【投資信託の落とし穴】おすすめしない銘柄を徹底解説

カテゴリー:投資信託
最終更新日 : 2021年05月17日
おすすめしない投資信託

投資信託には、思わぬ落とし穴があります。投資初心者の方からすれば、なんとなく良さそうに見える投資信託が、実は、まったくおすすめできない銘柄であることは珍しくありません。

このページでは、積み立て投資していくことを前提として、おすすめしない投資信託の「具体例」から「その理由」まで徹底解説しています。

おすすめしない投資信託5選

(1)テーマ型の投資信託

おすすめしない理由は、流行りすたりが激しいためです。

テーマ型の投資信託は、その時に話題となっているテーマへ特化させるようにつくられています。すでに盛り上がっているテーマを商品化しているものですから、単純にそのテーマが成長していけば良いだけではありません。

高く上げられたハードルをもう一段階超えていくような成長力が、そのテーマにあるかどうか見極めなければなりません。

【主なテーマ型の投資信託】

人気のあるテーマ型投信は、すでに大きなリターンを上げていて割高となってしまっている場合が多いですし、注目されていないテーマ型投信には、そもそも資金が集まりにくいので運用が打ち切られてしまう可能性があり、投資しにくいです。

このように、テーマ型の投資信託は扱いづらいので、おすすめしません。

(2)毎月分配型の投資信託

おすすめしない理由は、投資効率が悪いためです。

毎月分配型の投資信託は、多くの分配金を出します。しかし、投資信託の分配金は、多くもらえたからといって儲かっているわけではありません。

分配金は投資信託の資産から支払われるため、その金額分だけ価格が下がります。預貯金の利息のように見返りとしてもらえるものではありません。投資家から集めた資金を払い戻しているだけの仕組みです。

また、分配金を受け取るとその時点で税金がかかってしまうため、積み立て投資をしていくのであれば、できるだけ分配金が出ない投資信託を選んだほうが投資効率は良いです。老後に現金化していくときは、分配金という形でなくとも、少しずつ売っていけば問題ありません。

【主な毎月分配型の投資信託】

毎月分配型の投資信託は、意味のないことをして、いかにもお得なように見せかけているだけです。よって、おすすめしません。

(3)通貨選択型の投資信託

おすすめしない理由は、必要以上のリスクをとってしまうことになるためです。

通貨選択型の投資信託は、為替の対象となる通貨を投資家が選択できます。

たとえば、通常は投資対象がアメリカの資産である場合、為替の対象となる通貨は米ドルです。しかし、通貨選択型では投資と為替取引の2段階の取引をすることにより、アメリカの資産に投資しながら、為替の対象となる通貨はブラジルレアルやトルコリラなど別の国の通貨となるように設計されている銘柄があります。

ブラジルレアルやトルコリラは高金利通貨であるため、通常の投資に上乗せして金利差分による収益も狙えることがアピールされています。しかし、このような高金利通貨はリスクが高いがゆえに金利が高くなっているので気をつけましょう。

【主な通貨選択型の投資信託】

高金利だからといってお得なわけではありません。それ相応のリスクを負う必要があり、為替の対象となる通貨の価値が下がれば、大きく損をすることも十分考えられます。必要以上のリスクを負ってしまう可能性があるので、おすすめしません。

(4)レバレッジ型の投資信託

おすすめしない理由は、リスクが大きいためです。また、相場が上がったり下がったりを繰り返すことで、価格が押し下げられてしまうことも問題です。

【主なレバレッジ型の投資信託】

レバレッジ型の投資信託は、株式市場の値動きの何倍もの値動きとなるように運用されます。大きく値上がりする可能性がある一方で、急激に値下がりするリスクもあります。

また、日々の値動きを大きくする運用方法は、長期的に見ると価格が押し下げられてしまう要因となります。詳しくは、以下のページで解説しています。

(5)ノーロードではない投資信託

おすすめしない理由は、手数料をとられた分だけ確実にリターンが下がるためです。

ノーロード投資信託とは、購入時の手数料(販売手数料)がかからない投資信託のことです。大手ネット証券では、すべての投資信託がノーロードとなっています。

【すべてノーロードの証券会社】 おすすめ

しかし、対面販売を行っている証券会社や銀行の場合、ノーロードではないことがほとんどで、販売手数料をとられてしまいます。たとえば、人気のあるアクティブファンド「ひふみプラス」の場合、SBI証券のネット取引では手数料無料で購入できますが、スルガ銀行の店頭を利用すると3.3%も手数料がかかってしまいます。

このように、同じ投資信託であってもノーロードである場合と、そうでない場合があります。

販売手数料がかかる投資信託だからといって、それが良い運用成績をあげる銘柄であるということはないので、ノーロードでない投資信託はおすすめしません。

おすすめ銘柄【2021最新版】

ここまで、おすすめしない投資信託を紹介してきましたが、最後におすすめの投資信託についても解説します。おすすめなのは、つみたてNISA対象商品となっている投資信託です。

つみたてNISA対象商品は、金融庁が定めた厳しい要件を満たす銘柄に限られています。よって、対象となっている投資信託は、積み立て投資に適している銘柄ばかりです。その中でも、特に優秀な銘柄を5つピックアップしてご紹介します。

<おすすめの投資信託>
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おすすめしない投資信託として、以下の5種類を紹介しました。

  • テーマ型
  • 毎月分配型
  • 通貨選択型
  • レバレッジ型
  • ノーロードではない投資信託

積み立て投資をするなら、つみたてNISA対象商品が適しているので、その中から選ぶことをおすすめします。

この記事の執筆者

やさしい投資信託のはじめ方編集部

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