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QQQの構成銘柄をVOO・VGTと徹底比較【このETFは買うべきか!?】

qqqの株価チャート

QQQ(インベスコQQQトラスト・シリーズ1 ETF)とは、NASDAQ100指数への連動を目指す海外ETFのことです。このページでは「QQQは買うべきか」、「他の海外ETF、投資信託との比較」など徹底解説しています。

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概要(ETFの構成銘柄・信託報酬・配当利回りなど)

<QQQの概要>
評価・おすすめ度 ★★★★★ (5/5)
連動対象 NASDAQ100指数
設定日 1999年3月10日
分類 海外ETF
経費率
(信託報酬)
0.2%
直近配当利回り 0.73%

(2022年12月現在)

最新の株価チャートをご覧いただけます。

QQQの連動対象は、NASDAQ100指数です。NASDAQ100指数は、アメリカの株式市場であるナスダックに上場している会社の中で、主要な約100銘柄で構成されています。
※金融セクターを除く

構成銘柄は以下のとおりです。

<QQQの構成銘柄(上位10)>
順位 銘柄名 主なサービス
など
組入比率
1 アップル iPhone 12.96%
2 マイクロソフト Windows 10.51%
3 アマゾン・ドット・コム ネット
ショッピング
5.15%
4 エヌビディア 半導体 3.43%
5 アルファベット
(議決権なし)
Google 3.22%
6 アルファベット
(議決権あり)
Google 3.12%
7 テスラ 電気自動車 2.91%
8 ペプシコ 食品・飲料 2.35%
9 メタ・プラットフォームズ Instagram、Facebook 2.19%
10 ブロードコム 半導体
デバイス
2.09%

(2022年12月現在)

QQQを使えば、上の表のようにアメリカの有名な企業に集中投資できます。

海外ETFでの投資は、投資信託と比べて手間がかかります。しかし、NASDAQ100指数に連動させる投資信託はまだ低コストなものが充実していません。

このように、QQQは投資信託の半分以下のコストで運用できます。これだけのコスト差があれば将来のリターンに大きく影響してきます。多少の手間をかけてもQQQは投資する価値のある海外ETFです。

QQQは買うべきか

QQQを買うべきかどうかは、この銘柄に興味を持ったキッカケによります。

「NASDAQ100銘柄に投資したい」、「GAFAMのようなアメリカの有名企業に投資したい」という考えを持っている方は、ぜひとも買うべきです。先に解説したように、QQQはこの上なく低コストで、アメリカの有名企業に集中投資できるからです。
※Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft

一方、「なんとなく儲かりそうだから投資したい」、「最近のパフォーマンスが良いから投資したい」ということなら買うべきではありません。右肩上がりのチャートだけを見て「コレは儲かるに違いない」と思った方は危険です。

<QQQ過去10年のチャート>

qqqの株価チャート
出典:SBI証券

過去の実績は、未来の成果を保証するものではありません。NASDAQ100指数はこれからも良いパフォーマンスを出し続けるとは限らないのです。明確な意思・理由を持たずに投資すれば、相場にもてあそばれ、高値づかみをして安く売ってしまうことでしょう。

QQQは極めて優良な海外ETFですが、使い方次第ということです。

VOO(S&P500)との比較

QQQと同じように、アメリカの株式に投資できる海外ETFに「VOO」があります。

VOO(バンガード・S&P500 ETF)は、S&P500指数への連動を目指す海外ETFです。S&P500はアメリカの主要な会社(約500銘柄)から構成されます。以下の表はQQQとVOOの構成銘柄を上位10銘柄で比較した表です。

<QQQとVOOの構成銘柄を比較>
順位 QQQ VOO
銘柄名 組入比率 銘柄名 組入比率
1 アップル 12.96% アップル 7.08%
2 マイクロソフト 10.51% マイクロソフト 5.29%
3 アマゾン・ドット・コム 5.15% アマゾン・ドット・コム 2.77%
4 エヌビディア 3.43% テスラ 1.85%
5 アルファベット
(議決権なし)
3.22% アルファベット
(議決権あり)
1.73%
6 アルファベット
(議決権あり)
3.12% バークシャー・ハサウェイ 1.63%
7 テスラ 2.91% ユナイテッドヘルス・グループ 1.59%
8 ペプシコ 2.35% アルファベット
(議決権なし)
1.55%
9 メタ・プラットフォームズ 2.19% エクソン・モービル 1.41%
10 ブロードコム 2.09% ジョンソン&ジョンソン 1.40%

