低コストアクティブファンドとインデックスファンドの比較

カテゴリー:投資信託
最終更新日 : 2020年10月15日
低コストアクティブファンドとインデックスファンドの比較イメージ

一般的に、アクティブファンドは高い販売手数料(購入時手数料)と信託報酬が設定されており、その負担の大きさからリターンが市場平均に連動するインデックスファンドを下回ることが多いです。

しかし、2016年頃、それまでになかった低コストのアクティブファンドが続々と設定されました。このページでは、低コストアクティブファンドが、設定後どのような成績となったのか徹底比較していきます!

低コストアクティブファンドとインデックスファンドの比較

以下に、2016年頃に設定された低コストアクティブファンド(ひとくふうシリーズたわらノーロードplusシリーズ)のパフォーマンスを、各カテゴリの代表的なインデックスファンドと比較した表を用意しました。

なお、販売手数料はすべて無料です。国内株式型ファンドについては、ひとくふう日本株式ファンドの投資対象がJPX日経400の構成銘柄となっているため、JPX日経400のインデックスファンドと比較しています。

<国内株式型ファンドの比較>
銘柄名 信託報酬
/純資産総額
トータルリターン
1年 3年
ひとくふう日本株式ファンド 0.275%
/1.29億円
6.45% 2.64%
たわらノーロードplus国内株式高配当最小分散戦略 0.77%
/1.25億円
-6.82% -4.04%
<購入・換金手数料なし>ニッセイJPX日経400インデックスファンド 0.2145%
/394.53億円
5.11% 1.43%

※年率換算
(2020年10月時点)

<先進国株式型ファンドの比較>
銘柄名 信託報酬
/純資産総額
トータルリターン
1年 3年
ひとくふう先進国株式ファンド 0.33%
/1.51億円
-0.98% 0.29%
たわらノーロードplus先進国株式低ボラティリティ高配当戦略 (繰上償還となり、運用が終了しました)
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 0.1023%
/1,322.88億円
8.56% 5.98%

※年率換算
(2020年10月時点)

<新興国株式型ファンドの比較>
銘柄名 信託報酬
/純資産総額
トータルリターン
1年 3年
ひとくふう新興国株式ファンド 0.43%
~1.23%程度
/0.3億円
-0.70% -4.36%
たわらノーロードplus新興国株式低ボラティリティ高配当戦略 0.99%
/0.57億円
-4.24% -5.10%
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 0.187%
/375.42億円
6.58% -0.26%

※年率換算
(2020年10月時点)

低コストアクティブファンドは、国内株式型については「ひとくふう日本株式ファンド」がインデックスファンドの成績を上回っていますが、先進国株式型・新興国株式型は下回る結果となりました。

さらに、たわらノーロードplus先進国株式低ボラティリティ高配当戦略にいたっては、運用資金が集まらず途中で運用が打ち切られることになってしまいました。

低コストアクティブファンドは、どれも純資産総額が少なく、繰上償還となったファンドと同じような末路をたどる可能性が十分に考えられます。パフォーマンスも際立って良いわけではないので、あまりおすすめできません。

この記事の執筆者

やさしい投資信託のはじめ方編集部

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