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SBI証券・楽天証券、イデコの管理手数料が0円に!!

SBI証券、楽天証券、イデコ手数料の引き下げ

SBI証券楽天証券は5月18日、個人型確定拠出年金『イデコ』の利用時に支払う手数料の一部を完全に無料にするというニュースを発表しました。今回両社が無料とした手数料は、イデコの運用時に毎月支払う手数料の中でも、いちばんウエイトの大きい管理手数料です。

そもそもイデコ(個人型確定拠出年金)とは?

厚生労働省イデコ資料
厚生労働省イデコ資料より

イデコ(個人型確定拠出年金)は、私たちが将来受け取る国民年金や厚生年金に上乗せする年金の1つです。

自分で投資信託などを運用し、年金資産を作っていく必要がありますが、「運用によって生まれた利益にかかる税金が0%」、「通常の資産運用と比較して税制面でのメリットがある」などの理由で、現在注目度が増している制度の1つです。

SBIと楽天が今回無料とした手数料とは?

この制度は、将来の資産形成にとって大変にありがたい制度です。しかし、イデコを利用する場合は普通に証券会社で口座を持つときと違い、通常は利用期間中に3つの機関へ毎月手数料を支払う必要があります

iDeCo:イデコの運用期間中に毎月支払う手数料 (掛け金の拠出時)
手数料の支払先 手数料
①国民年金基金連合会 103円 / 月(どの金融機関も同じ)
②事務委託先金融機関
(信託銀行)
64円 / 月(どの金融機関も同じ)
③運営管理機関
(利用する金融機関)
0円~約400円 / 月
(利用する金融機関によって異なる)

1か月分で見たら『そんなに大きくないなぁ』と感じるかもしれませんが、仮に20歳から60歳までの40年間イデコを利用することを考えると、結構な額になることは想像できますよね。(仮に毎月トータルで支払う手数料を400円とし、それを40年間支払うと、その額は『192,000円』です。) SBI証券楽天証券は、この毎月の手数料のうち③の運営管理機関に支払う手数料(口座管理手数料)を完全に無料としました!今まで条件付きで口座管理手数料を無料とする金融機関はありましたが、これをずっと無料としたのは、この2社が初です。

SBI証券のイデコの特徴

SBI証券のイデコは、運用できる商品数がとにかく多いことが特徴です(全62本)。最近TVなどで取り上げられ、話題となっているひふみのアクティブファンド『ひふみ年金』を取り扱っています。

また、イデコ向けに、運用にかかる費用を抑えた三井住友のDC(確定拠出年金)向け商品や、手軽に分散投資ができるバランスファンドが多くそろっています。

楽天証券のイデコの特徴

楽天証券の商品本数は全28本です。SBI証券より少ないですが、イデコを運用できる金融機関の中では、比較的商品数が豊富な金融機関です。

こちらは、個人投資家の人気を集める『セゾン投信』の商品を運用できるというのが、他の金融機関にはない魅力です。また、投資信託の運用時にかかるコストを低く抑えた「たわらノーロードシリーズ」の一部商品が運用できます。

イデコを始める上で気をつけたいこと

iDeCoのイメージ
国民年金基金公式サイトより

イデコは、複数の金融機関で同時には利用できません。ですから、金融機関選びはかなり重要なポイントです。

途中で『A証券で運用していたものを、B証券に乗り換え』もできますが、A証券で運用していた商品を一度売却して、B証券に乗り換えという手続きが必要になってきますので、その点は頭にとどめておきましょう。

また、各金融機関において確定拠出年金を利用するときには、先に紹介した毎月の手数料のことも気にしつつ、『どんな商品が運用できるか』『運用する商品自体の手数料はどれくらいかかるか』なども事前にチェックしておきましょう。

SBI証券でキャンペーンを実施中です

SBI証券では口座開設時のキャンペーンを実施しています。イデコの利用とあわせて応募してみてはいかがでしょうか。

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現在SBI証券と住信SBIネット銀行に口座を開設すると、2,500円などがもらえるキャンペーンを実施中です。(当キャンペーンの詳細はこちら

この記事の執筆者

やさしい投資信託のはじめ方編集部

やさしい投資信託のはじめ方編集部

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