QQQの構成銘柄をVOO・VGTと徹底比較【このETFは買うべきか!?】
最終更新日:2026年8月5日
QQQ(インベスコQQQトラスト・シリーズ1 ETF)とは、NASDAQ100指数への連動を目指す海外ETFのことです。このページでは「QQQは買うべきか」、「他の海外ETF、投資信託との比較」など徹底解説しています。
概要(ETFの構成銘柄・信託報酬・配当利回りなど)
| 評価・おすすめ度 | ★★★★★ (5/5) |
|---|---|
| 連動対象 | NASDAQ100指数 |
| 設定日 | 1999年3月10日 |
| 分類 | 海外ETF |
| 経費率 (信託報酬) |
0.2% |
| 直近配当利回り | 0.43% |
(2026年8月現在)
最新の株価チャートをご覧いただけます。
QQQの連動対象は、NASDAQ100指数です。NASDAQ100指数は、アメリカの株式市場であるナスダックに上場している会社の中で、主要な約100銘柄※で構成されています。
※金融セクターを除く
構成銘柄は以下のとおりです。
| 順位 | 銘柄名 | 主なサービス など | 組入比率 |
|---|---|---|---|
| 1 | エヌビディア | 半導体 | 8.14% |
| 2 | アップル | iPhone | 7.25% |
| 3 | マイクロソフト | Windows | 5.90% |
| 4 | アマゾン・ドット・コム | ネット ショッピング | 4.97% |
| 5 | マイクロン・テクノロジー | 半導体 | 4.20% |
| 6 | アドバンスト・マイクロ・デバイセズ | 半導体 | 3.55% |
| 7 | アルファベット | 3.54% | |
| 8 | アルファベット | 3.31% | |
| 9 | ブロードコム | 半導体 デバイス | 3.03% |
| 10 | メタ・プラットフォームズ | Instagram、Facebook | 2.84% |
(2026年8月現在)
QQQを使えば、上の表のようにアメリカの有名な企業に集中投資できます。
しかし、海外ETFでの投資は、投資信託と比べて手間がかかります。QQQへ投資する選択肢のほかに、NASDAQ100指数に連動させる投資信託へ投資するのも手です。
NASDAQ100指数に連動させる投資信託である「eMAXIS NASDAQ100インデックス」が信託報酬の引き下げをおこない、QQQとほぼ変わらないコストで投資できるようになりました。
| 銘柄名 | 信託報酬 |
|---|---|
| QQQ(インベスコQQQトラスト・シリーズ1 ETF) | 0.2% |
| eMAXIS NASDAQ100インデックス | 0.2035% |
| NZAM・ベータ NASDAQ100 | 0.44% |
| インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式) | 0.484% |
| iFreeNEXT NASDAQ100インデックス | 0.495% |
それでも、最低水準のコストで運用できるのはQQQです。多少手間をかけても、コストを最小限に抑えたい人は投資信託ではなくETFであるQQQが向いているでしょう。
QQQは買うべきか
QQQを買うべきかどうかは、この銘柄に興味を持ったキッカケによります。
「NASDAQ100銘柄に投資したい」、「GAFAM※のようなアメリカの有名企業に投資したい」という考えを持っている方は、ぜひとも買うべきです。先に解説したように、QQQはこの上なく低コストで、アメリカの有名企業に集中投資できるからです。
※Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft
一方、「なんとなく儲かりそうだから投資したい」、「最近のパフォーマンスが良いから投資したい」ということなら買うべきではありません。右肩上がりのチャートだけを見て「コレは儲かるに違いない」と思った方は危険です。
<QQQ過去10年のチャート>
過去の実績は、未来の成果を保証するものではありません。NASDAQ100指数はこれからも良いパフォーマンスを出し続けるとは限らないのです。明確な意思・理由を持たずに投資すれば、相場にもてあそばれ、高値づかみをして安く売ってしまうことでしょう。
QQQは極めて優良な海外ETFですが、使い方次第ということです。
ウィブル証券では「1ドル」から購入できます
ウィブル証券では、1株未満の株式(端株)を取引できます。少ない金額でも取引できる点が強みで、たったの「1ドル」(約160円)という少ない金額から、QQQを保有できます。
SBI証券、松井証券、マネックス証券では、端株取引はできず、1口から購入する必要があります。
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VOO(S&P500)との比較
QQQと同じように、アメリカの株式に投資できる海外ETFに「VOO」があります。
VOO(バンガード・S&P500 ETF)は、S&P500指数への連動を目指す海外ETFです。S&P500はアメリカの主要な会社(約500銘柄)から構成されます。以下の表はQQQとVOOの構成銘柄を上位10銘柄で比較した表です。
| 順位 | QQQ | VOO | ||
|---|---|---|---|---|
| 銘柄名 | 組入比率 | 銘柄名 | 組入比率 | |
