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ロボアドバイザーとは何か?その特徴を比較!

ロボアドバイザーのイメージ

ロボアドバイザー(通称ロボアド)は、資産運用のアドバイスや補助をしてくれるサービスです。自分に合った投資信託の診断や、運用プランの提案、自動での資産運用などができます。『投資に興味はあるけれど、自分でやるのは不安』『どのような商品を買って資産運用をすればよいかアドバイスが欲しい』『資産運用にかかる手間を軽くしたい』そんな方にはロボアドバイザーが役立つかもしれません。

このページでは、ロボアドバイザーがどのようなものか、どんなメリットとデメリットがあるか、選び方のポイント各社ロボアドバイザーの紹介・比較をします。

  1. (1) ロボアドバイザーとは?
  2. (2) ロボアドバイザーのメリットとデメリット
  3. (3) 選び方のポイント
  4. (4) 各社ロボアドバイザーの比較・詳細

(1)ロボアドバイザーとは?

ロボアドバイザーの機能は大きく分けると2つです。

1.自分の投資スタンス・運用方針に合わせた投資プランの診断、運用シミュレーション

投資に関する質問に答えることで、『自分の運用スタイルの診断』や、『運用スタイルに合わせた投信の提案』『ポートフォリオ(資産配分)の提案』などがチェックできます。ロボアドバイザーを使うと、こうした情報を無料で診断できます。

以下のロボアドバイザーは、この『1』の機能に特化したロボアドバイザーです。

サービス名 主要提供サービス
SBIファンドロボ
SBI証券
・おすすめ投信の提案
ファンドミー
カブドットコム証券
・ポートフォリオの提案
・おすすめ投信の提案

※各サービスの詳細は、ページ後半で紹介しています。

2.資産運用のおまかせ

ロボアドバイザーの中には、上で紹介した『1』の機能と合わせて、診断結果に沿った資産運用を自動でできるロボアドバイザーもあります。代表的なものに、『ウェルスナビ』『楽ラップ』『THEO』などがあります。

各社ロボアドバイザーの比較
サービス名 最低
投資額
特色 費用
楽ラップ
楽天証券
10万円
  • ・積立:月1万円~
  • ・相場急変時のリスク回避機能あり
年1%
WealthNavi
for SBI証券
SBI証券
30万円
  • ・積立:月1万円~
  • 税負担を軽減する機能あり
年1%
ウェルスナビ 10万円
  • ・積立:月1万円~
  • 税負担を軽減する機能あり
年1%
投信工房
松井証券
100円 
  • ・積立:月100円~
  • ・ロボアドの利用料が無料
年0.38%
THEO 1万円 ・積立:月1万円~ 年1%
マネラップ
マネックス証券
1,000円
  • ・積立:月1,000円~
  • ・資産を『ためる』『取り崩す』など、様々なシーンに合わせた運用ができる
年0.991%

※各サービスの詳細は、ページ後半で紹介しています。

ここで紹介したロボアドバイザーの多くは、資産の運用・管理を自動でおこなってくれます。しかし、松井証券の『投信工房』は、少し仕組みが違います。

投信工房は運用状況をチェックしてくれますが、資産運用の調整が必要な場合は自動で調整をせず、ユーザーに運用・管理に関する提案を出します。最終的な調整の判断を投資家自身に任せることにより、運用を任せるための費用『投資一任報酬』が削減され、費用が低くなります

(2)ロボアドバイザーのメリットとデメリット

メリット:投資のアドバイスを手軽に受けられる

従来、こうした形で資産運用をする場合には、大手証券会社で、数百万~数千万の資金を持ち、コンサルティング費用を支払う必要がありました。

そこに登場したのが【ロボアドバイザー】です。フィンテック(IT技術を使った金融サービス)の1つであるロボアドバイザーは、投資に関するいくつかの質問に答えることで、自分に合った投資信託の提案や、運用プランの提案をしてくれます。

デメリット:運用をお任せすると、年1%ほどの費用が上乗せされる

ロボアドバイザーによる資産運用のお任せ(ラップサービス)を使うと、運用する商品のコストに加えて、運用をおまかせする費用(投資一任報酬)が、年1%ほどかかってきます。『資産運用にかかるコストはなるべく抑えたい』という方には、少々ハードルが高いサービスかもしれません。

(3)選び方のポイント

どんな機能を利用したいか

先に書いた通りロボアドバイザーはそれぞれ機能が違います。自分に合った投資信託の提案を受けたいのか?運用シミュレーションをしたいのか?運用までお任せしたいのか?・・・などです。自分がロボアドで何をしたいのかを事前にチェックしておきましょう。

