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つみたてNISAの非課税枠を「ボーナス買い付け」で使い切る

2018年1月から始まったつみたてNISAについて、こんな疑問をお持ちではありませんか?

「つみたてNISAって、ひと月の投資額が決まっているんでしょ? 11月から始めたら遅いんじゃ…?」

そう、月の投資上限額が33,333円となっていることは確かです。11月から始めたら、66,666円ですね。つみたてNISAの年間投資上限額は40万円なので、そのままではおよそ33万円の非課税枠を使い切れずに終わってしまいます。

ところがボーナス買い付け機能を使うと、年間の投資上限額40万円まですべて今年中に投資することができるのです!この記事では、そのやり方やメリット、通常のNISAとの比較など、お得な情報をお伝えします。

つみたてNISAの投資可能枠は翌年に持ち越せない

つみたてNISAの月間投資上限額は33,333円です。そして年間の非課税枠の合計は40万円と決まっています。

つみたてNISA月間・年間投資上限額

つみたてNISA月間・年間投資上限額

例えば、2018年11月に、つみたてNISAを利用したとします。11月、12月の2か月間で、66,666円まで非課税枠を使うことができます。先ほど説明した通り、年間の非課税枠は40万円です。したがって、通常は約33万円が残ったままとなってしまうのです。そして残った非課税枠は、残念ながら2019年に持ち越すことができません

つみたてNISA投資枠のイメージ

投資に回せる資金を持っている人にとっては、なんとも残念な話です。 しかし、この約33万円の非課税枠を2018年内に使い切る裏ワザがあります。それが、SBI証券楽天証券の、つみたてNISAボーナス買い付け機能です。

年2回のボーナス月で非課税枠を使い切る!

ボーナス買い付け機能とは、残ってしまった非課税枠を無駄なく使いきるためのサービスです。年2回好きな日に設定ができ、月の限度額33,333円を超えて年間の非課税枠40万ギリギリまで投資することができます。

ボーナス機能

複利運用で雪だるま式に資金が増える投資信託においては、投資金額が大きいほど有利です。「つみたてNISAに申し込んだのに、月々の非課税枠に縛られて、66,666円以上の投資ができない…」そのようなお悩みを持った人は、ぜひボーナス買い付け機能を利用してください。 資金を上手に使うことが、投資を成功させるコツです。

NISA・つみたてNISA、フル活用すると利益は?

つみたてNISAと違い、NISA(現行NISA)は月の上限額がありません。つまり120万円の非課税枠を一気に使い切れます。「じゃあ、ボーナス機能使わなくてもNISAで買えばいい」と思った人もいるでしょう。

ここで、NISAの非課税枠120万円と、つみたてNISAの非課税枠40万円を最大限利用して、利回り3%の複利で運用した場合のシミュレーションをしてみましょう。2018年の残りは少ないので、わかりやすく2019年から利益が発生したとして計算します。

  2018年 2022年 2037年
つみたて
NISA
400,000円 450,204円 701,402円
NISA 1,200,000円 1,350,611円 - -
トータルリターン
つみたてNISA 301,402円
NISA 150,611円

NISAで2018年から2022年までの5年間運用すると、利益は約15万円です。一方つみたてNISAで2018年から2037年まで20年間運用すると、利益は約30万円まで膨らみます。なんと、15万円以上の差がでてしまいました。圧倒的につみたてNISAの方がお得ですね。なぜでしょうか?

