つみたてNISA(積立NISA)におすすめの口座はどこ?金融機関を比較

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by Josh Tasman

前のページでは、【つみたてNISAがどのような制度なのか】【"つみたてNISA"と"NISA"の違い】【どちらを選ぶのか】・・・などをまとめました。続いては、つみたてNISAをどこで始めれば良いのか?を探っていきましょう。ここでは口座を開く前にチェックしたいポイントをリストアップしています。各金融機関を比較し、自分に合ったものを選びましょう。

(1)銀行か証券会社、どこで始めるか?

つみたてNISAは、銀行や証券会社で始めることができますが、以下のような理由から、銀行よりも証券会社(特にネット証券)の方が、使い勝手が良いでしょう。

①取り扱い商品数が多い

ネット証券と他の金融機関との比較(2020年4月現在)
金融機関 SBI証券 みずほ証券 ゆうちょ銀行
本数 160本 3本 12本
最低投資
金額
100円~ 1,000円~ 1,000円~
購入単位 1円単位 1,000円単位 1,000円単位
買い方 毎月・毎週・毎日など 月1回のみ 月1回のみ

ネット証券は、店頭型の証券会社や銀行と比較すると、つみたてNISA対象の投資信託が100本以上あります。ここでは例としてSBI証券を出しましたが、つみたてNISAを取り扱う他のネット証券でも100本以上の投資信託を揃えています。また、SBI証券や楽天証券では、投資信託を買い付けする日を1か月の中で複数日に設定できるので、よりリスク分散したい場合におすすめです。

②どこでも取引ができる

近年では銀行系の金融機関でも、インターネットを介してどこでも取引ができるように変わってきましたが、金融機関によっては一部の商品のみインターネット経由で取引ができるという制限を設けている場合もあります。

一方ネット証券では、インターネットで口座の情報を確認できたり、取引できたりします。わざわざ店頭に出向く手間を省けるのが、ネット証券のメリットです。

③将来的に株の取引もできる

銀行では限られた投資信託しか購入できませんが、将来的にはETFや株も運用してみたい方は、株も購入できる証券会社を選択すると良いでしょう。

以上のことから、つみたてNISAを始めるなら銀行よりもネット証券がおすすめです。

(2)口座選びで比較するポイント

続いては、口座選びのポイントを見ていきますが、その前にNISA口座開くときに覚えておきたいポイントがあります。

通常の証券口座は、一度に複数の金融機関で開設できますが、つみたてNISAやNISAのような税金が優遇される口座は、2つ以上の金融機関で、並行して運用することができません。例えば、2018年にA証券とB証券でつみたてNISAの口座を開設して、年間80万円分の非課税投資枠をもらうという使い方ができません。

※ただし、年ごとに金融機関の変更はできます。(2018年にA証券。2019年はB証券という使い方はできます)。

以上を踏まえて、口座選びのポイントを見ていきましょう。

①商品ラインナップ

つみたてNISAで運用できる商品は、全部で182本あります(2020年7月現在)。ところが、コンビニの品揃えが店によって違うように、金融機関によって少しずつ取り扱う商品が違います。

取り扱い本数が多いことに越したことはありませんが、それよりも自分が取引したい商品があるかどうかが重要です。事前に金融機関のサイトなどで、商品ラインナップを調べておきましょう。

商品選びのポイントに関しては、別ページで紹介しています。

②使い勝手・金融機関独自のサービス

金融機関によって、使い勝手が異なります。例えば、A証券は投資信託の積み立て日を月1回しか指定できないが、B証券は毎週設定ができる・・・といった感じで、サービス内容がそれぞれ違います。また、資産運用をアドバイスするツールや、取引を便利にするツールが用意されている金融機関もあります。

③特典・キャンペーン

金融機関によっては、口座を開設することで特典が受けられるキャンペーンが実施されることもあります。自分が注目する金融機関が、キャンペーンを実施している場合は、うまく活用すると良いと思います。

これらが、つみたてNISAを始めるうえでチェックしたいポイントです。先にも書いた通り、一度開設すると年が変わるタイミングでしか金融機関を乗り換えることができません。よって、NISAの口座を開設する前に通常の証券口座を開設し、使い勝手を試すのもよいでしょう。

(3)主要ネット証券「つみたてNISA」の特徴

主要証券会社のつみたてNISA情報(2020年4月現在)
証券会社 投信
取扱本数
積立頻度 独自の機能など
SBI証券 160本 毎日・毎週・毎月
など5つから選択
NISA枠を使い切れる『NISA枠ぎりぎり注文
楽天証券 156本 毎日・毎月から選択 楽天スーパーポイントで投信が買える
マネックス証券 149本 月1回 資産設計サポートツール『MONEX VISION β
松井証券 152本 毎日・毎週
毎月から選択
資産管理アドバイスツール『投信工房』で資産管理をサポート
野村証券 7本 月1回 信託報酬0円の「野村スリーゼロ先進国株式投信」を買える

SBI証券

SBI証券イメージ
※SBI証券公式サイトより

【特徴】

  • 対象商品の取扱本数はネット証券でもトップを誇る
  • 投資信託の積み立て日を柔軟に設定できます
  • NISAの投資可能枠を使い切る『NISA枠ぎりぎり注文』を利用できます

楽天証券

楽天証券イメージ
※楽天証券公式サイトより

【特徴】

  • 対象商品の取扱本数はネット証券でもトップクラス
  • 積立の頻度は毎日もしくは毎月から選べます
楽天カードイメージ

楽天証券では楽天カードクレジット決済で、投資信託の積立購入ができるようになります。楽天カードクレジット決済を利用すると、積立額の1%分楽天スーパーポイントが付与されます。例えば毎月1万円積み立てすると、100ポイントずつ貯まるのです!(※毎月5万円まで)

貯まった楽天スーパーポイントは積立代金の一部としても利用できるので、無駄なくおトクに投資できますね。 

さらに、楽天証券と楽天銀行の口座連携サービスマネーブリッジと楽天銀行のハッピープログラムに登録すると、投資信託の残高10万円ごとに毎月4ポイントがもらえます。

マネックス証券

マネックス証券イメージ
※マネックス証券公式サイトより

【特徴】

  • 積立頻度は月1回で設定できます
  • 資産設計サポートツール『MONEX VISION β』を利用できます

松井証券

松井証券イメージ
※松井証券公式サイトより

【特徴】

  • 対象投信取り扱いは140本超、主要な商品はカバー
  • 投資信託の積み立て設定を毎日・毎週・毎月から選べます
  • 資産管理アドバイスツール『投信工房』で資産管理をサポート

野村証券

野村証券イメージ
※野村証券公式サイトより

【特徴】

ここまで、口座選びのポイントを見てきました。
次のページでは、つみたてNISAで運用できる商品をカテゴリ別でまとめています。