VIGの構成銘柄と配当利回り【VYM・VOOと徹底比較】

カテゴリー:投資信託
最終更新日 : 2022年01月07日
vig

VIG(バンガード・米国増配株式ETF)は、10年以上連続で一貫して増配する方針がとられている米国株(約250銘柄)を投資対象とする海外ETFです。

このページでは、「構成銘柄や分配金の利回り」、「代用できる投資信託はあるか」など徹底解説しています。

VIGとは(概要・構成銘柄など)

<VIGの概要>
評価・おすすめ度 ★★★★★(5/5)
連動対象 S&P U.S. ディビデンド・グロワーズ・インデックス
設定日 2006年4月21日
分類 海外ETF
経費率
(信託報酬)
0.06%
直近配当利回り 1.82%

(2022年1月現在)

最新の株価チャートをご覧いただけます。

VIGとは、S&P U.S. ディビデンド・グロワーズ・インデックスへの連動を目指す海外ETFのことです。連続増配を続ける米国株にまとめて投資したい方におすすめです。
※2021年9月19日まではNASDAQ USディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックスを連動対象としていました。

S&P U.S. ディビデンド・グロワーズ・インデックスとは

10年以上連続で毎年一貫して増配する方針をとっている米国企業から構成される指数です。なお、上位25%の高利回り企業は除外されています。たとえば、代表的な高配当の米国株「エクソンモービル(XOM)」は組み入れられていません。

このように、VIGはあくまでも「増配株」に投資する銘柄です。「高配当株」に投資する銘柄でないことには注意しましょう。

VIGは「増配し続ける方針が株価を押し上げていく要因となること」に期待する方が投資すべきETFなのです。利回り上位25%が除外されているのも、過度な配当金を出している企業を組み入れないためなのでしょう。

VIGの組入比率上位10銘柄は以下のとおりです。

<VIGの構成銘柄(上位10)>
順位 銘柄名 組入比率
1 マイクロソフト 5.03%
2 ホーム・デポ 3.58%
3 JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー 3.56%
4 ユナイテッドヘルス・グループ 3.53%
5 ジョンソン&ジョンソン 3.45%
6 プロクター・アンド・ギャンブル(P&G) 2.97%
7 ビザ 2.63%
8 コストコ・ホールセール 2.00%
9 コムキャスト 1.92%
10 アクセンチュア 1.90%

(2022年1月現在)

分配金(配当金)の利回り

VIGの直近の分配金(配当金)は1株あたり0.7725ドルでした。利回りは1.82%です。

VIGの分配金は3か月ごとに支払われます。直近6回の配当実績は、以下のとおりです。

<VIGの配当実績(直近6回)>
配当落ち日 支払日 1株あたりの配当
2021年
12月20日
2021年
12月23日
0.7725ドル
2021年
9月20日
2021年
9月23日
0.6995ドル
2021年
6月21日
2021年
6月24日
0.6750ドル
2021年
3月22日
2021年
3月25日
0.5131ドル
2020年
12月21日
2020年
12月24日
0.6644ドル
2020年
9月29日
2020年
10月2日
0.5575ドル

※配当をもらうためには、配当落ち日の前日までに購入する必要があります。
(参考ページ:【SBI証券】海外ETFの買い方・購入方法|やさしい株のはじめ方

分配金を再投資したい方には、マネックス証券がおすすめです。マネックス証券では、登録した銘柄から分配金が支払われると、同じ銘柄を自動的に買付できるサービスを利用できるためです。

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投資家から選ばれる理由を解説しています。

VIG・VYM・VOOどれがおすすめ?

VIGは世界最大級の運用会社であるバンガード社が運用しているETFです。他にバンガード社が運用している代表的なETFには、VYMVOOなどがあります。以下の表は、これら3銘柄を比較したものです。

<VIG・VYM・VOOの比較表>
銘柄名 経費率 直近配当
利回り
投資対象
VIG 0.06% 1.82% 連続で増配を続ける米国株
VYM 0.06% 3.29% 高配当利回りの米国株
VOO 0.03% 1.43% アメリカの主要な500社

(2022年1月現在)

連続で増配を続けることに優位性があると思う方は「VIG」、高配当の利回りとなっていることに優位性があると思う方は「VYM」、主要な米国株に分散投資したい方は「VOO」がおすすめです。

以下の表はVIG・VYM・VOOの構成銘柄を上位10銘柄で比較したものです。

<VIG・VYM・VOOの構成銘柄比較>
順位 VIG VYM VOO
1 マイクロソフト JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー アップル
2 ホーム・デポ ホーム・デポ マイクロソフト
3 JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー ジョンソン&ジョンソン アマゾン・ドット・コム
4 ユナイテッドヘルス・グループ プロクター・アンド・ギャンブル(P&G) テスラ
5 ジョンソン&ジョンソン バンク・オブ・アメリカ アルファベット(議決権あり)
6 プロクター・アンド・ギャンブル(P&G) ファイザー エヌビディア
7 ビザ エクソンモービル アルファベット(議決権なし)
8 コストコ・ホールセール シスコ・システムズ メタ・プラットフォームズ
9 コムキャスト コムキャスト バークシャー・ハサウェイ
10 アクセンチュア ブロードコム JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー

(2022年1月現在)

これら3銘柄の中では、VOOが最も投資家から人気があります。VOOはGAFAMのような有名企業を中心とした構成銘柄となっています。
※Google(アルファベット)、Amazon、Facebook(メタ・プラットフォームズ)、Apple、Microsoftのこと

特にこだわりがない方には、VOOをおすすめします

代用できる投資信託はあるの?

VIG(バンガード・米国増配株式ETF)代用できる投資信託はありません

VYMの場合

VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)の場合、以下の2銘柄が代用できる投資信託です。

<VYMを投資対象とする投資信託>
銘柄名 信託報酬 純資産総額
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド 0.1238% 62億円
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド 0.192% 64億円

(2022年1月現在)

vymを投資対象とする投資信託
SBI・V・米国高配当株式の目論見書より引用

VOOの場合

また、VOO(バンガード・S&P500ETF)の場合、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドが代用できる投資信託となります。

<VOOを投資対象とする投資信託>
銘柄名 信託報酬 純資産総額
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 0.0938% 4,611億円

(2022年1月現在)

vooを投資対象とする投資信託
SBI・V・S&P500の目論見書より引用

このように、VYMやVOOには投資信託を介して投資することもできます。

しかし、VIGには代用できる投資信託がないため、直接ETFを買い付ける必要があります。投資したい場合、外国株取引ができる証券会社の口座を開いておきましょう。配当金を自動的に再投資できるマネックス証券、米国株・米国ETFを貸株できるSBI証券がおすすめです。

SBI証券との限定タイアッププログラム

SBI証券のタイアッププログラム

SBI証券の「定期買い付けサービス」や「米国株・米国ETFの貸株」のやり方は以下のページで解説しています。

VIGは、10年以上連続で一貫して増配する方針がとられている米国株に投資できる海外ETFです。代用できる投資信託がないため、連続増配を続ける米国株にまとめて投資したい方におすすめです。

この記事の執筆者

やさしい投資信託のはじめ方編集部

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