ほとんどのロボアドバイザーは、無料で診断機能を利用できますので、まずは使い勝手を比較するのが良いと思います。

ロボアドバイザーの運用状況をチェック

『運用はおまかせしてみたい!でも、おまかせして大丈夫?』という心配もあると思います。『ウェルスナビ』『THEO』などのロボアドバイザーは、自社のサイトでこれまでの運用状況を公開しています。

ウェルスナビでは、公式ページ下部の『長期・積立・分散のシミュレーション』から運用状況を確認できます。

ウェルスナビのサイト画像

こうした情報はあくまでも過去の運用実績なので、これからの成績を保証するものではありません。しかし、ロボアド同士の過去の実績を比較し、パフォーマンスの良し悪しを判断することができます。

運用をお任せする場合のコスト・初期投資額をチェック

運用をお任せする場合のコスト(投資一任報酬)も確認しておきましょう。このコストは、運用を継続している期間中ずっとかかるものなので注意しましょう。また、資産運用をお任せする場合に、いくらから投資ができるか初期投資額も合わせてチェックしましょう。

(4)各社のロボアドバイザーの比較・詳細

ここからは各ロボアドバイザーの特徴や、利用にかかる費用を比較していきます。

SBI証券 - SBIファンドロボ

SBI証券のファンドロボ
サービス内容
おすすめ
投信提案
運用プラン
提案
資産配分提案
運用シミュレーション
運用
おまかせ
- - -

【利用料】
無料

【特徴】
SBIファンドロボは簡単な診断で、自分の投資スタンスに合った投資信託の提案が受けられます。提案される投資信託は、運用パフォーマンスが高いものから選ばれます。

ロボアドバイザーの診断結果によっては、運用にかかる手数料が少々高めの投資信託が提案されることもあります。診断結果から、SBI証券のページに移動し、投信の詳細な情報も確認できますので、運用にかかるコストも合わせてチェックすることをおすすめします。

【お試し方法】
SBIファンドロボは、SBI証券のサイトから①投信ロボアド>②『話題のロボアド:SBI-ファンドロボ』と進むと、無料で利用できます。

SBI証券トップページ画像

カブドットコム証券 -ファンドミー

カブドットコム証券『ファンドミー』紹介画像
サービス内容
おすすめ
投信提案
運用プラン
提案
資産配分提案
運用シミュレーション
運用
おまかせ
-

【利用料】
無料

【特徴】
スマホアプリで、運用プランの診断や運用プラン(ポートフォリオ)の提案、実際に運用した場合の期待リターンの確認などができます。また、おすすめ投資信託のチェックもできます。事前にカブドットコム証券に口座を開設していれば、アプリからそのまま投資信託を購入できる仕組みになっています。

アプリ上で、提案された投資信託の基本情報や特徴などをチェックできる点は良いのですが、投資信託の運用にかかる手数料がすぐにチェックできないのは、惜しい点だと思います。

【お試し方法】
カブドットコム証券のサイト、もしくは『google play』『App Store』よりファンドミーのアプリをダウンロード。

投信工房のイメージ

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楽天証券 - 楽ラップ

楽天証券『楽ラップ』イメージ画像
サービス内容
おすすめ
投信提案
運用プラン
提案
資産配分提案
運用シミュレーション
運用
おまかせ
サービスにかかる費用(概算)
資産運用の診断 投資一任報酬 運用する商品の費用 合計
無料
  • ・固定報酬型:0.702%
  • ・成功報酬併用型:0.594%+運用益積み上げ額の5.4%
0.378% 1.08%~

【特徴】
楽ラップは、『資産運用のおまかせ』もできるロボアドバイザーです。このロボアドバイザーには、相場の急変時に資産価格の下落を緩和させる『下落ショック軽減機能』が用意されています。相場の値動きが激しくなったときにはポートフォリオ内の株式の比率を下げ、債券の比率を上げることで、損失を緩和させることが期待できます。

楽ラップの手数料(投資一任報酬)は『固定報酬型』と『成功報酬併用型』の2つです。公式サイトの手数料概算によると、運用成績が約2%以下の場合は『成功報酬併用型がお得』になり、2%を超える場合は『固定報酬型がお得』になります。

【お試し方法】
楽天証券のサイトから①投信ロボアド>②『楽ラップ』と進むと、無料で運用診断を利用できます。

楽天証券トップ画像

楽ラップのイメージ

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SBI証券 WealthNavi for SBI証券

ウェルスナビ概略図

SBI証券公式サイトより

サービス内容
おすすめ
投信提案
運用プラン
提案
資産配分提案
運用シミュレーション
運用
おまかせ
-
サービスにかかる費用(概算)
資産運用の診断 投資一任報酬
無料
  • 1%

