LINE証券からSBI証券への移管方法【おすすめ限定キャンペーンも紹介】
LINE証券(ライン証券)は、証券事業から撤退することを発表しました。2024年中をめどに顧客の資産は野村證券へ移管されます。LINE証券のつみたてNISAで持っている投資信託は、野村證券のつみたてNISA口座で管理されることになります。
野村證券は投資信託保有によるポイント還元はありませんし、株の売買手数料も比較的高く設定されています。対して、SBI証券は投資信託を持っているだけで高還元率でポイントをもらえますし、かんたんな条件を満たすことで国内株式の取引手数料も完全無料になります。
LINE証券で持っている投資信託や株は、SBI証券に移管するとお得です。
SBI証券との限定タイアップキャンペーン
SBI証券は、投資信託のラインナップが充実している証券会社です。一方、野村證券は、LINE証券で持っている株や投資信託の移管先となる証券会社です。このページでは、どちらがおすすめなのか両社を徹底比較していきます。
このページのもくじ
LINE証券から投資信託や株は移管できる?【出庫手数料】
LINE証券は、証券サービス縮小にともない、2023年7月24日より「いちかぶ取引の売却時スプレッド」、「現物取引の売却時手数料」が無料化されました。
投資信託の移管手数料(出庫手数料)は、2023年12月11日より無料化されました。また、株の移管手数料(出庫手数料)も、2023年11月17日より無料化されています。
SBI証券とLINE証券の間での、移管できるかどうか・移管手数料は以下の通りです。
移管元 → 移管先 |
投資信託 | 株式 |
---|---|---|
LINE証券 → SBI証券 |
○ できる 無料 |
○ できる 無料 |
投資信託の移管方法・やり方
まだSBI証券の口座がない人は、移管の手続きをする前に開設しておきましょう。その際は、当サイト限定タイアップキャンペーンをせびご利用ください。
約5分で申込み完了します。
なお、以下3銘柄はLINE証券専用ファンドであり、SBI証券に移管できないためご注意ください。
- ブラックロックおまかせバランス投信
- バリューハント日本株
- フューチャートレンド世界株
投資信託の移管方法・やり方は以下のとおりです。
Step1
LINE証券に問い合わせて「移管依頼書」を送付してもらい、必要事項を記入します。
移管依頼書の振替先(受け方)口座明細欄には、SBI証券の情報を記入します。
Step2
移管依頼書に必要事項を記入して、LINE証券に返送します。
Step3
2週間ほど待ちます。(最長1か月かかる場合があります)
Step4
入庫が完了すると、SBI証券のウェブサイトに反映されます。
SBI証券vs.野村證券比較一覧表【どっちがおすすめ?】
新NISAでの積立投資
新NISAでの積立投資はSBI証券のほうがおすすめです。詳しく比較解説していきます。
投資信託の取扱
投資信託の取り扱いは、SBI証券のほうが充実しています。
SBI証券の投資信託ラインナップは、全証券会社の中でも群を抜いて充実しています。
世界最大級の運用会社であるバンガード社のETFに超低コストで投資できる「SBI・Vシリーズ」、ブラックロック社のETFに超低コストで投資できる「SBI・iシェアーズ(サクっと)シリーズ」、業界最低水準の運用コストを目指し続ける「eMAXIS Slimシリーズ」などに投資できます。
比較項目 | SBI証券 | 野村證券 |
---|---|---|
新NISAつみたて投資枠対象商品本数 | 246本 | 19本 |
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | - | |
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド | - | |
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド | - | |
サクっとインド株式 | - | |
サクっと日経225 | - | |
サクっとTOPIX | - | |
比較項目 | SBI証券 | 野村證券 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | ||
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | ||
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) |
クレカ積立
SBI証券には、三井住友カードの発行するクレジットカードで投資信託を積み立てられるサービス「クレカ積立」があります。ポイント還元を受けられるため、ふつうに積み立てるより断然お得です。
なお、野村證券に、クレカ積立のような購入時にポイント還元を受けられるサービスはありません。
比較項目 | SBI証券 | 野村證券 | |
---|---|---|---|
ポイント 還元率 |
通常 | 0.5% | - |
