口座開設する
  2. 「定額自動入金サービス」に申し込む
  3. 「定期自動入金サービス」で設定した金額が、給与振込口座から自動で引き落とされる
  4. 住信SBIネット銀行の口座に入金されたら、お好きな銀行口座に振り込み

たった4ステップで、かんたんに給与振込口座からお金を移動できます。一度定額自動入金サービスを申し込んでおけば、2回目以降は④のみでOKです。

定額自動入金サービスが使える銀行は複数あるため、ご自身の給与振込口座と比較してお得な銀行を選びましょう。定額自動入金サービスに対応しているネット銀行の大半が、手数料無料で利用できます。

定額自動入金ができるおすすめの銀行

定額自動入金サービスが無料で使える銀行は次の6行です。

<銀行別サービス比較>
定額自動入金 ATM手数料無料回数/月 振込手数料無料回数/月 普通預金金利
引落日
(選択)
入金までの
日数
入金 出金
住信SBI
ネット銀行
※1
5日・27日 4営業日 無制限※2 最大20回 最大0.21%
三井住友
銀行(Olive)
5日・27日 無制限※3 最大3回 0.2%
auじぶん
銀行
6日・26日 無制限 最大15回 最大15回 最大0.51%
ソニー
銀行
5日・27日 無制限 4回~無制限 最大11回 0.2%
PayPay
銀行
5日・27日 無制限 1回 最大5回 最大0.4%※4
イオン
銀行
6日・23日 5営業日 合わせて最大5回 最大5回 最大0.25%

(2025年11月現在)

※1)スルガ銀行Dバンク支店からの入金は330円/件

※2)ATMを利用する場合は無料。キャッシュカードを利用する場合は最大20回

※3)イーネットATM・ローソン銀行ATM・セブン銀行ATMは対象外

※4)ドル預金をした場合は最大2.0%

引落日は各銀行2つの選択肢から選べるため、給料日のタイミングに合わせて引落日を選びましょう。また、引落としから入金されるまでには数日かかります。すぐに使いたいお金がある場合は、設定金額を調節して、給与振込口座に一定額を残しておきましょう。

特におすすめの銀行は、住信SBIネット銀行三井住友銀行(Olive)auじぶん銀行です。おすすめする理由をそれぞれ解説していきます。

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行は、複数の口座にお金を分けて管理したい人、コンビニATMを多く利用したい人、SBI証券ユーザーにおすすめの銀行です。

【おすすめポイント】

  1. 給与受取口座と同じ特典がもらえる
  2. ATM・振込手数料の無料回数が多い

(1)給与受取口座と同じ特典がもらえる

住信SBIネット銀行には「スマートプログラム」という優遇特典があり、定額自動入金サービスを利用していると、毎月30ポイントのスマプロポイントが貯まります。
スマプロポイントは「1ポイント=1円」として現金に交換できるポイントサービスです。

給与・年金・定額自動入金のいずれかでもらえる特典なので、給与口座を変更できない人にもおすすめです!
スマプロポイントの貯め方や、有効期限については次のページで解説しています。

→SBI証券に住信SBIネット銀行は必要か?NISAの場合や同時開設・連携メリットも解説

(2)ATM・振込手数料の無料回数が多い

住信SBIネットでは、「アプリでATM」を利用すると、セブン銀行ATMとローソン銀行ATMのATM手数料が何度でも無料です。

また、「定額自動振込サービス」を使えば、家賃や仕送りなどの毎月決まった額を他行へ振り込めます。振込手数料は、取引内容に応じて最大月20回無料です。無料回数を多くする方法は、次のページで説明していますので、住信SBIネット銀行をお得に使いたい人は、ぜひこちらもご覧ください。

→住信SBIネット銀行の裏ワザ【スマプロランク3まで簡単に上げる方法】

住信sbiネット銀行の定額自動振込サービス
出典:住信SBIネット銀行

さらに、住信SBIネット銀行では、毎月口座から自動的に決まった金額を振り込める「定額自動振込サービス」も利用可能です。振込手数料の無料回数内でおこなえば、手数料もかかりません。

住信SBIネット銀行で「定額自動入金サービス」と「定額自動振込サービス」を併用すると、全自動で給与をお好きな銀行口座に移動できます。

住信SBIネット銀行の口座開設は、アプリからできます。最短即日で口座開設が完了できるのがうれしいポイントですね!