【特徴】
WealthNavi for SBI証券は、運用にかかるコストが低い海外ETFを利用したロボアドバイザーです。ウェルスナビ独自の機能に、運用によって生まれる税負担額を軽減させる『DeTAX』があります。これは、運用資産の調整よって発生する税負担が一定条件額を超えた場合に、税金の負担を軽減させるしくみです。この機能は、他のロボアドバイザーには用意されていません。

サービスの内容は『ウェルスナビ』とほぼ同じですが、最低投資金額は30万円と高めに設定されています。

【お試し方法】
WealthNavi for SBI証券は、SBI証券のページからロボアドに進むと、詳細情報の確認や無料診断ができます。

SBI証券トップページ

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ウェルスナビ

ウェルスナビ紹介画像
サービス内容
おすすめ
投信提案
運用プラン
提案
資産配分提案
運用シミュレーション
運用
おまかせ
-
サービスにかかる費用(概算)
資産運用の診断 投資一任報酬
無料
  • 1%

こちらは本家のウェルスナビです。受けられるサービスは『WealthNavi for SBI証券』と同じですが、初期投資額が10万円と、やや低めに設定されています。

【お試し方法】
ウェルスナビの無料診断はリンク先ページの『無料診断』からお試しができます。

ウェルスナビの無料診断

【キャンペーン情報】
ウェルスナビでは、2018年7月31日までに口座開設と資産運用を始めた方に、1,000円がプレゼントされるキャンペーンを実施中です。(キャンペーンに関する詳細は、公式サイトでご確認下さい。)

松井証券 - 投信工房

サービス内容
おすすめ
投信提案
運用プラン
提案
資産配分提案
運用シミュレーション
運用
おまかせ
一部おまかせ
サービスにかかる費用(概算)
資産運用の診断 投資一任報酬 運用する商品の費用 合計
無料
  • 無料
    (資産運用の一部を補助)
およそ0.38% およそ0.38%

【特徴】
本来のロボアドバイザーは、手放しで資産運用のおまかせができますが、投信工房は少々異なります。運用に関する提案やアドバイスを受けながら資産運用ができます。しかし、最終的な運用の指示は、ユーザー自身が行います。このようなスタイルを取ることで、投信工房の利用にかかるコストは、運用する商品のコストのみとなり、年0.38%程度に抑えられます。少々手間は必要ですが、投資のお任せにかかる費用がかからないため、トータルでかかるコストが低くなります。

また、運用する資産のメンテナンス(運用によって変化したポートフォリオを、もとの配分に戻す『リバランス』など)も、簡単な操作で実行できるよう工夫されています。

【お試し方法】
投信工房は、松井証券のトップページ>投資信託(投信工房)と進むと、無料診断を体験できます。

松井証券トップページ

投信工房のイメージ

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お金のデザイン THEO(テオ)

ロボアドバイザー『THEO』紹介画面

THEO公式サイトより

サービス内容
おすすめ
投信提案
運用プラン
提案
資産配分提案
運用シミュレーション
運用
おまかせ
-
サービスにかかる費用(概算)
資産運用の診断 投資一任報酬
無料
  • 1%

【特徴】
運用時にかかるコストが低い海外ETFを利用し、分散投資するロボアドバイザーです。海外ETFに投資する点はウェルスナビと同じですが、最低投資金額が1万円からと、低めに設定されています。最初の投資額が小さくて済む点は、他のロボアドバイザーには無い魅力と言えます。

【お試し方法】
THEOの無料診断はリンク先ページ無料でTHEOを体験のボタンからお試しができます。

『THEO』紹介画面

マネックス証券 マネラップ(MSV LIFE)

サービス内容
おすすめ
投信提案
運用プラン
提案
資産配分提案
運用シミュレーション
運用
おまかせ
-
サービスにかかる費用(概算)
資産運用の診断 投資一任報酬 運用する商品の費用 合計
無料
  • 0.648%
0.243% 0.991%

【特徴】
楽天証券の楽ラップ同様、投資信託の運用までおまかせできる『ラップサービス』が提供されています。マネラップ(MSV LIFE)のサイトでは、『資産を一定額ためる』『資産運用しながら取り崩す』『現役世代では<ためる>、リタイア後は<資産運用しながら取り崩す>』といった、さまざまなニーズに合わせた資産運用のアドバイスを受けられます。資産運用に提案される商品は、国内外のETF(上場投資信託)に限定しており、運用にかかる経費が抑えられています。

【お試し方法】
マネラップは、リンク先ページ中ほど『マネラップ(MSV LIFE)ご利用開始までの流れ』のSTEP1の部分からお試しができます。

マネラップ紹介画面

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