ゴールド | 1.0% | - | |
プラチナ※ | 2.0% | - | |
プラチナプリファード | 5.0% | - | |
クレジットカード | 三井住友 カード |
- | |
貯まるポイント | Vポイント | - |
※プラチナプリファード以外
ポイント還元
SBI証券では、投資信託の保有金額に応じてポイントが貯まります。貯めるポイントは「Vポイント」、「Pontaポイント」、「dポイント」、「PayPayポイント」、「JALのマイル」から選べます。ただし、「JALのマイル」を選んだ方は通常の0.5倍の付与率となるため、ご注意ください。
銘柄名 | SBI証券 | 野村證券 |
---|---|---|
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | 0.022% | 取扱なし |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 0.0175% | 取扱なし |
ひふみプラス | 0.15%※ | 還元なし |
※ひふみプラスは、月間平均保有金額が1,000万円以上の場合「0.25%」となります。
iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)
SBI証券のiDeCoは、人気のインデックスファンド「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」や人気のアクティブファンド「農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね」などがラインナップされています。
対して、野村證券のiDeCoは、野村アセットマネジメントの投資信託を中心としたラインナップになっています。
以下のように、インデックスファンドはSBI証券のiDeCoのほうが低コストで豊富な商品ラインナップとなっています。
資産の種類 | SBI証券 | 野村證券 |
---|---|---|
国内株式(TOPIX) | 0.143% | 0.154% |
先進国株式 | 0.09889% | 0.09889% |
新興国株式 | 0.1859% | 0.275% |
全世界株式(除く日本) | 0.05775% | 取扱なし |
米国株式(S&P500) | 0.09372% | 取扱なし |
ポイント投資
SBI証券では、「Vポイント」、「Pontaポイント」を「1ポイント=1円」として投資信託を購入できます。投資信託の購入は、手数料無料で100円から可能です。ポイントは購入代金のうち1ポイントから使えます。
対して、野村證券は、投資信託の購入にポイントを使えません。
比較項目 | SBI証券 | 野村證券 |
---|---|---|
利用できるポイント | Pontaポイント Vポイント |
- |
最低購入金額 | 100円 | - |
定期売却サービス
SBI証券には、投資信託を定期売却できるサービスがあります。
リタイア後、運用を継続しながら少しずつ売却していく際に便利です。定期売却に対応していない証券会社では、その都度、売却の注文を入れる必要があります。
なお、野村證券に、投資信託を定期売却できるサービスはありません。
設定 | SBI証券 | 野村證券 |
---|---|---|
毎月 | 対応なし | |
奇数月 | ||
偶数月 | ||
ボーナス月 |
このように、SBI証券の定期売却サービスは「毎月」だけでなく、「奇数月」、「偶数月」も選択できます。さらに年2回まで「ボーナス月」として異なる金額を設定できます。
米国株・米国ETF
SBI証券では、米国株・米国ETF取引手数料は「約定代金×0.495%」です。約定代金が2.02ドル以下の取引では手数料無料となります。また、手数料の上限は22ドルです。また、為替手数料も無料となっています。
一方、野村證券は、1注文当たりの約定代金にかかる手数料が高く設定されています。手数料の上限は251,429円です。電話での取引・店舗での取引では、さらに手数料が高くなります。
以下のように、SBI証券で米国株や米国ETFを購入したほうが手数料を低く抑えられます。
比較項目 | SBI証券 | 野村證券 |
---|---|---|
10万円 | 495円 | 2,389円 |
20万円 | 990円 | 2,389円 |
30万円 | 1,485円 | 3,142円 |
40万円 | 1,980円 | 4,274円 |
50万円 | 2,475円 | 5,405円 |
100万円 | 3,096円 | 6,160円 |
500万円 | 3,096円 | 22,125円 |
(2023年8月現在)
国内株・国内ETF
国内株・国内ETFの取引手数料は、SBI証券のほうがお得です。
SBI証券ではかんたんな条件を満たすことで、国内株式の取引手数料が完全無料になります。以下をすべて郵送から電子交付に切り替えるだけです。
- 円貨建・米株信用の各種報告書
- 外貨建(米株信用を除く)の各種報告書
- 特定口座年間取引報告書