| 1 | エヌビディア | 8.14% | エヌビディア | 7.51% |
| 2 | アップル | 7.25% | アップル | 6.59% |
| 3 | マイクロソフト | 5.90% | マイクロソフト | 4.30% |
| 4 | アマゾン・ドット・コム | 4.97% | アマゾン・ドット・コム | 3.62% |
| 5 | マイクロン・テクノロジー | 4.20% | アルファベット | 3.25% |
| 6 | アドバンスト・マイクロ・デバイセズ | 3.55% | ブロードコム | 2.77% |
| 7 | アルファベット | 3.54% | アルファベット | 2.59% |
| 8 | アルファベット | 3.31% | マイクロン・テクノロジー | 2.02% |
| 9 | ブロードコム | 3.03% | メタ・プラットフォームズ | 1.92% |
| 10 | メタ・プラットフォームズ | 2.84% | テスラ | 1.84% |
(2026年8月現在)
一見、同じような構成銘柄のようですが、組入比率が大きく異なります。たとえば、GAFAMの組入比率※はVOOが22.27%なのに対して、QQQは27.81%となっています。これはVOOが約500銘柄に分散させているのに対して、QQQは約100銘柄に厳選しているためです。
※Google(アルファベット)、Amazon、Facebook(メタ・プラットフォームズ)、Apple、Microsoftの合計組入比率
幅広くアメリカ全体に投資したい方は「VOO」と相性が良いです。有名企業中心の厳選した銘柄に投資したい方には「QQQ」をおすすめします。
VGTとの比較
VGT(バンガード・米国情報技術セクターETF)は、MSCI USインベスタブル・マーケット情報技術セクター指数への連動を目指す海外ETFです。この指数は、アメリカの情報技術セクター銘柄(IT企業)のほぼ100%から構成されます。
QQQもVGTもIT企業を中心に投資できる海外ETFなので、比較されることが多いです。以下の表は、構成銘柄を上位10銘柄で比較した表です。
| 順位 | QQQ | VGT | ||
|---|---|---|---|---|
| 銘柄名 | 組入比率 | 銘柄名 | 組入比率 | |
| 1 | エヌビディア | 8.14% | エヌビディア | 16.10% |
| 2 | アップル | 7.25% | アップル | 14.33% |
| 3 | マイクロソフト | 5.90% | マイクロソフト | 8.28% |
| 4 | アマゾン・ドット・コム | 4.97% | マイクロン・テクノロジー | 5.04% |
| 5 | マイクロン・テクノロジー | 4.20% | ブロードコム | 3.84% |
| 6 | アドバンスト・マイクロ・デバイセズ | 3.55% | アドバンスト・マイクロ・デバイセズ | 3.65% |
| 7 | アルファベット | 3.54% | インテル | 2.41% |
| 8 | アルファベット | 3.31% | アプライド・マテリアルズ | 2.26% |
| 9 | ブロードコム | 3.03% | ラムリサーチ | 2.14% |
| 10 | メタ・プラットフォームズ | 2.84% | シスコシステムズ | 1.82% |
(2026年8月現在)
VGTに組み入れられているのは、情報技術セクターの銘柄だけなので、QQQの構成銘柄と大きく異なります。
たとえば、QQQに組み入れられている「アルファベット(Google)」は通信サービスセクター、「アマゾン」は一般消費財セクターなので、VGTの構成銘柄にはありません。
純粋にアメリカの情報技術セクター銘柄に投資したい方は「VGT」、GAFAMのような有名企業に魅力を感じる方は「QQQ」がおすすめです。
投資信託(iFreeNEXT NASDAQ100インデックス)との比較
iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは、NASDAQ100指数に連動させるインデックスファンドの中で、最もポピュラーで純資産総額の大きい投資信託です。QQQと同じく、NASDAQ100指数を連動対象としています。
以下の表は、QQQとiFreeNEXT NASDAQ100インデックスを比較したものです。
| 比較項目 | QQQ | iFreeNEXT NASDAQ100インデックス |
|---|---|---|
| 売買手数料 | 売買代金の 0.495%※ |
無料 |
| 最低 投資金額 |
約114,000円 | 100円~ |
| 運用コスト (年率) |
0.2% | 0.495% |
| 分配金 | あり | なし (配当は再投資される) |
(2026年8月現在)
iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは、100円から買えるので、お手軽に投資できます。一方、QQQは運用コストが低いので、期待できるリターンが大きいです。
まずはiFreeNEXT NASDAQ100で積立投資をはじめて、運用額が大きくなったらQQQに乗り換えるという方法もあります。詳しくは、以下のページをご覧ください。
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この記事の執筆者

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