NISAは初期投資額が120万円と大きいですが、運用期間が5年間と短いです。一方のつみたてNISAは初期投資額が40万円と小さいですが、運用期間が20年と長いため複利効果が働き、運用益が膨らみました。運用益が膨らむまでの期間は長いですが、NISAの3分の1の元手で大きな利益を生み出せるのが、つみたてNISAの魅力です。

すでにNISAの口座を開いて投資信託を購入している人は、この計算を見てがっかりする必要はありません。冒頭で書いた通り、NISAからつみたてNISAに乗り換えることはできます。個別株を購入しておらず、長い運用期間でじっくり資産を増やしたい人は、ぜひ参考にしてください。

NISAからつみたてNISAに変更する方法と注意点

NISAつみたてNISA併用することができません。そのため、NISAからつみたてNISAに切り替える場合は、注意事項を理解して、所定の手続きを踏むことになります。どのようなことに、注意したら良いのでしょうか。

手続きは簡単です。利用している金融機関から「つみたてNISAへの変更届出書」を取り寄せて記入するだけです。ただし、NISA口座の開設時にマイナンバーの登録をしていなかった場合、マイナンバーがわかるもののコピーなどを提出する必要があります。

切り替えに費用はかかりません。ただし、1年ごとと決められています。例えば2018年の段階で、すでにNISA口座で金融商品を購入している場合、2018年中につみたてNISAで商品を購入することはできません。2019年からつみたてNISAで投資ができます。NISAの切り替えを検討している人は、その年の非課税枠をフル活用して運用し、翌年からつみたてNISAを利用することをおすすめします。

ここでポイントとなるのは、NISAからつみたてNISAに口座を変更しても、NISAで買った株や投資信託は引き続き非課税で運用されることです。例えば、2017年にNISAで50万円の投資信託Aを購入し、2019年につみたてNISAに切り替えたとします。NISAで買った投資信託Aは、2021年までの5年間は非課税で運用が続けられるのです。口座を切り替えたからといって、今までの投資が損になるようなことはありません。

年金に不安を持つ若い人に最適なつみたてNISA

世界で最も労働人口の減少率が高く、高齢化が進んでいる日本では、多くの若者が現行の年金制度に不安を持っていると言われています。これからの時代、資産形成は自分の力ですることがあたり前になります。つみたてNISAは、そうした人たちに向けた国のバックアップ制度です。少しでも有利な条件で投資をし、いつまでも豊かな生活ができるようにしたいですね。

11月でもつみたてNISAをはじめられます!

途中からはじめても、投資枠が使いきれることは説明しましたが、まだ証券口座すら無い人でもネット証券なら間に合う可能性があります!

ネット証券の口座開設から取引できるまでの日数は、最短で翌日、長くて1週間程度です。そこからつみたてNISA口座開設には、税務署の審査などで1~2週間ほどかかるので、大体2~3週間程度あれば、今年中に間に合うでしょう。遅くとも12月頭までには申し込みを済ませておきたいですね。

つみたてNISAが使えるネット証券

証券会社 ボーナス
機能
口座開設
までの期間※
独自の機能
注意点
SBI証券 最短で
翌日
NISA枠を使い切れる『NISA枠ぎりぎり注文』が使えます
楽天証券 約1週間 2018年のつみたてNISA、申込期限は12月7日です
松井証券 - 4日 資産管理アドバイスツール『投信工房』で資産管理をサポート
カブ
ドットコム
証券
- 3日 証券口座開設+投信10万円以上購入で2,000円をプレゼント
マネックス証券 - 2日 つみたてNISA口座開設+積立開始すると、抽選で100名に3,000円をプレゼント

※あくまで理論上の最短日数です。お住まいの地域や申込みのタイミング、その他の要因で記載の日数より遅くなることがあります。また、つみたてNISAの口座を開設する場合、税務署での審査などがあるので、上記の日数+1~2週間ほど期間がかかります。

つみたてNISAをはじめるなら、早ければ早いほどお得です。来年から…と言わずに今年の非課税枠を使い切りましょう!


初心者取引ガイド

証券会社の口座開設から、投資信託の取引や積み立て投資を始めるところまで、画像などを使いながら、初心者の方でもわかるように解説しています。

NISAをはじめよう!

NISA(少額投資非課税制度)は、投資の利益にかかる税金が、約20%から『非課税』になる制度です。メリット・デメリットを知り、上手にNISAを使いましょう!!

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