NEOBANKインストールQRコード
こちらのQRコードから
インストールいただけます。

最短3分で申し込み完了します。

また、住信SBIネット銀行は、SBI証券と連携する口座としてもおすすめです。SBI証券との口座連携サービス「SBIハイブリッド預金」を設定すると、口座の残高がSBI証券の買付余力に自動的に反映されます。SBI証券に入金することなく取引ができるため便利です。

SBIハイブリッド預金にも「定額自動振替サービス」が使えるので、給与振込口座から全自動で投資用のお金を分けておくこともできます。

sbiハイブリッド預金のメリット
出典:住信SBIネット銀行

SBI証券と住信SBIネット銀行は、かんたんに同時口座開設ができます!

当サイトではタイアップキャンペーンを実施中です。SBI証券の口座開設+2万円以上入金をおこない、SBIハイブリッド預金へ自動振替をすると現金2,500円オリジナルレポートがもらえます。

住信SBIネット銀行を使いたい人は、キャンペーンも利用してお得に口座開設しましょう!

SBI証券のタイアッププログラム

住信SBIネット銀行と同時開設できます

三井住友銀行(Olive)

ネット銀行に抵抗がある人、Vポイントを集めたい人、SBI証券で投信のクレカ積立がしたい人におすすめです

三井住友銀行olive
出典:三井住友銀行

Olive(オリーブ)は通常の三井住友銀行口座と違い、紙の通帳は発行されません。アカウントを作ると、銀行口座、カード決済、資産運用などの機能をまとめて管理できる「クレジットカード一体型のキャッシュカード」が発行されます。

他行宛て手数料が月3回無料で利用できるなど、通常の三井住友銀行の口座には無い優遇サービスが充実しており、自動入金サービスもOliveでしか使えません。三井住友銀行の口座をすでに持っている人は、口座番号を変えずにOliveに切り替えることができます。

→三井住友カードからOliveへの切り替えるデメリットとメリット【ゴールドカードがおすすめ】

【おすすめポイント】

  1. 給与受取口座と同じ特典がもらえる
  2. 手数料優待サービスがある
  3. SBI証券と連携できる

(1)給与受取口座と同じ特典がもらえる

Oliveの給与特典
出典:三井住友銀行

Oliveアカウントを契約すると、次の3つの中から毎月最大2つの特典がもらえます。

  • コンビニATM手数料…1回無料
  • Vポイントアッププログラム…還元率+1%
  • Vポイント…100ポイント

なんと、定額自動入金を使って毎月3万円以上の入金をしている人も、給与受取特典の対象です。選べる特典に「Vポイントが毎月200ポイントの付与」が追加されます。通常の特典と比べて受け取れるポイントが2倍です!

(2)手数料優待サービスがある

Oliveを契約しているだけで、次の3つのサービスが無料で使えます。

  • 他行宛て振込手数料(SMBCダイレクト)…月3回無料
  • 三井住友銀行ATMの利用手数料…24時間無料
  • 定額自動送金《きちんと振込》手数料…回数無制限

(3)SBI証券と連携できる

SBI証券のクレカ積立で「Oliveフレキシブルペイ」が使えます。積立額に応じて、最大3%のポイント還元が受けられるのでお得です。貯められるポイントは「Vポイント」です。ポイント還元率は以下のとおりです。

