つみたてNISAに関するQ&A
ここのページではつみたてNISAに関して、気になる点・疑問点をQ&A形式でまとめています。
このページのもくじ
つみたてNISA(積立NISA)の概要
- つみたてNISAはいつから始まる?
- つみたてNISAを利用するためには何が必要?
- 何歳から利用できる?
- つみたてNISAで運用できる商品は?
- 利用・運用できる期間は?
- 年間いくらまで投資できる?(非課税枠はいくら?)
-
つみたてNISAと他の制度を比較
- 「つみたてNISA」と「NISA」は併用できる?
- 現在NISAで運用している商品をつみたてNISAに移動できる?(その逆はできる?)
- 「NISA」・「つみたてNISA」どちらをを利用すべき?
-
つみたてNISAを上手に利用する
- つみたてNISAのメリット・デメリットは?
- つみたてNISAではつみたて以外の買い方(スポット購入)はできる?
- つみたてNISAでは「ロールオーバー」はできる?
つみたてNISA(積立NISA)の概要
Q1つみたてNISAはいつから始まる?
A1 18年1月から始まります。しかし、つみたてNISAの申し込み自体は17年10月からスタートしますので、18年1月から利用したい場合は事前に準備を進めておきましょう。
Q2 つみたてNISAを利用するためには何が必要?
A2 「つみたてNISAを利用する金融機関への口座開設」、「マイナンバーの提出」などが必要になります。
【注意】今までNISAを利用していた方も、18年以降引き続き「NISA」、「つみたてNISA」を利用する場合でも、改めて手続きが必要になってきます。
Q3 つみたてNISAは何歳から利用できる?
A3
NISA同様20歳以上である必要があります。
(2023年1月1日以降は、18歳以上となります)
Q4 運用できる商品は?
A4 金融庁によって選ばれた投資信託(インデックス型・アクティブ型)、ETFが運用できます(2024年12月現在で288本)。運用できる商品は「つみたてNISAで投資できる商品一覧」に掲載しております。
Q5 つみたてNISAを利用・運用できる期間は?
A5 つみたてNISA制度の実施期間:2018年~2037年
(2037年までの間は、つみたてNISAの利用者には毎年40万円の非課税投資枠が与えられます。)
非課税で資産運用ができる期間:運用開始年を含めて20年間
(2018年に投資したものは、2038年まで、19年に投資したものは2039年・・・まで継続して運用ができます。)
Q6 毎年いくらまで投資ができる?(非課税投資枠はいくら?)
A6 毎年40万円まで投資ができます。
つみたてNISAと他の制度を比較
Q7 「つみたてNISA」と「NISA」は併用できる?
A7 双方の併用はできません。ただし、年ごとにNISAとつみたてNISAを切り替えて利用することができます。(例)18年:つみたてNISAを利用し、翌19年は現行のNISAを利用する。
Q8 現在NISAで運用している商品をつみたてNISAに移動できる?(その逆はできる?)
A8 NISAで運用中の商品を、つみたてNISAへ移動させることはできません。(その逆もできません。)
Q9
「NISA」・「つみたてNISA」どちらを利用すべき?
選ぶポイントはどこにある?
A9 選ぶポイントを3つご紹介します。
どんな商品を利用して投資をしたいのか?
「NISA」は投資信託以外に株・REITなどさまざまな商品に投資できます。一方、「つみたてNISA」は、長期の積み立てによる資産運用に向いた投資信託・ETFのみ投資ができます。リスクを大きく取った投資を目指す場合はNISAを、長期で安定的に投資をしたい場合は「つみたてNISA」を選択するのがベターです。
年間に投資する金額はどれくらいか?
NISAは年間に投資できる金額は年間120万円ですが、つみたてNISAは年間40万円までとなっています。NISAの非課税投資枠を大きく活用したい場合は通常のNISAを、まずは少額からで構わないという方は、「つみたてNISA」を活用してみてはいかがでしょうか?
運用に対するスタンスは?
つみたてNISAは、積立投資による長期での資産形成を目的とした制度です。このようなスタンスがご自身に合うということであれば、つみたてNISAがベターな選択肢ではないでしょうか?
つみたてNISAを上手に利用する
Q10 「つみたてNISA」のメリット・デメリットは?
A10
メリット
運用できる商品があらかじめ限定されているので、投資する商品の選択時に迷いが少ない。運用時にかかるコストが低い。
デメリット
投資できる商品が限定されているため、株式などを運用したい方には向かない。年間の投資上限金額はNISA120万円/年に対して、つみたてNISAは40万円/年と限定されている。
Q11 つみたてNISAでスポット購入(自分の好きなタイミングで購入)できる?
A11 定期的につみたて購入のみ。時期を見計らって購入するような買い方は不可とされています。
Q12 NISAでは運用期間を延長する「ロールオーバー」制度があるが、つみたてNISAでは「ロールオーバー」はできる?
A12 NISAでは「ロールオーバー」制度が用意されていますが、つみたてNISAでは「ロールオーバー」が利用できません。