ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)の評価~eMAXIS Slimと比較~

カテゴリー:投資信託
最終更新日 : 2020年11月12日
購入・換金手数料なしシリーズ

低コストで評判の良い<購入・換金手数料なし>シリーズに新しいファンドが設定されました。<購入・換金手数料なし>ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)です。

同じタイプのeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)と比較しながら、評価していきます。

ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)の基礎データと評価

ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)は、たった1本で全世界の株式に投資できるインデックスファンドです。

評価・おすすめ度 ★★★★★ (5/5)
販売会社 SBI証券楽天証券マネックス証券松井証券
連動対象

国内株式

TOPIX

先進国株式

MSCIコクサイ・インデックス

新興国株式

MSCIエマージング・マーケット・インデックス

設定日 2020年6月29日
分類 全世界株式型インデックス
販売手数料
(購入時手数料)
無料
信託報酬
(運用管理費用)
0.1144%以内
信託財産留保額 無料

低コストの全世界株式型インデックスファンドではとなる「名目GDP比率」に基づき配分を決定する銘柄です。設定時(2020年6月時点)での基本投資割合は以下のようになっています。

  • 国内株式:6%
  • 先進国株式(除く日本):54%
  • 新興国株式:40%
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

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eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の評価と利回り

人気NO.1の投資信託です。「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」でも投資信託の事情通たちから圧倒的な支持を受けて1位を獲得しています。

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eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)との比較

同じ全世界株式型のインデックスファンドに、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)があります。「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」で1位を獲得した人気のある銘柄です。

そこで、ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)とeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を比較します。

地域別の投資割合

2つの銘柄の一番の違いは、投資する地域の割合です。

  • ニッセイ世界株式ファンド
    (GDP型バスケット)

    ニッセイ世界株式ファンドの円グラフ
  • eMAXIS Slim全世界株式
    (オール・カントリー)

    eMAXISSlim全世界株式の円グラフ

上の円グラフのように、<購入・換金手数料なし>ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)のほうが新興国株式の割合が大きいです。中国やインドなど新興国の成長力に期待する投資家におすすめの銘柄と言えます。新興国株式には直接投資をしにくいので、このような銘柄でフォローできるといいですね。

ただし、新興国株式が多く含まれる分、価格の上昇に期待できますが、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)よりも値動きが荒くなる可能性があるので注意してください。

信託報酬で比較

ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)も、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)も、信託報酬は0.1144%業界最安水準です。信託報酬が高く設定されがちな、新興国株式が多く含まれるにもかかわらず、eMAXIS Slimと同じ信託報酬というのは、投資家にとってはうれしいですね。

つみたてNISAの対象となっている理由

国内株式、先進国株式(除く日本)、新興国株式への基本投資割合は、名目GDP(国内総生産)総額の比率に基づき決定します。

ニッセイアセットマネジメント公式に、上のような記述があります。「つみたてNISAの対象」となったのは、ファンドの特色に使われている「基本投資割合は、名目GDP(国内総生産)総額の比率に基づき決定します」という言い回しがポイントでした。

ここで「~を参考に」という言葉が使われていると、世界経済インデックスファンドのように、つみたてNISAでは指定インデックス投資信託として扱われません。すると、要件が厳しくなり、運用開始から少なくとも5年以上は「つみたてNISAの対象」として認められないのです。

しかし、「~に基づき」という言葉が使われていると、SMT世界経済インデックス・オープンのように、指定インデックス投資信託として扱われます。よって「つみたてNISAの対象」として認められたのです。

iDeCoで投資できるか

2020年9月現在、iDeCo取り扱う金融機関はありません。しかし、マネックス証券のiDeCoがeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を取扱商品に追加した事例があるように、今後、iDeCoで取り扱う金融機関が出てくるかもしれません。

「名目GDP比率」に基づき配分を決定する、<購入・換金手数料なし>ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)についてご紹介しました。中国やインドなど新興国の成長力に期待している人に、おすすめの全世界株式型インデックスファンドです。

2020年9月現在、投資できる証券会社はSBI証券楽天証券マネックス証券松井証券となっています。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)とは一味違う魅力的な銘柄なので、今後どれくらい運用額が伸びていくのか楽しみですね。

この記事の執筆者

やさしい投資信託のはじめ方編集部

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