<積立額に対するポイント付与率>
対象カード 年間カード
利用額
ポイント付与率
通常 10万以上 0.5%
10万未満 0%
ゴールド 100万円以上 1%
10万以上 0.75%
10万未満 0%
プラチナ 300万円以上 2%
300万円未満 1%
プラチナ
プリファード
500万円以上 3%
300万円以上 2%
300万円未満 1%

※プラチナプリファード以外

auじぶん銀行

au経済圏を利用している人、Pontaポイントを集めている人、普通預金金利を重視する人におすすめです。

三菱UFJ eスマート証券

【おすすめポイント】

  1. 三菱UFJ eスマート証券と連携できる(auマネーコネクト)
  2. 普通預金の金利が最大0.51%
  3. 取引内容に応じて優遇がある(じぶんプラス)

(1)三菱UFJ eスマート証券と連携できる(auマネーコネクト)

「auマネーコネクト」を設定するとauじぶん銀行の普通預金残高を、三菱UFJ eスマート証券での投資信託や株の購入代金に充てられます。
三菱UFJ eスマート証券で取引する際に、証券口座への入出金の手間がなくなるので、とても便利なサービスです。また、auマネーコネクトを設定しておくだけで普通預金金利が0.21%から0.31%に優遇され、じぶん銀行をお得に利用できます。

三菱UFJ eスマート証券口座を持っていない人はこの機会に口座を開設しましょう!三菱UFJ eスマート証券の口座開設申し込み画面から、auじぶん銀行の口座も同時に開設できます。当サイトでは最大2,500円がもらえるタイアップキャンペーンを実施中です。

口座開設料・年会費などは一切かかりません。

(2)普通預金の金利が最大0.51%

auマネ活プラン
出典:auじぶん銀行

じぶん銀行では、普通預金金利の優遇に「auマネーコネクトの設定」のような条件がいくつか用意されています。達成数に応じて、上乗せの金利が増えます。すべての条件を達成すると、普通預金金利は業界最高水準の0.51%です。(2025年11月現在)

<auじぶん銀行の預金金利>
通常 0.21%
auマネーコネクトの設定 +0.1%
au PAYとの連携 +0.05%
au PAYカードとの連携 +0.05%
auマネ活プランの加入 +0.05%
auマネ活プランの
ゴールドカード特典
+0.05%
合計 0.51%

(3)取引内容に応じて優遇がある(じぶんプラス)

じぶんプラスの特典内容
出典:auじぶん銀行

auじぶん銀行には、対象サービスの利用状況や預金残高に応じてATM手数料や振込手数料の無料回数やPontaポイントがもらえる「じぶんプラス」というサービスがあります。じぶんプラスでもらえる特典は、4つのステージで判定分けされています。ステージの判定は、獲得スタンプ数によって決まります。

<じぶんプラスの特典内容>
特典 レギュラー シルバー ゴールド プレミアム
Pontaポイント
倍率
1倍 5倍 10倍 15倍
ATM利用手数料
無料回数
入金 月2回 何度でも無料
出金 月2回 月5回 月10回 月15回
他行への
振込手数料
無料回数
月3回 月5回 月10回 月15回

※auじぶん銀行・三菱UFJ銀行への振り込みは何度でも無料

スタンプの獲得条件のひとつに「定額自動入金サービスによる入金」があります。「給与・年金の受け取り」とどちらか達成で獲得できる条件になっており、給与振込口座を変えられない人でも損しない設計です!

そのほかの獲得条件やじぶんプラスの攻略方法については、関連ページで解説しています。

給与が振り込まれる口座を変更したいとき、会社への言い訳は必要はありません。
給与口座を変更できない時は「定額自動入金サービス」を使って、お得な銀行に給与を移し替える方法があります。おすすめの銀行は住信SBIネット銀行、三井住友銀行、auじぶん銀行です。

この記事の執筆者

やさしい投資信託のはじめ方編集部

やさしい投資信託のはじめ方編集部

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