(2022年12月現在)

一見、同じような構成銘柄のようですが、組入比率が大きく異なります。たとえば、GAFAMの組入比率はVOOが19.07%なのに対して、QQQは37.15%となっています。これはVOOが約500銘柄に分散させているのに対して、QQQは約100銘柄に厳選しているためです。
※Google(アルファベット)、Amazon、Facebook(メタ・プラットフォームズ)、Apple、Microsoftの合計組入比率

幅広くアメリカ全体に投資したい方は「VOO」と相性が良いです。有名企業中心の厳選した銘柄に投資したい方には「QQQ」をおすすめします。

VGTとの比較

VGT(バンガード・米国情報技術セクターETF)は、MSCI USインベスタブル・マーケット情報技術セクター指数への連動を目指す海外ETFです。この指数は、アメリカの情報技術セクター銘柄(IT企業)のほぼ100%から構成されます。

QQQもVGTもIT企業を中心に投資できる海外ETFなので、比較されることが多いです。以下の表は、構成銘柄を上位10銘柄で比較した表です。

<QQQとVGTの構成銘柄を比較>
順位 QQQ VGT
銘柄名 組入比率 銘柄名 組入比率
1 アップル 12.96% アップル 22.61%
2 マイクロソフト 10.51% マイクロソフト 16.95%
3 アマゾン・ドット・コム 5.15% エヌビディア 3.48%
4 エヌビディア 3.43% ビザ 3.29%
5 アルファベット
(議決権なし)
3.22% マスターカード 2.94%
6 アルファベット
(議決権あり)
3.12% ブロードコム 1.97%
7 テスラ 2.91% シスコ・システムズ 1.94%
8 ペプシコ 2.35% アクセンチュア 1.86%
9 メタ・プラットフォームズ 2.19% セールスフォース・ドットコム 1.67%
10 ブロードコム 2.09% アドビ 1.55%

(2022年12月現在)

VGTに組み入れられているのは、情報技術セクターの銘柄だけなので、QQQの構成銘柄と大きく異なります

たとえば、QQQに組み入れられている「メタ・プラットフォームズ(Facebook)」や「アルファベット(Google)」は通信サービスセクター、「アマゾン」は一般消費財セクターなので、VGTの構成銘柄にはありません。

純粋にアメリカの情報技術セクター銘柄に投資したい方は「VGT」、GAFAMのような有名企業に魅力を感じる方は「QQQ」がおすすめです。

投資信託(iFreeNEXT NASDAQ100インデックス)との比較

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは、NASDAQ100指数に連動させるインデックスファンドの中で、最もポピュラーで純資産総額の大きい投資信託です。QQQと同じく、NASDAQ100指数を連動対象としています。

以下の表は、QQQとiFreeNEXT NASDAQ100インデックスを比較したものです。

<QQQとiFreeNEXTの比較>
比較項目 QQQ iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
売買手数料 売買代金の
0.495%
無料
最低
投資金額
約39,000円 100円~
運用コスト
(年率)
0.2% 0.495%
分配金 あり なし
(配当は再投資される)

(2022年12月現在)

SBI証券楽天証券の場合、買付手数料が無料です。

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは、100円から買えるので、お手軽に投資できます。一方、QQQは運用コストが低いので、期待できるリターンが大きいです。

まずはiFreeNEXT NASDAQ100で積立投資をはじめて、運用額が大きくなったらQQQに乗り換えるという方法もあります。詳しくは、以下のページをご覧ください。

QQQは、アメリカの有名なIT企業を中心に投資できる海外ETFです。運用コストが投資信託の半分以下なので、大幅にコスト削減できます。NASDAQ100指数に魅力を感じる方は、買うべき銘柄です。

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SBI証券では、海外ETFを自動買付できたり、貸株できたりと独自のサービスを使えます。定期買付サービスでの買い方、貸株のやり方などは以下のページをご覧ください。

この記事の執筆者

やさしい投資信託のはじめ方編集部

やさしい投資信託のはじめ方編集部

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