野村ワールドリート通貨選択型ファンド(ブラジル・レアルコース)
(最終更新日 2018/02/28)
「野村ワールドリート通貨選択型ファンド(ブラジル・レアルコース)」は、 アメリカと日本のREIT(リート)を中心に運用している通貨選択型の投資信託です。構成比率は北米が約60%、日本が約10%を占めています。アクティブ型ということもあり手数料はかなり高めになっています。(おすすめ度 ★★☆☆☆)
基礎データ
連動対象 | なし |
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ファンド設定日 | 2011年3月11日 |
分類 | 海外リート型アクティブ |
基準価格 | 3,790円 |
最低申込金額 (SBI証券) |
100円~ |
購入時手数料![]() |
3.24%(1億円未満) |
運用管理費用 (信託報酬) ![]() |
1.7276%程度 |
信託財産留保額![]() |
0.3% |
運用資産額 | 20.14億円 |
トータルリターン![]() (1年/3年/5年) |
2.51% / -3.37% / 6.95% |
⇒最新のチャート・基礎データはこちらよりご覧になれます。
投資信託の紹介
購入手数料は3.24%で、運用管理費用も1.7276%とかなり高い水準にあります。“100円から(SBI証券の場合)”購入できますが、保有中に支払うコストが高く、分配金を毎月出していますので、長期保有を前提とした積立投資には向きません。純資産総額は27億円となっています。
FRB(米連邦準備制度理事会)による継続的な量的緩和(不動産証券の買い支え)があり、アメリカのREITは順調に値を戻しています。しかし、ブラジルレアルが景気失速による金利低下を受けて安くなっており、結果的にREIT価格上昇による価値拡大を打ち消す形となっています。また、ブラジルレアルと米ドル・日本円の金利差が縮小したことで、為替ヘッジプレミアムと呼ばれる利益も縮小しています。ブラジル企業の景況感から判断する限り、まだしばらくはレアルが高くなるような状況ではないので、購入は控えた方が良いかと思います。