eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の評価と利回り

カテゴリー:投資信託
最終更新日 : 2020年11月12日
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、アメリカの株価指数であるS&P500指数に連動するように運用されるインデックスファンドです。このページでは、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の評価や利回り、分配金などについて徹底解説します!

※「eMAXIS Slim」はイーマクシススリムと読みます。

基礎データ(評価・手数料など)

<eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の基礎データ>
評価・おすすめ度 ★★★★★ (5/5)
運用会社 三菱UFJ国際投信
連動対象 S&P500指数
ファンド設定日 2018年7月3日
分類 外国株式型インデックス
販売手数料
(購入時手数料)
無料
信託報酬
(運用管理費用)
0.0968%以内
信託財産留保額 無料
平均的な利回り 6.24%
分配金 なし

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、低コストで米国株に分散投資できるおすすめの銘柄です。連動対象である「S&P500指数」は、アメリカの代表的な企業500社から構成されます。つまり、この銘柄に投資すれば、経済大国アメリカの株をまるごと買うのと同じようなリターンを得られるのです。

この銘柄は、eMAXIS Slimシリーズのひとつです。このシリーズは、業界最低水準の運用コストを目指し続けます。つまり、eMAXIS Slimは、常に最もお得に運用できる銘柄であり続けるということです。

また、受益者還元型信託報酬という仕組みも採用されています。以下の表のように純資産総額(投資信託の運用資金)が増えれば増えるほど、運用にかかるコストが安くなるので、さらにお得です。

<受益者還元型信託報酬>
純資産総額 信託報酬
500億円未満の部分 0.0968%
500億円以上
1,000億円未満の部分
0.09625%
1,000億円以上の部分 0.0957%

インデックスファンドは、同じ指数に連動させる銘柄を比べると、ほとんど同じような値動きをします。ですから、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のように、運用コストを低く抑えられている銘柄のほうが、良いパフォーマンスを期待できるのです。

SBIバンガードなどと信託報酬やリターンを比較

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は信託報酬が低いことをお伝えしましたが、実は、同じ指数を連動対象としているSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドのほうが信託報酬は低いです。
(※以下、SBIバンガード)

これは、eMAXIS Slimシリーズが目指し続ける「業界最低水準」の意味が”税抜き”を基準としているためです。

eMAXIS Slimはファンドが米国株に直接投資しているのに対して、SBIバンガードは海外ETFを介して間接的に米国株に投資しているので、税金のかかり方に差が出ます。その結果として”税込み”ではSBIバンガードのほうが信託報酬は低くなるのです。

つまり、今後この差が埋まることはありません

しかし、インデックスファンドの運用成績は、信託報酬の安さだけで良しあしが決まるものではありません。それ以外のコストも含めた実質コストや、運用方法の影響が最終的なリターンに現れます。

<S&P500インデックスファンドの比較>
銘柄名/信託報酬 トータルリターン
6か月 1年
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
/0.0968%
10.99% 5.92%
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
0.0938%
10.90% 5.70%
つみたて米国株式(S&P500)
/0.22%
10.94%
Smart-i S&P500インデックス
/0.242%
iFree S&P500インデックス
/0.2475%
10.96% 5.88%
NZAM・ベータ S&P500インデックス
/0.264%
10.76%

(2020年11月現在)

このように総合的なリターンで見れば、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が最も優れているので、投資信託の事情通たちから多くの支持を集めています。

たとえば「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」では、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は2位、SBIバンガードは10位といった具合で、eMAXIS Slimのほうが上位にランクインしています。

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eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の利回り

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の平均的な利回りは、年利6.24%が目安です。

※利回りの根拠は、連動対象であるS&P500指数(配当込み、円換算ベース)の2000年~2019年のCAGR(年平均成長率)から、想定される運用コストを差し引いて算出した数値です。
(参考ページ:CAGR(年平均成長率)|やさしい株のはじめ方

下のグラフは、過去20年分の値動きのイメージです。(2000年時点を10,000円としています)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の利回り

分配金(配当)は、いつもらえるの?

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は分配金を出していません。「”いつ”もらえるの?」、「”いくら”もらえるの?」と気になる方もいらっしゃるかと思います。しかし、積み立て投資などで資産形成をするなら、このような分配金を出さない銘柄のほうが効率良く運用できるのです。

かんたんに言ってしまうと、投資信託の分配金は、投資したお金が戻ってきてしまうだけの仕組みなのです。分配金をもらえたからといって儲かっているわけではありません。その分、投資信託の価値が下がるからです。

しかも、運用益から分配金が支払われると税金がかかってしまいます。NISA口座(非課税口座)であれば税金はかかりませんが、分配金を再投資するときに貴重な非課税枠を余計に使ってしまうことになります。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、株式から得られた配当をファンド内で自動的に再投資してくれるので、効率良く運用できます。分配金をもらえなくても、投資信託の価値が上がることによって儲かるという仕組みなのです。

おすすめ証券会社の還元率比較

大手ネット証券には、投資信託を持っているだけで現金やポイントがもらえるサービスがあります。なんの特典もない金融機関で買うよりも間違いなくお得です。

銘柄によって還元率が異なる証券会社もあるので、銘柄ごとに最もお得なところで取引するために、各証券会社の口座を開いて使い分けるのも良いでしょう。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の各証券会社の還元率は、以下の表のようになっています。

<還元率の比較>
順位 証券会社 運用時の
還元率
詳細
ページ
1 マネックス証券 0.08% 詳細
2 楽天証券 0.048% 詳細
3 SBI証券 0.02% 詳細
4 松井証券 0% 詳細
4 auカブコム証券 0% 詳細

※年率(最大)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の場合、マネックス証券が最も還元率の高い証券会社です。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、低コストで米国株に分散投資できるおすすめの銘柄です。投資信託を利用した米国株投資で、最有力の投資先と言えるでしょう。

この記事の執筆者

やさしい投資信託のはじめ方編集部

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