上の条件を満たしていなくても、25歳以下の国内株・国内ETF取引手数料は完全無料です。
SBI証券には、2つの手数料コースがあります。1日の取引金額の合計で手数料が決まるコースと、1回の取引金額に応じて手数料が決まるコースです。
対して、野村證券の手数料は、1回の取引金額に応じて決まります。
1注文の約定代金 | SBI証券※ | 野村證券 |
---|---|---|
5万円 | 無料 | 152円 |
10万円 | 152円 | |
20万円 | 330円 | |
50万円 | 524円 | |
100万円 | 1,048円 |
※ゼロ革命対象者
国内ETF取引手数料の優遇
SBI証券では123銘柄の国内ETFの取引手数料が無料となっています。
対して、野村證券に国内ETF取引手数料の優遇はありません。
SBI証券※ | 野村證券 |
---|---|
123銘柄 | なし |
単元未満株
SBI証券と野村證券には、単元未満株の取り扱いがあります。
通常、株の取引は100株※単位でしか行えません。しかし、SBI証券や野村證券では、1株から取引できます。
※1単元=100株
SBI証券の単元未満株取引(S株)は、買付手数料が無料で24時間いつでも注文できます。
なお、野村證券の単元未満株(まめ株)では、手数料相当額がスプレッドとして取引価格に含まれています。
比較項目 | SBI証券 | 野村證券 |
---|---|---|
買付手数料 | 無料 | 1.1% |
売却手数料 | 無料 | 1.1% |
往復のコスト | 無料 | 2.2% |
注文の受付 | 24時間 いつでも |
平日:6:00~14:00 15:35~翌2:00 休日:6:00~翌2:00 |
銀行との口座連携
SBI証券には、住信SBIネット銀行と口座連携できる「預り金自動スィープサービス」があります。住信SBIネット銀行の預金残高(SBIハイブリッド預金)を、SBI証券での投資信託や株の購入代金に充てられるサービスです。
住信SBIネット銀行の普通預金金利は0.1%ですが、SBIハイブリッド預金の金利は0.11%と優遇されています。
対して、野村證券に、銀行との口座連携による金利の優遇はありません。
SBI証券 | 野村證券 |
---|---|
0.11% | なし |
キャンペーン
SBI証券との限定タイアッププログラム
- SBI証券に新規口座開設する。※1
(住信SBIネット銀行の口座がなければ、同時に申し込んでおきましょう) - 住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金の利用申込を完了させる。※2
- SBI証券の口座に2万円以上入金して、住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金に一括で自動振替する。※3
- もれなく現金2,500円+オリジナルレポートがプレゼントされます。
※1 口座開設申し込み日の翌月20日までに、必要書類を提出して完了させる
※2 口座開設申し込み日の翌月最終営業日の前営業日まで
※3 口座開設申し込み日の翌月最終営業日まで
約5分で申込み完了します。
以下のキャンペーンもあわせてご利用いただけます。
NISAやるならSBIでGO!NISA応援キャンペーン
キャンペーン①
- SBI証券の公式Xをフォロー
- キャンペーン投稿をリポストする。
- キャンペーン投稿のURLから抽選に参加する。(2024年10月31日まで)
- 500円相当のデジタルギフト券が当たります!
キャンペーン②
- SBI証券に総合口座+NISA口座を新規口座開設する。(2024年12月31日まで)
★現金2,500円+オリジナルレポート
限定タイアップキャンペーンを併用 - 新NISAのクイズ3問に全問正解して、キャンペーン②にエントリーする。(2024年12月31日まで)
ヒント:新NISAとは【いつから?年間投資上限額は?非課税保有期間は?】 - 口座開設してから、キャンペーンページへのエントリーが必要です。
- もれなく現金2,000円がプレゼントされます。(2025年1月末頃)
キャンペーン③
- キャンペーン③にエントリーする。(2024年12月30日まで)
- 新規でNISA口座を開設した人は、月平均5,000円以上になるように投信積立の設定をする。
- すでにNISA口座を開設している人は、月平均5,000円以上になるように、積立額を増額する。
(9月の積立額が10月、11月、12月の平均積立金額を5,000円上回る。) - 抽選で現金10万円が30名に当たります!
- はずれはありません!抽選にはずれた人で現金1,500万円が山分けされます。
約5分で申込み完了します。
各種取引の手数料は、SBI証券のほうが野村證券よりも低く抑えられています。そのため、LINE証券で持っている投資信託や株は、野村證券に移管される前に、SBI証券に移管するとお得です。また、SBI証券には「投信お引越しプログラム」というサービスがあり、LINE証券へ支払った移管手数料をSBI証券に全額負担してもらえます。