セゾン投信の評価・評判【やめた理由とは？おすすめしない？危ない？】

セゾン投信の評判【悪評はある？】

セゾン投信には良い評判が多数寄せられています。

困ったときに相談できる「顧客本位の相談室」もセゾン投信が選ばれる理由のひとつです。資産運用に限らず、教育費・マイホーム購入・退職後の生活などライフイベント全般の相談ができます。

また、「投信ブロガーが選ぶ！Fund of the Year」において、セゾン投信が運用するセゾン・グローバルバランスファンドは毎年ランクインしており、個人投資家から熱い支持を獲得していることが伺えます。

やめた理由とは？おすすめしない？

セゾン投信には、良い評判ばかりでなく、悪評や厳しい意見も寄せられています。「やめた理由」や「『おすすめしない』という意見」をご紹介します。

かつてセゾン投信の運用している投資信託「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド^※」は、低コストのファンドとして重宝されていました。
※現：セゾン・グローバルバランスファンド

しかし、つみたてNISAがはじまる2018年頃、各運用会社が低コストのファンドを次々と設定しました。これにより、セゾン投信のファンドのコストは、相対的に高く見えてしまうようになりました。

セゾン投信は、低コスト競争に追随しなかったため、より低コストの投資信託に切り替えられることが多くなっていったのです。

危ない？やばい？

セゾン投信は、“危ない”などということはないですし、” やばい”わけでもありません。低コスト競争に追随しなかったのは、末永く健全な長期投資を提供し続けるための事業継続性を大切にしているためです。投資哲学にコスト差を超える価値を見出す人は、セゾン投信を選んでいます。

セゾン投信は、15万人超の投資家から支持され、たった3銘柄で運用資産残高が7,000億円を超えています。

先にもご紹介したとおり、セゾン投信の運用する投資信託は「投信ブロガーが選ぶ！Fund of the Year」において毎年ランクインしており、個人投資家から熱い支持を獲得しています。

まったくもって”危ない”、”やばい”などということはありません。

新NISAのつみたて投資枠で買える？

「セゾン資産形成の達人ファンド」と「セゾン・グローバルバランスファンド」はつみたて投資枠対象銘柄です。よって、新NISAでは「つみたて投資枠（積立投資枠）」でも「成長投資枠」でも買えます。
新NISAの成長投資枠【S&P500・米国ETFは？おすすめ銘柄は？】

一方、「セゾン共創日本ファンド」は、つみたて投資枠対象銘柄でないため、つみたてNISA口座では買えませんし、新NISAの「つみたて投資枠」でも買えない見込みです。ただし、新NISAの「成長投資枠」では買える見込みです。

＜セゾン投信の新NISA＞

銘柄名	つみたて 投資枠	成長 投資枠
セゾン資産形成の達人ファンド
セゾン・グローバルバランスファンド
セゾン共創日本ファンド	-

＜NISAでの取り扱い金融機関＞

銘柄名	セゾン	大和コネクト	SBI	楽天
セゾン資産形成の達人ファンド			※	※
セゾン・グローバルバランスファンド			※	※
セゾン共創日本ファンド		-	-	-

※特定の金融商品仲介業者経由でしか購入できません。

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大和コネクト証券

「セゾン資産形成の達人ファンド」、「セゾン・グローバルバランスファンド」にクレカ積立できる証券会社です。

セゾン資産形成の達人ファンドの評価

• 大和コネクト証券の詳細

セゾン資産形成の達人ファンドは、日本を含む全世界の株式に実質的に分散投資できるおすすめのアクティブファンドです。分配金も出されておらず、長期投資をするにあたって効率的な仕組みとなっています。
毎月分配型投信のデメリット【意外と悪くない？儲かる？最強!?】

セゾン資産形成の達人ファンドは、ファンド・オブ・ファンズ方式で運用をしています。株式に直接投資するのではなく、他の複数の投資信託に投資する方式です。企業分析がしっかりと行われているか、長期的な視点で運用されているかをモニタリングし、厳選したアクティブファンドに投資しています。

【最強？】S&P500などと利回りを比較

アクティブファンドには、インデックスファンドを超える利回り（リターン）が求められます。セゾン資産形成の達人ファンドは、全世界の株式を投資対象としているため、eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）と比較します。

eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）を下回るリターンとなっています。

インデックスファンドでは、S&P500に連動する銘柄も人気があります。そこで、eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）とも比較します。

S&P500と比較しても、下回るリターンとなっています。

セゾン・グローバルバランスファンドの評価

• 大和コネクト証券の詳細

セゾン・グローバルバランスファンドは、日本を含む全世界の株式・債券に実質的に分散投資できる投資信託です。世界最大級の運用会社であるバンガード社のインデックスファンドを通じて、株式と債券へ半分ずつ投資します。

運用コストは0.56％程度となっており、他のファンドと比べてしまうと、やや高いと言わざるを得ません。しかし、セゾン投信の理念に共感する人や、「セゾン顧客本位の相談室^※」を利用したい人には価値がある投資信託と言えるでしょう。
※「セゾン投信の評判【悪評はある？】」の章で紹介

セゾン共創日本ファンドの評価

セゾン共創日本ファンドは、国内の株式に投資するアクティブファンドです。長期的に利益が成長する可能性のある企業に厳選投資し、企業との対話を通して企業価値の向上を図り、超過リターンの実現を目指します。

2022年に設定されたばかりであるため「何とも言えない」というのが正直なところではあります。しかしながら、セゾン投信は長期投資に適したファンド運用をしてきた実績があります。今後の運用成績が楽しみです。

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