【解約したほうがいい?】投資のソムリエの評価と評判

カテゴリー:投資信託
最終更新日 : 2021年07月15日
投資のソムリエ

投資のソムリエは、安定的な運用を目指し、機動的に資産配分を入れ替えるバランス型のアクティブファンドです。リスクを抑えて資産運用したい人たちからの評判がよく、5,000億円を超える純資産総額となっています。

このページでは「解約したほうがいいか」、「<DC年金>と『ターゲットイヤー型』の違い」などを徹底解説しています。

基礎データ(評価・評判・手数料など)

<投資のソムリエの基礎データ>
評価・おすすめ度 ★★★☆☆ (3/5)
運用会社 アセットマネジメントOne
ファンド設定日 2012年10月26日
分類 バランス型アクティブ
販売手数料
(購入時手数料)
最大3.3%
(松井証券・SBI証券なら無料)
信託報酬
(運用管理費用)
1.54%
信託財産留保額 なし

最新の価格・チャートをご覧いただけます。

投資のソムリエは、価格の変動リスクを年率4%くらいに抑えるよう安定的な運用を目指します。レストランでワイン選びの手助けをするソムリエのように、リスクを抑えた運用の手助けをするというコンセプトです。

投資のソムリエの投資対象資産

このように投資対象を「安定資産」と「リスク性資産」に分け、機動的に配分を入れ替えていきます。なお、これらの投資対象資産はすべてインデックス運用されるものですが、その配分がアクティブに入れ替えられるため、投資のソムリエはアクティブファンドに分類されます。

2021年6月30日時点での資産配分は以下のようになっています。

<投資のソムリエの資産配分>
資産 組入比率
現金等 4.7%
安定
資産
国内
債券
7.9% 62.5%
為替ヘッジ
先進国
債券
54.6%
リスク
性資産
新興国
債券
6.9% 32.8%
国内
株式
9.4%
先進国
株式
6.0%
新興国
株式
2.0%
国内
リート
4.5%
先進国
リート
3.9%

現金等+安定資産が「67.2%」、リスク性資産が「32.8%」と、やや保守的な配分になっています。

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投資のソムリエは解約したほうがいい?

投資のソムリエは、「できる限りリスクは取りたくない!」という考えを持つリタイア世代の方が、退職金を安定して運用する場合に候補となる投資信託です。

しかし、積み立て投資には不向きなので、積み立てをしている方は「積み立て設定の解除」、「保有している分の解約」を検討したほうがいいです。

理由は次の3つです。

  • 信託報酬が高すぎる
  • 買うべきタイミングで守りに入ってしまう
  • 分配金が払われる

(1)信託報酬が高すぎる

投資のソムリエは、信託報酬(運用コスト)がかなり高いです。

先に説明したとおり、投資のソムリエは、インデックス運用される資産を投資対象としています。2021年6月30日時点の資産配分を、eMAXIS Slimシリーズなどコストが最低水準のインデックスファンドを使って再現した場合、信託報酬は「約0.19%」です。

これに対して、投資のソムリエの信託報酬は「1.54%」です。資産配分を機動的に入れ替えもらうために、約8倍ものコストがかかってしまうのです。

(2)買うべきタイミングで守りに入ってしまう

積み立て投資は、相場が大きく下がったところでたくさんの口数を仕込めるのがメリットです。バランスファンドを積み立てるなら、4資産均等型や8資産均等型のように投資対象資産の比率が固定されているものが望ましいです。

なぜなら、価格が下がった投資対象資産を買い増すような運用がされるからです。たとえば、4資産均等型であれば以下の図のような運用がされます。

リバランス

値上がりした外国株式を売って利益を確定させ、値下がりした国内株式を安くお得に買い増しています。売り時や買い時を逃さない効率のよい運用です。

しかし、投資のソムリエの場合、真逆の運用を行います。値下がりした資産を「これ以上下がらないように」と売ってしまいます。安くお得に買えるタイミングで、守りの運用をしていては、効率よく資産を増やせません。

このように、投資のソムリエがしているような、機動的に資産配分を変更してリスクを抑える運用は、積み立て投資と相反する考え方なのです。

(3)分配金が払われる

投資のソムリエは、半年に1回ペースで分配金を出しています。おこづかいがもらえるような感覚で魅力的だと思う方も多いようですが、この分配金には注意が必要です。

分配金をもらえても、決して儲かっているわけではありません。その分、投資信託の価値が下がり、調整されるからです。わかりやすく言うと、投資信託の分配金は、投資したお金が手元に戻ってくるだけの仕組みです。

しかも、運用益からの分配金には、利益に対して約20%の税金がかかります。NISA口座(非課税口座)であれば、税金はかかりませんが限られた非課税枠を有効活用できないことになります。

投資のソムリエのような分配金を出すファンドに積み立て投資するのは、穴の開いた水槽にせっせと水を入れるようなものです。

<DC年金>と「ターゲットイヤー型」の違いを比較

投資のソムリエには、iDeCo版の<DC年金>と「ターゲットイヤー型」があります。

これらの違いは、目標変動リスクを変化させるかどうかです。<DC年金>は、ふつうの投資のソムリエと同じように価格の変動リスクを4%くらいになるよう運用します。一方、ターゲットイヤー型は、時期に応じて目標とする変動リスクを変化させます。

<目標変動リスクの比較表>
ターゲットイヤー型 <DC年金>
資産育成期
(資産形成期より前)
6%程度 4%程度
資産形成期
(20年間)
6%程度
→2%程度
(月次で逓減)
資産安定期
(10年間)
2%程度

ターゲットイヤー型は、若いうちはリスクをとって大きく資産を増やし、換金するタイミングが近づいてきたら資産が減りにくいようにリスクを小さくする仕組みとなっています。iDeCoの給付を一時金として受け取る場合、特に便利です。

しかし、iDeCoは積み立て投資そのものなので、冒頭から解説してきましたとおり、投資のソムリエはおすすめしません。

おすすめ証券会社の還元率比較

投資のソムリエは、積み立て投資に不向きな投資信託ですが、リタイア世代の方にとっては選択候補となり得ます。しかしながら、ネックとなるのが1.54%という高い信託報酬です。

そこで、ぜひ知ってほしいのが松井証券の「投信毎月現金還元サービス」です。投資信託を持っているだけで、高い還元率で毎月キャッシュバックを受けられます。

<還元率の比較>
順位 証券会社 運用時の
還元率
詳細
ページ
1 松井証券 0.4% 詳細
2 auカブコム証券 0.24% 詳細
3 SBI証券 0.2% 詳細
4 マネックス証券 0.08% 詳細
5 楽天証券 0.048% 詳細

※年率(最大)

(参考:投資信託の現金・ポイント還元率を比較

このように、投資のソムリエの場合、松井証券が最も還元率の高い証券会社です。しかも、松井証券には「移管手数料負担サービス」も用意されているので、他の証券会社・銀行で持っている場合でも、実質無料でお得なキャッシュバックを受けられます。

まだ口座がない方は、開設しておきましょう。

約5分で申込み完了します。

松井証券との限定タイアップ企画

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投資のソムリエは、リタイア世代の方なら選択候補になりますが、積み立て投資には不向きな投資信託です。投資するなら、還元率の高い松井証券がおすすめです。

この記事の執筆者

やさしい投資信託のはじめ方編集部

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