iFreeレバレッジNASDAQ100の評価・積立投資する際の注意点

カテゴリー:投資信託
最終更新日 : 2020年11月10日
iFreeレバレッジNASDAQ100

iFreeレバレッジNASDAQ100は、日々の値動きがNASDAQ100指数の2倍くらいになるように運用される投資信託です。値上がり幅も大きければ、値下がりも強烈な、ハイリスク・ハイリターンの銘柄なので注意しましょう。

基礎データ(評価・手数料など)

<iFreeレバレッジNASDAQ100の基礎データ>
評価・おすすめ度 ★★★☆☆ (3/5)
運用会社 大和アセットマネジメント
運用方針 NASDAQ100指数の2倍程度の値動きを目指す
ファンド設定日 2018年10月19日
分類 外国株式型レバレッジ
販売手数料
(購入時手数料)
最大2.2%
(SBI証券なら無料)
信託報酬
(運用管理費用)
0.99%
信託財産留保額 無料

NASDAQ100とは、アメリカのナスダック市場に上場している大規模な会社100銘柄で構成される指数です。iFreeレバレッジNASDAQ100は、この指数の2倍くらいの値動きになるように運用されますが、これは「日々の値動き」の2倍くらいです。

言い換えれば、投資してから2日後、3日後には2倍ではなくなっているのです。具体例を見るとわかりやすいかと思いますので、次のグラフをご覧ください。

チャートのイメージ
大和アセットマネジメント公式サイトより引用
<チャートの計算式>
基準日 NASDAQ100 当ファンド
1日目 100+10%
=110
100+20%
=120
2日目 110-9.09%
=100
120-18.18%
=98.18
3日目 100-10%
=90
98-20%
=78.54
4日目 90+11.11%
=100
78.54+22.22%
=95.99

このように、NASDAQ100指数が上がったり下がったりを繰り返すと、この銘柄の価格は押し下げられていくので注意が必要です。

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iFreeレバレッジNASDAQ100を使った積立投資

大和アセットマネジメントが提案している投信方法に「ツミレバ」というものがあります。これは、積立投資にレバレッジ型の投資信託を用いる投資方法です。レバレッジとは、先物取引などを使って、少ないお金で大きな金額の取引をすることをいいます。

さきほど、上昇と下落を繰り返すと価格が押し下げられていく、というデメリットをご紹介しました。
しかし、NASDAQ100指数はかなりパフォーマンスが良いため、積立投資のような長期にわたる資産運用でも、問題なく大きなリターンを期待できるのでは?
というのが「ツミレバ」の考え方です。

大和アセットマネジメントによる過去のシミュレーションでは、NASDAQ100指数の約3.4倍のパフォーマンスとなっているようです。

積立投資のシミュレーション
大和アセットマネジメント公式サイトより引用

しかし、これはあくまでも結果論です。これからも良いパフォーマンスであり続けるとは限りません。この先、NASDAQ100指数が伸び悩むようなことになれば、iFreeレバレッジNASDAQ100の価格は転げ落ちていく可能性もあります。

また、2020年2月から3月にかけてのコロナショック時、最大下落率が50.4%であったように、かなりリスクが大きい投資信託であることに注意が必要です。

ここまで紹介した注意点を理解したうえで、それでも大きなリターンを狙いにいくなら積立投資してみるのも良いでしょう。

つみたてNISAでは買えません

iFreeレバレッジNASDAQ100は、つみたてNISAでは投資できません。これからも投資できるようにはならないでしょう。

なぜなら、つみたてNISAで投資できるのは、金融庁の定める要件を満たしている商品に限られるからです。つみたてNISA対象商品の要件には「ヘッジ目的の場合等を除き、デリバティブ取引による運用を行っていないこと」という一文があります。

iFreeレバレッジNASDAQ100は、デリバティブ取引のひとつである「先物取引」による運用を行っています。これは値動きを大きくするためであって、ヘッジ目的ではありません。

よって、iFreeレバレッジNASDAQ100は、つみたてNISAの対象商品として認められないのです。

おすすめ証券会社の還元率比較

大手ネット証券には、投資信託を持っているだけで現金やポイントがもらえるサービスがあります。なんの特典もない金融機関で買うよりも間違いなくお得です。

銘柄によって還元率が異なる証券会社もあるので、銘柄ごとに最もお得なところで取引するために、各証券会社の口座を開いて使い分けるのも良いでしょう。

iFreeレバレッジNASDAQ100の各証券会社の還元率は、以下の表のようになっています。

<還元率の比較>
順位 証券会社 運用時の
還元率
詳細
ページ
1 auカブコム証券 0.24% 詳細
2 SBI証券 0.2% 詳細
3 松井証券 0.135% 詳細
4 マネックス証券 0.08% 詳細
5 楽天証券 0.048% 詳細

※年率(最大)

iFreeレバレッジNASDAQ100の場合、auカブコム証券が最も還元率の高い証券会社です。

iFreeレバレッジNASDAQ100は大きなリターンを狙える投資信託ですが、相場が上昇と下落を繰り返すとき、価格が押し下げられてしまうというデメリットがあります。また、リスクもかなり大きいので注意が必要です。

この記事の執筆者

やさしい投資信託のはじめ方編集部

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